コーチングで稼げない人の3つの特徴
コーチングビジネスで稼げないコーチは、なぜ稼げないのでしょうか。稼げない人の3つの特徴について解説します。
稼げない人の特徴を知り、反対のことをすることで、稼げる確率が上がります。
コーチングで稼ぐと決めていない
コーチングで稼げない人は、コーチングで稼ぐと決めていない、覚悟がありません。コーチングスクールに行く人は、お金を稼ぐ気がないという意味で、趣味感覚の人、副業で稼ぎたい人、本業で稼ぎたい人がいます。
このうちお金を稼ぐ気が最初からない人については、稼げないのは当たり前だし、問題もありません。稼げるかもしれないし、稼げなくても楽しいからいいのです。
稼げない、ということで問題になる人は、副業レベル、本業レベルで稼ごうと考えている人です。どちらにしても、コーチングで稼ぐと決めていないと、ビジネスはうまくいきません。
それは、人をコーチングするというのが、そんなに簡単なことではないからです。
コーチングというのは、人の人生を変える仕事です。人の人生を変えるので、コーチの側も本気で取り組まないと、うまくいきません。
適当にやって、傾聴していればうまくいくというものではありません。そのため、コーチングというものを真剣にできない人は、成果を出せないので、まず稼げないです。
副業でお金儲けの手段の一つくらいに考えて、稼げたらいいな、と思っている人は、無理です。副業で、土日とか夜だけであっても、本気でできる人なら稼ぐことができます。
また本業にしたい、という人でも、そう言っているだけの人と、本当に独立すると決めている人だと、かなり差があります。
コーチになりたいと思っている人は多いですが、では今の会社の居心地の良さとか、安定、それまでかけた時間などを捨ててもコーチになると覚悟が決まっている人はわずかです。
たいていの人は、会社が嫌だと言っていても、結構居心地がいいです。独立してしまうと、次の日から何の保証もないのですから、それに比べたら、会社員の方が安心です。
そのため、よほどの思いがない限りは、稼げないのです。
ダブルワークというのは、誰でも大変です。1つの仕事だけでも大変なのです。時間がない、疲れた、と言い訳はいくらでもすることができます。
しかし、副業でも、独立を目指す人でも、会社以外の時間を使って地道にマーケティングできる人が稼げるのです。これはビジネススキルの問題ではなく、その人がどれだけコーチングをしたいかにかかっています。
コーチングで稼ぎたいなら、このあたりの意識を高めてください。
稼ぐための行動しない
コーチングで稼げない人は、稼ぐための行動が圧倒的に少ないです。稼ぐための行動、というのは、売り上げを上げるための行動のことで、マーケティング、商品作り、セールスなどがあります。
例えば、ブログを書いたり、体験セッションを募集したり、高額商品を作ったり、なども稼ぐための時間です。
これらの時間を使わなければ、稼げないということは、はたから見れば誰でもわかることです。いくら優秀なコーチであっても、誰にも言わないで家の中でゴロゴロしてたら、クライアントが家のチャイムを鳴らしてくれるでしょうか。
誰も知らないのに、そんなことはありえませんね。まず、自分がコーチであることを知らせなければなりません。ところがこんな当たり前のことも稼げないコーチはわからないのです。
SNSでアカウントを作って、日記みたいなことを書いていたら、お客さんが来ると思っています。ホームページも作ったところで、ネットの中ではほとんど誰も気づいていません。
私は、ブログを1日1時間書きましょう、と言っていますが、そうすることで、検索から来てくれる人が増えてくるからです。もちろんちょっと書いただけではダメなので、3か月とか半年くらいはやらないと人に知られません。
この1日1時間という時間ですら、稼げないコーチは取れないのです。これでは当然お客さんは来ません。
コーチングというのは、コーチが思っているほどみんな知りません。それに、コーチング欲しい、と思っている人はとても少ないです。
コーチはコーチになったら、自動でクライアントがつくように感じているかもしれませんが、そんなことはないのです。これは、他のビジネスと同じなのです。
街で整体の看板を出したら、訪ねてくる人がいるかもしれませんが、コーチングの看板を出しても、なんだそれ、どころか、まったく気づいてもらえないでしょう。
だから見込み客の悩みを解決するための情報発信などを、していくことが必要です。
コーチングの資格を取りました、と言って、写真を載っけている人とかもいますが、コーチが思っているほどコーチングは特別なものではありません。
他のビジネスと同じように、マーケティング活動をできた人が稼げるのです。
稼ぐための活動は、コーチングスキルを上げる勉強とか、集客法を学ぶ時間などは含みません。それらはいくらやっても、クライアントはつかないからです。
そうした勉強を捨てて、稼ぐ活動をしてる人のほうが、ビジネスはうまくいきます。もちろん、コーチならスキルアップも大事なのですが、稼ぐのとは別に考えなければいけません。
稼ぐのは、稼ぐ時間を使うから稼げるのです。1日セミナーに出ても、稼ぐ時間は0です。ブログを1時間書いたら、稼ぐための時間は1時間です。
こうした単純なことが理解できるかどうかに、ビジネスの成功がかかっています。変なプライドは捨てて、単純に考えてください。
稼げない人で同士でつるむ
稼ぎないコーチに限って、稼げない人同士でつるんでいます。稼げない人どうしでセミナーをやったり、コラボをしたりしているのです。
しかし、単独でも稼げない人たちが、集まって稼げるでしょうか。それは無理な話です。1人の集客力がない人が、何人集まっても、大した集客はできません。
そして、集客がいくらかできたとしても、クライアントがつかないコーチに、クライアントはやはりつかないのです。
稼げない人は、集客が大事だと思っています。たくさん人数を集めれば、クライアントがつく、と思っているのです。しかし、当然ながら、お金を出す気がない人が集まっても、数十万円という商品が売れることはありません。
逆に、あなたの商品を欲しい人が集まれば、3人の集客でも十分なのです。集客を広げるのは、そうした精度の高い仕組みができてからです。
稼げない人同士でつるんでいると、こうしたことも気づけません。励まし合うことはできても、大きく成長することはできないのです。
そして、稼げない人が集まってしまうと、そこで友達ができたりして、居心地が良くなって、抜け出せなくなります。居心地がいい範囲のことをコーチング用語でコンフォートゾーンと言います。
居心地がいいところにとどまっていると、稼ぎたいと思っていても、稼げる人が入ってくると、気分が悪くなります。それは、自分の居心地のいいゾーンが崩されてしまうからです。
こうなってしまうと、そこから抜け出すのが難しくなります。
ではどうしたらいいでしょうか。
答えは簡単で、稼げる人とつるんでください。
稼ぎたいなら、少なくとも、自分より稼いでいる人と付き合いましょう。そんな人周りにいないよ、と思ったとしたら、その人は、稼げないコンフォートゾーンにどっぷり浸かっています。
周りにいないなら、お金を出してでも、メンターやコーチをつけましょう。そうすることで、コンフォートゾーンを引き上げてもらうのです。
稼げる人と過ごす時間を多くしてください。コーチ仲間と話していたら、楽しいと思いますが、本気で稼ぎたいなら、シビアに考えてください。
今回は、稼げないコーチの特徴を3つご紹介しました。もしこれらの特徴に一つでも当てはまっていたなら、今すぐに考え方や、行動を変えてください。
まず、コーチングで稼ぐことに真剣になり、稼ぐための時間を確保し、稼げる人とつながってみましょう。そうしたら、間違いなく、あなたのビジネスは前進します。