今回は、
コーチングスクールの3つの洗脳
というお話をします。
コーチングで稼ぐために、
スクールでスキルを
身につけようとする人が多くいます。
しかし、
スクールを卒業して資格を取るかどうかは
稼げるかどうかに関係ありません。
むしろ、
スクールや講座に行くことで
稼げなくなるくらいです。
なぜなら、
稼げない概念を洗脳されてしまうからです。
その稼げない概念とは
・リピーター禁止
・ティーチング禁止
・セールス禁止
です。
コーチングビジネスで稼ぐには、
これら3つはとても大切です。
多くのコーチが稼げないのは、
これらを使えないように
洗脳されていることが原因です。
私自身も
コーチング団体にいたときには、
こうした概念を教えられていました。
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リピーター戦略がなければ安定しない
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リピーターを禁止すると、
ビジネスは安定しません。
なぜなら、ずっと新規のお客様を
とり続けなければならないからです。
どんなビジネスでも、
リピーター戦略は重要です。
新規のお客様と、既存のお客様では
新規のお客様に契約してもらう方が
ずっと難しいからです。
なので、
新規をとり続けなければいけない
ビジネスはとても不安定で、
稼ぎにくくなります。
特にコーチングは、
どんどんお客様がくるほど
ニーズが多くありません。
なのでビジネスが簡単に
行き詰まるわけです。
しかしコーチングスクールは
コーチングの建前があるので、
リピーターを禁止します。
コーチングは
1回受けたら卒業という建前です。
なので、6ヶ月コースを受けたら、
もうコーチングは必要ないことになります。
なぜなら、コーチングの理念上、
1回で完結することにしておきたいからです。
この概念が入っているコーチは、
再契約をしません。
なので、半年コースなら、
半年ごとに新しいお客様を
探さなければいけないわけです。
しかし、リピーター戦略があれば、
1人のクライアントが継続すれば、
半年コースの場合1年で
2人分の契約になります。
なので、
5人クライアントがいて全員が継続すれば、
10人分の契約になるわけです。
10人契約があれば、
商品が30万円であれば、
年収は360万円です。
ということは独立して
プロになることもできます。
このようにリピーター戦略で
ビジネスを安定されることが
経営で大切なのです。
5人クライアントがいて
半年で全員卒業、となると
次の5人をまた新規で探すことになります。
これはほぼ稼げないビジネスモデルです。
なので稼げるようになりたければ、
リピート禁止の概念を
捨てなければいけません。
再契約しないということは、
クライアントも
せっかくいいコーチを見つけても、
また探さなくてはいけません。
大きなゴールになるほど、
半年や1年では解決しないわけです。
だから結局は
他のメンターを探すことになります。
クライアントのことを考えたら、
ゴールが達成するまで
サポートし続けることが大切なのです。
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ティーチングなしでは成功させられない
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次にティーチング禁止です。
コーチングスクールのマーケティング上
ティーチングとコーチングを
分けなければいけません。
「ティーチング」
「コーチング」
と分けることで、
「古い指導法であるティーチングとは違う」
というポジションを
取ることができるからです。
なので、
ティーチング、コーチングと
分けて言っている時点で洗脳なのです。
コーチの方でもやたらと
「ティーチングはしない」
と言う人もいますが、
それはスクールのマーケティングが
成功しているからです。
私も正直「ティーチング」という言葉を
わざわざ出したくありませんが、
説明のために使いますね。
コーチは本質的には
クライアントをゴールに導かなければいけません。
しかし、
ティーチングはしない
答えはクライアントの中にある
価値観は変えない
と言っていては
ゴールには連れていけないわけです。
なぜなら、
クライアントの中の答えや
価値観でわかることは、
小さな問題だからです。
しかしゴールは大きなテーマなので、
クライアントの中に答えはありません。
