コーチング起業ができない理由
コーチング起業をできない人は、結果を出せるスキルを身に付けてからビジネスを始めようと考えています。そのためまだスキルがないのでとか、勉強が足りないと言ってスキルを先に集めようとしてしまいます。
しかし完璧なスキルがあるわけではなく、学ぼうと思えばいくらでも学べてしまいます。また上には上がいるので、学習が止められなくなります。それでいつまでも起業をできないわけです。
理論武装をがっちりして、完璧にやろうとするわけですが、コーチングをしていればいくら理論武装しても対応できない事は起こります。理論があったら何でもできるわけではないのです。それは実践の中でスキルを上げるしかありません。
失敗するのが嫌だとか、最初からいきなり成果を出すというのは初心者にはできません。しかしそれをやろうとしてしまうのでいつまでも本当のコーチングができないということです。
誰でも最初はうまくいかないので、失敗したりする事は仕方がありません。なので、そこでプライド捨てて起業できる人が本当にスキルを上げることができるんです。
コーチングビジネスや起業したいならさっさと起業して成功することが1番です。
スキルを完璧にはできない
コーチングビジネスができない人は、まずスキルを完璧にしてからとか、成果が出せるようになってからコーチングをしようと考えます。
ところが成果を出すためには、成果が出せない時からコーチングしなければいけません。
成果を出せるようになってからコーチングを始めるというでは、いつまでもスタートができないのです。なので最初はうまくいかなくても良いからスタートする事です。
資格を取ってからやるとか、上手になったからやるという人は多いですが、成功する人はいきなりコーチングを始めてしまうのです。
そうすると必要なことが短期間で身に付くので、スキルが上がり、コーチングができるようになります。自分の実力以上のことを全力で必死になってやるからコーチングが上手くなります。
なのでお金をちゃんといただいてコーチングをすることです。
コーチング起業がいつまでもできない人は、この全力でコーチングするというのができないということです。コンフォートゾーンの安全の範囲で、スキルを伸ばしてうまいこと成功しようというのはできません。
コーチ認定を取ったらそこで完璧になるかというと、そうはならないのです。なのでスキルを学ぶことが止められなくなってしまいます。
コーチング認定も上級コースを受けるとか、別の認定も取ろうとか起業するのとは違う方向に行ってしまいます。それで上手くなっているつもりでも、実は本気のコーチングをしてないので、コンフォートゾーンから出てないです。
またコーチングの練習会などでいつまでも抜けられない人や、稼げないコーチ仲間と勉強会をしている人などがいます。
起業できない原因はスキルではなくて、起業しないというそれだけのことです。後はコーチングで稼ぐと決められるかどうかです。
理論武装しても成功しない理由
コーチングをしていると、うまくいかないことや理論通りにいかないことがあります。
コーチングを本当にやったことがない人は、スクールなどで教えてもらった、理論通りに簡単にコーチングができると思ってしまうのです。
ところがいくら理論を完璧にしようとしても、相手が人間なので、思ってもみないことは起きます。理論は大事ですが、それを実践するのとは大きなギャップがあるのです。
コーチング理論にはまる人というのはよくいますけれども、完璧な理論を作ったつもりでも、コーチングなんかやってみないとわかりません。
それはやはりクライアントがあることだからです。コーチングはあくまでクライアントが成功するという技術なわけです。しかし言葉だけ整合性があっていたからといって、クライアントが成功するかどうかは分かりません。
これを間違えてしまうと、意味のない理論が出来上がっていってしまいます。実際にそうした意味のない理論に夢中になってしまう人は一部いるわけです。
なのでクライアントさんを相手にして、そこで使えるスキルというのを身に付けていく必要があります。
コーチングで起業をしてないのに理論武装して完璧にしようというのはおごりです。まず実際のクライアントを全力で成功させることに必死になってください。
結局コーチングもできない、稼げない人が、頭の中で何をしても間違った方向に進むだけです。なぜならそのコンフォートゾーンで完璧にしているだけだからです。
自分が稼げないのに、そんなことしてても意味がありません。コーチが起業したいなら、まずは自分が起業して自分のビジネスを構築することです。
それができたらそのマインドセットをクライアントに教えてあげられるようになります。
なので私は、まずコーチ自身が豊かになってくださいとよく言っています。そうすればその豊かさを伝えることができるからです。
それは言葉だけでいうのとは訳が違います。りんごを食べたことがない人はりんごの味を伝えることができないように、感覚が分からなければ、伝えることはできません。
完璧主義になっていませんか?
いきなり全てを成功させようとするのは、完璧主義と言います。完璧じゃないとスタートできないとか、完璧じゃないと起業ができないと思っているとしたら、完璧主義に陥っています。
さっきも言ったように、コーチングは最初はうまくいきません。たまたまうまくいくかもしれないですけど、大体うまくいかないものです。
しかし、そのうまくいかないのをなんとかすることで、それが本当の学びになるのです。これは模擬コーチング勉強会に行っても得られないものです。
なので最初のクライアントさんは安くしても、最悪返金しても良いという気持ちで契約してください。もちろん全力でやりますが、結果がどうなるかはわかりません。
コーチングは相手があることなので、100%確実に成功しますとは、誰もいうことができません。それはどんなコーチでも同じことです。
なのでやったこともないのに、最初から100%完璧に成功させようというのはプライドが高すぎるわけです。
そうした間違った考えを持っていると、失敗したくないからコーチングをしないという、間違った行動になります。それは無駄なプライドなので、失敗することを受け入れてください。
稼げないコーチが100点でやろうとしてるとことは、実はその世界の100点満点の話です。小学生が100点取るのと、高校生が100点取るのは意味が違いますよね。
それがコンフォートゾーンの外ということです。
稼げるレールと、稼げないレールでは、ルールが違います。なので、稼げないコーチの世界で100点だと思っていも成功はしないということです。
現状から出て、自分の考えているよりも、別次元の力が出せると自分を信じてください。自分がわかっている範囲で、穴を埋めようとしても、そのレールの延長線上からは降りることはできません。
私がお伝えしているのは、稼げないレールの100点を取る方法ではありません。稼げるレールの話をしているのです。なので、稼げない人の世界では価値のないことかもしれません。
しかし、これに気づける人は、起業して稼げるコーチになることができます。
今回はなぜコーチング起業ができないのかについて話をしました。
コーチの起業で成功する方法は、さっさと起業して有料でコーチングすることです。わからないことがあればメンター聞いて、うまくいかなかったらなんとかしようと全力でコーチングすることが本当の成長につながります。
せっかくコーチングを勉強しているのに、どんどんコーチングをしていかないことにはもったいないです。起業するには完璧主義や無駄なプライドを捨ててください。
そしてあなたにも、正しいマインドセットや豊かさを伝えられるコーチになってほしいと思います