努力しているのに、
現実が望ましい方向に変わらない、
と思っていませんか?
その原因は、
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カメラの向きが
間違っているから
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です。
みなさんはカメラで
ビデオや写真を撮ったことが
あるでしょうか。
例えば、花を撮ろうとすると、
カメラは花に向き、
その部分を切り取って
写真や映像にします。
カメラは現実を全て
写し取っているわけではなく、
向いた方向を現実として
映し出すのです。
これは人間の脳も同じです。
例えば、
同じ仕事をしている人でも、
高い目標を持っている人と、
なんとなく過ごしている人では、
見える現実が変わります。
同じようなことしているようで、
前者は、大変な仕事でも、
自分の成長の機会と捉えて、
熱心にやるでしょう。
後者は、
どうやって仕事を避けるかに、
全神経を使うかもしれません笑。
こんな風に、カメラの向きによって、
現実が変わり、目指す方向が
変わってしまうのです。
ものすごく足が速くても、
方向を間違えると迷ってしまいます。
また、どんなに
頭の回転を上げて努力しても、
同じようなところを
ぐるぐる回っていては、
何も変わらないのです。
もし、
現実が変わっていかないとしたら、
カメラの向きが、現状維持する方向に
向いている可能性があります。
では、
その問題を解決するためには
どうしたらいいでしょうか?
それには、
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ゴール設定をして、
抽象度の高い視点を作る
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ことです。
ゴール設定の原則を復習すると、
ゴールは、
・やりたいこと
・現状の外側(圧倒的に高いこと)
であることが大切です。
つまり、ゴール設定することで、
現状よりも高い視点を
手に入れることができるのです。
この視点があると、
現実が自分の望ましい方向に
大きく変わっていきます。
現状を維持するために
努力を一生懸命するより、
はるかに効率的になるのです。
うちにルンバ君が一台います。
ルンバくんは、部屋をぐるぐる回って
部屋の掃除がどんどん
うまくなることができます。
人間がやるより
綺麗になる部分もあります。
これは、
現状の「部屋」という枠の中で、
一番良い動きができるようになる
ということです。
ただ、ルンバ君は、
ある日歩き出して、
他の家を掃除し始めることは
ありません。
それは、ゴール設定で
抽象度を上げることが
できないからです。
でももし、ルンバ君が
「世界中の家を綺麗にする!」
というゴール設定ができるとしたら、
歩き出して、隣の家を
掃除し始めるかもしれません。
カメラの向きが変わったので、
家の外にも目が向き、
歩く能力も作り出してしまいます笑。
ルンバ君は無理かもしれないですが、
人間の脳にはそういう力があります。
会社員で、
会社の仕事をうまく回すことだけ
考えていた人でも、
大きなゴールを持って
「世界を良くしたい!」
と思ったら、
会社を辞めてしまうかもしれません。
こんな風に、ゴールを設定して、
視点を変えることに注力すると、
努力しても変わらなかったことが、
大きく変わってしまうのです。
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