こんばんは!石切山です。
今回は、
商品作りを間違うと稼げない、
と言うお話をします。
稼げないコーチの方は、
商品について軽視しています。
そして、ほとんどの人が、
ビジネスはマーケティング手法のことだと
勘違いしているのです。
そのため、Twitterで稼げるとか、
ブログで稼げるとか、
自動化で稼げるといった、
「どう売るか?」
ばかりを気にしています。
つまり、
「良い手法を使うと売れる」
と勘違いしているのです。
逆に言うと、
「自分が売れないのは
マーケティング手法が原因」
と思い込んでいます。
しかし、売れない原因は
ほとんどはそれ以外の部分にあります。
特に、売れない理由は、
「商品がゴミだから」
です。
どんなマーケティング手法を行っても、
商品がゴミの場合売れません。
なぜなら、
ゴミを買いたい人はいないからです。
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売り方より売れる商品が必要
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情弱や、稼げない人はほとんどが、
「売れる手法を使うと稼げる」
と考えています。
なので、
集客の仕組みを変えたら売れるとか、
マーケティングツールを変えると
稼げると思ってしまうのです。
しかし、商品がゴミの場合は、
誰も欲しい人がいないので
売れることはありません。
特に高額商品の場合は、
お客様がどうしても
欲しい商品でなければ売れないです。
このことは、
ほとんどの稼げないコーチは
気付いていません。
ブログをやるか、
SNSをやるかを考える前に、
「誰にどんな商品を売るのか?」
を考えることが大切です。
それが少しズレているだけで
全く売れないからです。
集客の仕組みをいくら作っても、
商品がズレていると人が集まっても売れません。
しかし、稼げないコーチは、
コピーライティングで売れる
SNSで売れる
綺麗なホームページで売れる
と、売り方のことばかり気にしています。
なので、そうしたスキルに
お金と時間をかけてしまうのです。
稼げるようになるには、
商品を「売れる商品」にする必要があります。
コーチングの売れる商品というのは、
「お客様が欲しい理想の未来」
です。
そうした理想の未来を
具体的に提示しなければ
売れるようにはなりません。
しかしほとんどのコーチが
「理想の未来が叶います」
「自由で幸せになります」
という感じで、
肝心の理想の未来の
具体的な内容を示していません。
なので、「幸せになる」というなら
「具体的に何が幸せなのか?」
を明確にしなければいけないのです。
お金持ちになることなのか?
結婚できることなのか?
仲間ができることなのか?
など、定義しなければなりません。
それがはっきりしなかったり、
お客様のニーズからズレていれば売れません。
スキルを学ぶことで
商品の価値を高めようとする人もいますが
スキルを学んでも
商品の価値は高まりません。
むしろ低くなることもあります。
なぜなら、
お客様は自分が得られる結果にしか
興味がないからです。
スキルがあっても、
得られる結果に魅力がなければ
商品の価値も下がります。
例えば心理学の勉強を
している人も多いですが、
心理学を扱いたい人は
マイナス領域の人を
お客様にしようとします。
しかしマイナス領域の人は
あまりお金がなかったり、
自分が成長するために投資しません。
なので、
心理学で学位や資格を取ったりして
レベルが上がったつもりでも、
価格が下がってしまい、
逆に稼げなくなります。
コーチの人でも、
やりたいことがない人、
うつの人など、
どんどんマイナス領域に
ターゲットを移していく人が多くいます。
なぜなら、
自分より下だと思う人を相手にした方が
楽だと思うからです。
だからどんどんマイナスに
向かいやすいのです。
マイナス領域の安い商品の方が
売りやすいと思う人も多いでしょう。
しかし5千円を200人に売るのと、
100万円を1人に売るのなら成功者は、
100万円を1人に売る方が
簡単と考えます。
コーチングで5千円のセッションを
100人に売るのはとても難しいからです。
なので、売れやすい、と言っても
ほとんどのコーチが副業レベルでも
苦労しているのです。
このように、
スキルを学んでも
成功するわけではないことを
理解しなければいけません。
