ウェブのマーケティングといういうと、コピーライティングを学ばないといけないと思っている人は多いと思います。というのも、コピーライティングで商品を売るということが一時期まで盛んだったからです。
コピーライティングを学ぶことで稼げるようになると思って、そうした講座や教材を買う人も多いでしょう。しかし稼ぐためにコピーライティングは必要ではありません。
コピーライティングがいらない時代
コピーライティングがいらないのは、商品が欲しい人にその人が望む商品は届ければ良いからです。そのため信頼関係をしっかり作っておけば、コピーライティングのテクニックを使って、無理に売る必要がないからです。
ビジネスのパーツが揃っていれば、売り込まなくても売れるようになります。
自分が解決できる問題や、希望について、情報発信をし続けていれば、そうしたコーチングを受けたいと思う人が来てくれます。
大事なのは、こうして信頼してもらったり、有益な情報を教えてくれる人だということを認識してもらうことです。
その上で、お客さんのニーズに合った商品があれば売れます。
稼げてない人が、コピーライティングを使って稼ごうというのは、売れない商品を無理に売ろうとしているということです。売れないのはコピーライティングが悪いからではなく、ビジネス全体の問題です。
コピーライティングのテクニックを使ってうまく売ろうとするのは、お客さんのことを考えられていないのです。そうすると不幸な人を増やすことになります。
稼げない人がコピーライティングを学んでも、ビジネスのパーツが揃っていないのでほぼ売れないですが、もし売れてもそうなるでしょう。
コピーライティングで、中身のない物を売ることはできます。一時期プロダクトローンチが流行ったときに、中身のないものをコピーライティングを使って煽って売っている人たちがたくさんいました。
しかしマイナス面が大きすぎて、多くの人が退場しています。
今はそういった宣伝文句があるだけで敬遠されることが多くなったので、むしろ使わない方が良いくらいです。
こうした理由でコピーライティングはわざわざ学ぶ必要がないのです。
お客さんのことを考える
稼ぐためにテクニックで売りたいでしょうか?
テクニックで売りたいというのは自分のことしか考えられていません。売れない理由はまず商品にあります。
要らない商品はお客さんにとってはゴミと同じです。なので本当はゴミをダイヤに変えないといけません。売れる商品があればあまりテクニックやスキルはいらなくなります。
それはお客さんのニーズに合っているからです。そしてパッケージと中身が同じなので、信頼されます。
パッケージだけ綺麗にして中身がゴミなら、騙されたとか奪われたと思われてしまうでしょう。
詐欺師ほど高いスキルがあるものです。というのも商品が本当のゴミなので、テクニックだけで売らないといけないからです。
保険のセールスマンに、セールスを学ぶ人も多いですが、なぜ保険のセールスかというと、保険というのはほとんどの人にとっていらない商品であり、中身がないからです。
保険の原理は宝くじと同じです。そのため保険のセールスはスキルが高いというのが一般的に思われてます。
しかしコーチングは中身のある商品です。なのでそういった高度なテクニックやスキルがなくても売れます。
むしろ必要のない人に売ってしまうことによって後々トラブルになったり苦労することになります。コーチングは一対一で行うものなのでマイナス面も大きくなるのです。
なのでテクニックを学んでいる時間があったらお客さんのニーズを満たすことをした方が良いです。例えばお客さんの問題を解決するような情報発信をしたり、商品を改善したりすることです。
後は必要なことをお伝えすることで商品が売れるようになります。
ライティングは必要
コピーライティングは不要ですが、ライティングは必要です。ライティングというのはブログなどの情報発信をすることです。
ブログを書いて情報発信をし続ければ、その分お客さんに知ってもらう機会が増え、情報を読んで信頼してもらうことができます。
発信した情報を見て問題が解決したり気づきを得られれば、あなたのファンになってくれることでしょう。
そしてライティングをするという事は、自分の知識を言語化するという事でもあります。なのでお客さんのために書くという面と自分のために書くという面があります。
自分でわかってるとか知っていると思っている事でも、実際に書いてみると案外わかっていないことに気づくものです。またどう説明していいかわからないこともあるでしょう。
それらを言語化して正確に理解したり、わからない部分をはっきりさせるためにも、ライティングを続けた方が良いのです。
そうすることで自分の頭も整理されて、人に伝えることができるようになります。
書けるようになることが、話して伝えられることの土台になります。自分がしっかり書ける事は、話でも伝えることができるのです。
クライアントに何かを伝えたり説明したりする時や、セミナーで話をする時、動画で話をする時などもできるようになります。これらはコーチングをしていく上では必要になることです。
ライティングをすることで集客をすることができるようになり、またコーチングに必要な力を身に付けることにもつながります。そのためコピーライティングはいらなくても、ライティングは必要です。
ライティングは思っていないことや、誇大広告をする必要はありません。自分が思ったことを書いていけばいいわけです。
お客さんになるのは、自分が思ったことを書いて共感してくれた人や、それを教えてもらいたいと思う人です。
このように特別なテクニックを使わなくてもビジネスで稼ぐことができるのです。稼げない人の問題はテクニックというよりもむしろマインドのほうにあります。
お客さんのことを考えてなかったり稼ぐ自信がなかったりすることで、テクニックやビジネススキルの勉強ばかりしてしまうことが起こるのです。
今回は、コピーライティングは要らないというお話をしました。
稼げてない人は、わざわざ難しいことをしようとするので成功できないのです。
必要なことをできればできるほどビジネスは簡単になっていきます。コピーライティングもわざわざ学ばなくても、稼げるのです。
売れないから、テクニックを学んで売るのではなく、お客さんのニーズを満たすことを考えてビジネスをしてくださいね。