お金を引き寄せるためのマインドの使い方
世の中にはお金がどんどん入ってくる人と、苦労して頑張っているのにお金が入ってこない人がいます。
この違いは何か?というと、「お金のマインド」が違いです。
同じ能力を持っている人でも、お金のマインドが違うだけで収入や、お金の入り方に違いが生まれます。お金を受け取れないマインドになっている人は、マインドを直さないとずっとお金に困るでしょう。
マインドを直さないで、スキルとか、勉強とかに頼っても、お金は入ってきません。また入ってきたとしてもすぐに出て行ってしまうのです。
では、マインドを修正して、お金が入ってくるマインドになるにはどうしたら良いでしょうか?
⭐︎動画でも解説しています
『お金が入ってこないマインドの原因と直し方』
お金が入ってこない「罪悪感」
お金が入ってこない人のマインドには、「お金に対する罪悪感」があります。これは、お金をもらうのは悪いことをしている、という考え方です。
私の友人で、会社員の方がいるんですが、「会社の経費を立て替えたのに、経費を会社に請求できなかった」という人がいます。
これは、自分のお金が増えるわけでもなく、ただ貸したお金を返してもらうのと同じことです。それでも、お金が自分のところに来るというのが、怖いということです。
自分が払ったお金すら受け取れないので、お金が増えることは、なお受け入れられないでしょう。100円も受け取れないそうなのです。
お金が少しでも入ってくると、お金をもらうのは悪いこと、という気持ちが出てきます。それによって、お金を受け取るのを拒否してしまいます。
そして、気づいている範囲でもそうなりますし、無意識のうちでも拒否します。
お金は入ってきそうな機会があっても、脳が、見えないようにシャットダウンしてしまうのです。儲ける機会とか、お金を受け取っても良い時があっても、お金が入らない選択を無意識にしてしまいます。
この罪悪感の原因は、ほとんどの場合、「親の教育」です。例えば、働かないのにお金をもらってはいけないとか、お金は汚いものだ、と教えられるなどです。
子供の頃は、親の言うことがすべてです。それが、変えない限り一生続くことになります。
かといって、親を責めないでください。親も罪悪感を持っているのでしょうがないのです。
対して、罪悪感を持っていない人は、お金をすんなりと受け取ってしまいます。
私の友人にもそういう人が何人かいます。お父さんやおじいさんが、大きな会社の社長だったりします。お金持ちの家の子は、何もしていなくても平気でお金をもらいます。
そこで罪悪感を感じることがないのです。なぜなら、小さい頃から、お金の正しい教育を受けていて、お金にも困っていないからです。
労働者の家庭で育つと、働かないとお金をもらってはいけないとか、儲けてはいけない、と教えられるので、こうはいかないのです。
立て替えたお金がもらえない、という人でなくても、1万円はもらえるけど、10万円は無理とか、給料以上に儲けてはいけないと思ってる人はたくさんいるでしょう。
ビジネスで成功できないマインド
ビジネスをする場合でも、なるべく利益がないように設定して、罪悪感を減らそうとするので、そういう人は稼げなくなります。
感覚が労働者なので、安い値段に設定することが良いこと、と思っているのです。本人も、普段からセール品とか、割引シールが貼ってあるものを買っていたりします。
価格を上げると、ずるい、悪いこと、と思うので、自分の商品の価格も上げられません。
マインドの違えば、お金の入りが違うのの分かりやすい例でしょう。同じ商品を売っている人でも、1万円で売るのと、10万円で売るのでは10倍違います。
また、儲けようと思っている人と、なるべく儲けないようにしよう、という人では、利益額に大きな差が出てきます。
儲けられない人は、さらに、苦労しないと儲けてはいけない、と思っています。これも、労働者マインドです。
だから、楽しても儲けられる機会があっても、楽したら悪いことなので、わざわざ手間を増やしたり、勉強をしたり、スキルアップをしたりします。
これに対して、お金を受け取れるマインドの人は、「スキルがあるから高い」とか「手間がかかっているから高い」とかは、考えません。
自分はお金を受け取って当然、と考えているので、価格を上げても当たり前だという感じです。お客さんが少ない時は、お客さんが少ないから高くする、と思うし、多い時は、多いから高くする、と思います。
