目標を立てて、頑張ろうとしても、なかなかうまくいかなかったことはありませんか?ではどうして頑張ろうとして、なかなかうまくいかないのでしょうか?
催眠術で潜在意識を変える意味
それは、潜在意識が変わっていないからです。
目標を立てて頑張ろうというのは、意識的な努力です。
これで変わればいいですが、自分では気づかない心の中の領域で、変化を拒んでいたら、逆に戻されてしまいます。
本当に変わりたいなら、潜在意識レベルで変わる必要があるのです。
催眠術では潜在意識を変えることができます。催眠術で潜在意識に直接働きかけることによって、潜在意識を変化させることで、意識的に頑張らなくても目標が達成できるようになります。
潜在意識は、意識しなくても自動で動いています。例えば、私たちは歩くときに歩き方を意識しませんが、難なく歩けますね。
普段通勤している道なら、気付いたら会社についていた、ということもあるくらいです。同じように、気付いたら目標が達成していた、となれば、頑張る必要もないわけです。
潜在意識を変えないダイエット
もちろん、意識的にずっと頑張っていたら、そのうち習慣になることもあります。しかし、これには時間がかかりますし、失敗することも多いのです。
よくあるのが、ダイエットですね。世の中にはいろんなダイエット法が溢れていますが、挫折する人も多いのが実情です。
置き換えとか、断食とか、○○だけダイエットなど様々ありますが、これらも結局は意識して食事を変えようとする試みです。
これだと、痩せたとしても、いつもとに戻るか不安だったり、実際に戻ってしまったりします。
また、糖質制限が流行っていて、炭水化物を食べない生活を続けるのはストレスですし、健康に悪いです。頭も、食事制限のために容量を使ってしまい、生産性が下がります。
催眠術は意識的な努力を不要にする
こうした意識による努力ではなく、潜在意識を変化させてしまえば、努力感なく変わることができます。その一つの方法が催眠です。
例えば、ダイエットなら、催眠で食べる量を減らしてしまえば、本人は何の違和感もなく摂取カロリーが下がります。そうすると、必然的に痩せてしまうのです。
置き換えとか、糖質制限で、ごまかしながらストレスを我慢する必要はないのです。
催眠で運動も習慣にしてしまえば、スタイルもよくなります。私のクライアントさんでもそういう方がいますが、筋肉がついて、健康になっています。
しかも、なんの努力感もなく、自然と楽しくやっているのです。もう暗示が入ったことすら忘れてしまっています。
催眠術で潜在意識を設計できる
こういう風に、催眠を使うと、潜在意識が良い方向に向かうように設計することができます。意識でやろうとする、ものすごく苦労して、しかも揺り戻しがあるようなことも、何の苦労もなく永続的にできてしまうのです。
潜在意識は非常に強い力を持っています。そこに逆らおうとすれば、膨大なパワーが必要になりますが、味方につけてしまえばとても頼もしいです。
意識的な努力ももちろん有効だと思いますが、潜在意識の力を使わないのはもったいないことだと思います。
自己催眠術で潜在意識を変える
催眠療法で催眠術師に暗示を入れてもらえば、強力に潜在意識を変えることができます。これを他者催眠と言います。
しかし、催眠術は自分で行うこともできます。自分で自分に入れる催眠術を、自己催眠と言います。自己催眠は様々なやり方がありますが、ここでは私が教えている自己催眠の手順を紹介します。
自己催眠のやり方
1、イスなどに座ります。
2、目をつぶって、ゆっくりと5秒くらいで息を吸います。
3、首の力を抜きながら、10秒くらいで息を吐きます。この時、頭が下がる首の力 を十分抜いてください。
4、次に同じ呼吸で肩の力を抜きます。
5、肩の力が抜けたら、同じ要領で、左右の腕→お腹→背中→左右の足→頭の順番に 力を抜いていきます。(手足は、片方ずつ力を抜きます。)
6、頭の力が抜けたら、自己暗示を行ってください。 7ゆっくりと目を覚ましてください。
呼吸法のポイントは、1の長さで吸って、2の長さで吐くことです。秒数は数えな くていいので、感覚で、吐く長さが倍になる感じで呼吸してください。
自己催眠は、根気の良い練習が必要です。また、効果が出ているのかわかりにくいものです。効果を焦らずに練習していくことで、上達していきますので、長い目で見て練習すると良いでしょう。
まとめ
意識的に努力して目標を達成しようとしても、潜在意識が逆方向を向いていたら、失敗しやすく、ものすごいエネルギーが必要になります。潜在意識を味方につけることで、努力感なく目標が達成できるのです。
催眠術は潜在意識を変える強力なツールになります。自己催眠を根気よく練習することで、だんだんと潜在意識を変化させることも可能です。