マインド

情報空間のパターンから抜けだす

情報空間のパターンから抜けだす

情報空間のパターンによって、ビジネスがうまくいくか、いかないかが変わります。また、ゴールの達成や、自己実現ができるかどうかにも関わっています。

パターンを知ることで、自分を変えて、自由や豊かさを手に入れましょう。

情報空間とは何か

私たちは、情報空間の中で生きています。情報空間とはなんでしょうか。情報空間とは、情報がネットワークになっている空間のことです。

インターネットを思い浮かべてください。インターネットは、情報と情報が繋がってネットワークになっていますね。情報空間も同じように、情報がひとまとまりのネットワークになっています。

例えば、ビジネスなら、マーケティング、集客、セールス、見込み客、などの概念が繋がりを持っています。人によって、繋がり方は様々です。

私たちの社会は、情報空間によって動いています。法律も情報空間にあります。車が左側通行なのも、法律でそう決まっているからです。

アメリカに行ったら、右側通行になっています。それは、アメリカの法律にそう決まっているからです。情報空間によって、物質的な空間が変わるのです。

もし、道路交通法がある日、「車は右側通行」と書き換わったら、その日から一斉に車が右側を走るでしょう。そして、ハンドルも左ハンドルの車ばかりになります。

おっちょこちょいは、左側を走ってしまうかもしれませんが、ほんのすこしパターンが変わってしまうだけで、ものすごく大きな変化が生まれるのです。

左側通行をしたい人たちの反乱が起きても、すぐに鎮圧されてしまうでしょう。このように、情報空間のパターンは強力に、物質空間に影響を与えているのです。

ビジネスにおいても、人生においても、自分自身が変わって、豊かになりたいのなら、情報空間を変えていく必要があります。

情報空間を変えないで、いくら頑張っても、うまくいきません。うまくいかない時は、情報空間のパターンに、何か不具合がある可能性が高いです。

ビジネスの情報空間を変える

ビジネスでも、稼げない人は、情報空間のパターンがおかしくなっています。例えば、集客をたくさんしたら、売り上げが上がる、と思っていたりします。

これは、「集客→売上」というパターンです。しかし、集客をいくらしても、無料情報にしか興味がない人や、野次馬みたいな人たちが集まってきても、売れるはずがありません。

ところが、稼げない人は、このパターンが正しいと思い込んでいます。だから、「売上が上がらないのは集客スキルが足りないからだ」と考えて、集客の勉強を頑張ったりするのです。

そして、Facebookでメッセージを送りまくるとか、ブログアクセスアップ術などをやってみるのですが、稼げません。

稼げないと、また集客を頑張る、というループになっているのです。なぜなら「集客→売上」というパターンしかないからなのです。ずっとここを行ったり来たりすることなります。

これは、「賽の河原」のようなものです。賽の河原では、死んだ子供が石を積みあげて塔を作るのですが、できあがる頃に鬼が来て崩してしまいます。子供はそれを何度も何度も繰り返すことになるのです。

集客を勉強して売れないと、また別の集客法を試して……というふうに、むだなことを繰り返すのも同じです。

情報空間のパターンがまちがっていると、このように売れないループにはまり続けることになります。ここから抜け出すには、ビジネスの情報パターンを変えなければなりません。

たとえば、「商品作り」や「ポジショニング」という概念を入れてみます。有料で解決したい悩みを持っている人をターゲットにして、そのための高額商品を作るのです。

自分の強みがある分野で、悩みが深い人を助ける、というふうに頭を切り替えます。そうすると、ただやみくもに集客するのではなく、ターゲットを絞った情報発信ができるようになります。

また、「ビジネスプラン」という概念をパータンに組み込むことで、さらにマーケティングが楽になります。

ビジネスプランは、ビジネス全体の設計図です。設計図がない状態で家を作ると、家がガタガタになってしまいます。ビジネスもビジネスプランがないと、ガタガタになり、無駄が多くなるのです。

ビジネスプランを作れば、有料の濃い見込み客が、スムーズに成約まで至る道を作ることができます。また、うまくいかなかった場合には、どこでつまづいているか、数字で確認しながら改善することができます。

