余計な人間関係はいらない

よく人間関係で仕事をする人がいますが、それだと疲れます。人間関係で仕事をするというのはどういうことかというと、人格で仕事をしてしまうことです。たとえば気に入るとか気に入らないとか、あいつは素直だからとか、礼儀正しいとか、人柄がいいからなどといった理由で仕事をするということです。

あるいは、仕事をもらうために気に入られようとしたり、何でも言うことを聞いてしまうなどが人間関係で仕事をするということです。なぜ人間関係で仕事をすると疲れるのかというと、いつも相手の機嫌を気にしたり、相手のタブーを気にしたりしなければならないからです。

もしかしたらこれを言ったら怒るかなとか、見捨てられるかなといった恐怖にいつもおびえていなければなりません。それでは相手の機嫌を取ることばかりが気になって、本当に相手の利益になることも考えられません。

相手が本当に望んでいるのは問題を解決したり、利益を得ることであって、機嫌をとってもらうことではないはずです。その証拠に、高度な仕事を引き受けてくれる人は、たとえ無愛想だったりしても、たくさんの人が喜んで仕事を依頼しにやって来ます。医者や弁護士は決して愛想のいい人ばかりではありませんが、「先生、先生」と言って多くの人慕ってきますよね。

私は日本のビジネスをやっている人は経営者からサラリーマンまで、人間関係で仕事をする人が多いと感じます。そして、お互いに恐怖し、お互いにプレッシャーを掛け合っているのです。

お互いに、ご挨拶がないとか、付き合いが悪いとか、いかがなものかとか、これは失礼だとか言って、恐怖にビクビクしているのです。僕はこういうのは本当にばかげていると思います。自分たちで自分たちの首を絞めているようなものです。

特にサラリーマンの世界では、会社の中でご挨拶とか、接待とか、人間関係のことばかりしています。彼らの中にはそれが仕事だと言ってはばからない人もいるのです。取引先ならまだしも、給料をもらって従業員同士がご挨拶とか接待をしているなんて、自分が経営者なら全く許せないことです。

こうならないためにはどうしたらいいのかというと、自分の提供できる価値をちゃんと持てばいいのです。提供できる価値があれば、お客さんと直接繋ることができるので、お客さんに買ってもらえるかどうかだけ気にしていればいいのです。お客さんは、圧倒的な価値を感じてくれれば買ってくれるので、人格がどうだというのはほとんど関係ありません。

必要なのは、表面的なコミュニケーション能力や空気に従う能力をつけることではなく、自分の提供できる価値を高めることです。そうすれば、自分はこういうスタイルですとか、自分は1日1時間しか仕事をしませんとかいったことも、相手は聞いてくれます。要はきちんと価値を提供できればいいので、一生懸命仕事をするふりをしたりする必要もありません。

自分が提供できる価値を高め、自分がwant-toで関われて、自分のわがままを聞いてくれる人と仕事をしましょう。そうじゃない、やたらとご挨拶とか態度とか礼儀とか言ってくるような人とは遠ざかることです。そんなものは、提供する価値とは関係がありません。
自分が相手に提供できる価値のことだけ考えていれば、ストレスを感じることなく仕事ができます。

自分の提供する価値を高めるためには、want-toでなおかつ人の役に立つことを探して、能力を高くする必要があります。want-toのことなら苦にならないので、どんどん提供できる価値を高めていけます。そうやって、相手にとって価値ある能力を提供したり、価値ある商品を開発したりしていけばいいのです。

人間関係や人格で仕事をせずに、相手に提供できる価値を高めて仕事ができるようにしてみましょう。

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