こう言うと、労働者は罪悪感から、金の亡者とか、悪人とか思うのですが、違法行為でもない限り、商売は自由です。買う人がいるなら、それで成り立ちます。なので、別に悪い行為でもなんでもありません。
お金の罪悪感をなくす
ではお金の罪悪感をなくして、お金が入ってくるマインドに修正するには、どのように考えたら良いでしょうか。
まず理解してほしいのは、罪悪感とは、「罪悪な感じがする」ということです。つまり、これは感情とか、感じ方だということで真実ではない、ということです。
同じことがあっても、罪悪感を感じる人と、感じない人がいます。
ある人は、立て替え払いで罪悪感を感じるし、感じない人もいます。1万円もらうのでも、10万円儲けるのでも、同じように両方の人がいるのです。
しかし、本当は、どっちでも捉えられます。ただお金が入ってくる、という事実があるだけなのです。そこに対して、それぞれの人が、判断をしています。
このことを理解したら、自分自身が持っている罪悪感に気づくようにしてください。
例えば、お金をもらう時や、商品の価格を安くしようとしている時、または価格を上げようとしてためらった時などに、罪悪感が現れます。
これに気づかない人は、罪悪感に振り回されて、お金が受け取れなくなります。
しかし、気づくことで、そこから考え直すことができます。「今罪悪感を感じたけど、感じない選択もあるんだ」と気づいてください。
罪悪感を感じた時がチャンスです。普段は無意識になっているので、わかりませんが、自分が受け入れられないことがあると、感情が生まれます。
例えば、お金を儲けるチャンスが来た時に、お金を儲けるのが悪いと思っている人は、そこから逃げたいと思います。そこで罪悪感が生まれるのです。
つまり罪悪感は、門番のようなものです。気づくということは、そこに門番と門があることに気づくことです。
門の外に出そうになると、門番が追い返します。お金が入ってくるようになりたいなら、門を開ける必要があるのです。だから、まず門番をスルーしてください。
門番は、悪者ではなく、あなたを守るためにいます。外の世界は危ないと思っているから、守ろうとしているわけです。
だから、感謝して、守らなくて良い、と言ってあげてください。
そして、実際に外に出てみてください。例えば、お金をもらう時は、遠慮しないで、ありがとう、と言ってお金をもらいます。
セール品を買っている人は、通常価格の品や、一つグレードの高い品を買います。商品を売っているなら、商品の値段を上げてみます。
最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れればできるようになります。
私は以前猫を飼っていましたが、うちの猫は最初は外に出るのを怖がっていました。なので、外に出そうとすると、嫌がって逃げていたのです。
しかし、そのうち、自分で窓を開けるようになり、ベランダまでは出るようになりました。
そうこうしているうちに、ベランダから降りて庭を歩くようになり、最後には隣の家まで行くようになったのです。
これが慣れの力です。
実際にお金が入ってくれば、どんどん慣れていきます。100万円以上貰っても平気になっていきます。そうすると、だんだんお金の入りが良くなってくるのです。
お金のマインドを変えて豊かになる
今回は、お金のマインドについてお話ししました。
お金が入ってこないマインドを持っているなら、今回の内容を参考にしてくださいね。マインド面の問題があると、いくら勉強しようが、働こうが、スキルを上げようが、お金の面で豊かになることはありません。
マインドを直そうとすると、感情の抵抗があります。多くの人は、それを避けたいので、マインドを直しません。
そして、マインドを変えなくてもできることをやろうとします。そういうことは、いくら積み上げても、現実は変わらないのです。
お金なら、どんなことをしても、受け取れないマインドの人にお金は来ません。たまたま入ってきても、早く出したいので、すぐになくなって、もっと悪い状況になったりします。
一方、お金のマインドを直したら、途端に現実は変わります。何も頑張らなくても、勉強しなくても、お金が入ってくるようになります。
あなたも、お金のマインドを変えて、豊かさを手に入れてくださいね。