こんな風に、ビジネスの情報空間を、儲かるパターンに変えていけば、どんどん稼げるようになるのです。また、ビジネスの精度が上がり、お客さんも選べるようになります。

そうしたら、コーチングはもっと楽しくなり、時間もお金も手に入れることができるようになります。そのためには、情報空間のパターンを少し変えてあげるだけでいいのです。

情報空間のパターンを変えるには

情報空間のパターンを変えるには、まず自分の現状を客観的に見てみましょう。自分がどんな行動をしているのか、稼げているのか、というのを、なんとなくではなく、明確にしてみます。

集客法をネットで調べていて、稼げない、ということなら、そのパターンを変えなければいけません。ただ、どのように変えたらいいかわからないでしょう。

もし自分でわかったら、稼げているはずですが、わからないから稼げないのです。これを解決するには、稼げている人や、専門のコーチに指導してもらうのが早いです。

タダでは見てもらえないので、お金を払ってでも指導してもらった方がいいです。それは、正しい情報パターンを作ることがすごく価値が高いからです。

実際修正されるのは、ほんの少しのことかもしれません。ちょっとターゲットを変えましょうとか、メディアを変えよう、ということだけかもしれません。

情報量は少ないのですが、だからと言って、価値が低いのではありません。料理だったら、塩加減をちょっと変えるとか、余分な食材を減らす、といった小さなことで、いきなりクオリティが上がります。

油をサラダ油から、太白ゴマ油に変えるだけで、見違えるように味がよくなります。大事なのはポイントを押さえることなのです。

むやみに醤油をドボドボ入れても、美味しくなりませんよね。全体のバランスが、絶妙になって、初めて美味しくなるわけです。

これは、完成品が見えている人じゃないとできません。だから、すでに稼げていて、ビジネスの稼ぎ方の全体がわかっている人に見てもらうのです。

稼げていない人でも、大幅に作り直した方がいい人もいるし、ちょっとしたことで売れ始める人もいます。自分にとって何が必要かを、効率よくつかむためにも、コーチやメンターがいた方がいいのです。

起業塾では、ノウハウを教えて終わりだったり、マンツーマンで見てもらえないところがほとんどです。だから、起業塾では、一部の人だけうまくいって、多くは稼げないとなります。

そのため、マンツーマンでしっかり見てくれる人にお願いしないと、稼げない人はずっと稼げない、ということになるのです。

稼げない人で、ビジネスでお金ができたらコンサルやコーチングを受けます、という人もいますがこれは順番が逆です。

稼げないからコンサルが必要なのであって、自分でできるなら、コンサルはいらないからです。だから、お金を何とか用意してでも、先に受けた方がいいということです。

コーチングビジネスで成功したいなら、情報空間のパターンを作り直すことを考えてください。それは、マーケティングのことや、マインドセットかもしれません。

パターンが変わり、稼げるパターンを手に入れることで、安定して売り上げを上げることができます。

ブログを書き続けること価値ある4つのメリット前のページ

稼げないコーチとダイエットで失敗する人の共通点次のページ

関連記事

  1. マインド

    「抽象度測定リスト」で「天才思考」を身につける

    自分の思考の抽象度ってどれくらいだろう、と思ったことはありませんか?今…

  2. マインド

    他人の意見に左右されなくなる「たった一言の質問」

    高いゴールを設定してそれを目指していると、ときどき「どうせ無理に決まっ…

  3. マインド

    ネガティブな考え方を直す3つの練習法

    自己評価を上げて、自分の能力を引き出すためには、ネガティブな思考の癖を…

  4. ビジネス

    言い訳しても成長できない

    言い訳しても成長できないあなたは、ビジネスをしたり、何かにチャ…

  5. マインド

    「わずかな労力」でゴールを達成するための思考法

    抽象度の高いところへの働きかけは、とてつもないパワーを持っています。今…

  6. マインド

    超簡単に「抽象度の高い世界を体感する」方法

    現状を抜け出すためには、「思考の抽象度」を上げていく必要があります。…

稼げるコーチ養成講座メルマガ登録

Amazon著者ページ(電子書籍一覧)

全記事一覧

有料記事一覧

  1. ビジネスマインド

    言い訳する人が成功しない理由
  2. ビジネスマインド

    自分を責めるのをやめる
  3. ビジネスマインド

    国や会社に依存せず自分を守る
  4. 脳科学

    クリエイティブアボイダンスを防ぐ3つの方法
  5. 脳科学

    抽象度を急激に高める「時間単位」のコツ
PAGE TOP