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覚悟がないから成功できない
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稼げないコーチの多くが、
プラス領域の商品に関しては、
「夢がかなう」
「ゴールが実現する」
のように曖昧にします。
そのため、
お客様からしたら何が得られるのか
わからないのです。
こうなってしまうのは、
覚悟がないからです。
稼げるようになるには、
お客様の理想の未来を
約束しなければいけません。
しかし、ほとんどのコーチが
プラス領域の約束をするほど
覚悟がないわけです。
なぜなら、
自分が成功しているわけでも、
成功する覚悟を決めているわけでも
ないからです。
そのため、
「来てくれたら質問で引き出します」
というスタンスしか取れません。
つまり、夢を叶える、
と言ってもお客様まかせにするだけで、
本音は楽をしたいということです。
そんなコーチに大金を
払いたいという人はいません。
商品が売れるには、
結果を約束しなければいけません。
なので、お客様に対しても
「成功しますよ」
「結果が出ますよ」
と言えなければいけないのです。
しかしこういうと、
稼げないコーチは、
「そんな約束できない」
と言うでしょう。
なぜなら、
嘘はつきたくないからです。
この嘘をつきたくない、と言うのが、
稼げない原因です。
しかし、コーチが、
「成功するかどうかわからない」
と言ったら、
お客様は頼みたいと思うでしょうか?
高級な寿司屋が
「美味しくないかもしれない」
と言って寿司を出してくるかです。
高級な寿司屋なら、
「これは美味しいですよ」
と言って寿司を提供します。
その結果が、「まずい」と言う
お客様もいるでしょう。
しかし、結果は
食べてみないとわからないわけで、
お店は全力でおいしいものを出すのです。
なので、コーチングでも
結果が出るかどうかはわかりません。
もちろん手を抜いてやれ
と言うわけではないですよ。
「成功します」と言って全力で
サポートすればいいということです。
コーチは真面目な人が多いので、
「嘘になるかもしれない」
と言う罪悪感を感じたくないのです。
なので
「そんなことまでして成功したくない」
と考えます。
この罪悪感が問題です。
だから、「引き出しますよ」とか
曖昧なことを言ってごまかすしかないのです。
しかし成功するには、
大きなテーマを扱わなければいけません。
現実と未来のギャップが大きいほど、
そこに価値が生まれるからです。
高額商品を作るには、
大きなテーマが必要になります。
なので、
できるだけ遠いゴールを設定して、
その未来を約束しなければいけません。
そのため、
「嘘になるかもしれない」
「結果が出ないかもしれない」
「裏切るかもしれない」
という罪悪感を手放さない限りは、
稼げるようになりません。
多くのコーチが、
その罪悪感を避けるために
スキルを学ぼうとします。
それが落とし穴です。
スキルを学んでも成功はできません。
スキルを学んで成功するなら、
今頃もっとたくさんのコーチが
稼げているはずです。
なぜ成功できないか、と言うと、
スキルを上げるためには
高額のお金を受け取って
本気でセッションをするしかないからです。
なので、
結果を出したいならなおさら、
高額商品を契約して
本気でセッションをすることです。
誰でも最初は初心者なので、
最初のお客様は実験台です。
そこでスキルを上げない限りは、
本当に結果の出るセッションはできません。
結果が出るかわからなくても、
覚悟を決めて結果を出すために
全力でサポートすることです。
もし結果が出なかったら、
延長してあげたり、
文句を言われたら返金をすれば良いのです。
そのくらいでなければ、
いつまでたっても稼げるコーチには
なれません。
この先にお金をいただいて、
実験台になってもらい、
スキルを上げて単価を上げる、
と言う順番を理解してくださいね。
そして、高級なお寿司屋さんように、
当たり前に「結果がでますよ」
と言えるようになることです。
今回は、
商品作りを間違うと稼げない、
と言うお話をしました。
稼げないコーチは、
マーケティング手法で売れる、
と勘違いしていますが、
ほぼ商品が問題で売れません。
高額商品を売るには、
まずコーチが覚悟を決めて
お客様の未来を約束することです。
そうやって価値の高いセッションを
売れるようになれば、
成功することができますよ。