答えがないのに、
いくら引き出しを開けてもみても
何も出てこないのです。
そのため、
そんなコーチにいくら質問されても、
成功することはできません。
その上、半年で卒業、と言われたら
クライアントがかわいそうだと思います。
そんなコーチが多いので、
コーチングって意味ないよね、
と言われてしまうわけです。
大きなゴールを達成するには、
引き出しの中にない答えを
教える必要があります。
スクールの講師やスタッフは、
稼げてない人が多いです。
なので、成功する方法を
教えることができません。
そのため、
答えを聞かれると困るわけです。
なのでティーチングはしないことに
しておきたいのです。
クライアントを成功させるには
ティーチングが必要です。
ティーチングをしないコーチの商品
は価値が低いのです。
なので、稼げるようになるには、
ティーチングをして
価値を高めなければいけません。
ゴールと現状のギャップを埋めることが
コーチングの価値だということを理解してください。
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セールスにプラスイメージを持つ
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最後にセールス禁止です。
セールス禁止や、
ひどいとビジネス禁止のところもあります。
それではコーチは
稼げるようにはなりません。
なぜセールス禁止かという
合理的な理由はありません。
たぶん、体面が悪いからだと思います。
セールスをしたくなければ
する必要はありません。
しかしセールスをしなければ
ビジネスはとても難しくなります。
もちろん押し売りはよくないですが、
セールスなしでは成約率が
落ちても仕方がありません。
お客様からお金を払いたい、
というのを待つしかなくなります。
セールスしても稼げないのに、
稼げないコーチがそれで稼ぐのは不可能です。
有名人ならまだいいですが、
無名人のところには
誰も来ないからです。
体験セッションに来る人でも、
受けると決めてくるのは
1〜2割くらいです。
その他の6割は迷っていて、
2割はクレクレ君です。
なので、6割の迷っている人が
契約するかどうかが大切になります。
そのときセールスで
背中を押してあげれば
契約する人も多いからです。
セールスをしないコーチは、
この6割を取りこぼすことになります。
なので成約率は良くて
2割以下になるわけです。
1割、2割の成約率だと、
10人のクライアントを集めるのに
50〜100人の体験セッションを
しなければいけません。
それだけの数の集客は、
稼げないコーチには難しいわけです。
しかもこれはマーケティングを
しっかり完成させた上での数字なので、
ほとんどのコーチの成約率は
もっと低くなると思います。
これでは、
とても稼げるようにはなりません。
セールスは悪いものだと
思っている人が多いですが、
体験セッションまで呼んでおいて
セールスしないのは逆に失礼です。
なぜなら、
セールスして欲しい人もいるからです。
成功したいけど
一歩踏み出せない人もいるので、
背中を教えて上げることが大切です。
そんなふうに成功するきっかけを
与えることも大切です。
なぜなら、
お客様はコーチの商品を全て
わかっているわけではないからです。
私のクライアントでも、
実際にセッションを受ければ、
想像もつかないようなことを
たくさん教えます。
なので、
そこまでしてくれるんですか?
と驚かれることもあります。
逆に、
クライアントに想像できるようなことを
教えていては、
コーチングにならないわけです。
やる気がある人には、
しっかり契約までしてあげることです。
こんなふうに、
契約して上げることで
お客様を成功させることができます。
セールスに悪いイメージが
ある人が多いですが、
商品を自信を持って
セールスすることです。
契約して全力でサポートし
ゴールに近づければ、
お客様はあなたに感謝します。
そうした
成功する未来のイメージを持って
ビジネスをしてくださいね。
今回は、
コーチングスクールの3つの洗脳
というお話をしました。
スクールに行ったら方がプラスになる、
と思っている人が多いですが
マイナスになっている人もとても多いです。
稼げない間違った概念を教えられると、
自分でブレーキを踏んでしまうので
成功できなくなります。
なので、
今日のお話をしっかりと理解して、
正しい価値観でビジネスをしてくださいね。
そして、
あなたも稼げるコーチになってください。