成功するのも自己責任
今回は、成功するのも自己責任、というお話しをします。
自己責任という言葉はよく使われるようになりました。例えば、貧乏な人は自己責任だから助けなくていい、という文脈で使われることが多いようです。これは、いわゆる自己責任論です。
コーチングにも自己責任という重要なマインドがあります。しかし、一般的に使われている意味とは違うものです。
この自己責任を理解しなければ、ビジネスはまず成功しません。またコーチングも難しくなるでしょう。
自己責任は、簡単にいえば、人生を決めるのは自分しかいない、ということです。そして、自分の選択によって望ましい人生を選ぶことができる、ということでもあります。
起業して稼ぎたい、という人は多いですが、お金がない、時間がない、家族に反対される、という理由でできない人が多いです。
そう言って、できない理由を選ぶのも、自分次第です。しかし、できる理由を選んで、稼ぎ始めるのも、自分の選択一つで叶います。
自己責任に無自覚だったり、間違った考え方をしている人はよくいるので、正しい考え方に変えることが大切です。
自己責任の間違った考え方
自己責任の間違った考え方は、自己責任だから助けない、ということです。これは「自己責任論」の考え方です。コーチングで自己責任というのは、別の意味があります。
もう一つの間違った考え方は、自己責任なので一人でやらないといけない、ということです。この考え方を持っていると、ビジネスで成功することはできません。
しかしほとんどの人は、自己責任の正しい考え方を理解していないのです。
稼げるようになりたい、新しいことをしたい、やりたいことをしたい、と考えている人は多くいます。それらは、自分の選択次第で実現します。
しかし、多くの人が、稼げるようになりたい、と言いながら、稼げない選択をしてしまいます。お金がない、時間がない、家族が許してくれない、という感じで、「だからできません」という選択をするわけです。
本当は、自分でできない選択をしているのですが、そういう本人は自分で選んでいるとは思っていません。家族なら、家族のせいでできないとか、家族のせいでうまく行かない、という思うのです。
それは、「自分の人生は他人や自分以外が決める」という考え方です。
お金がないなら、必死で稼げばいいですが、お金がないから稼げないというのでは、お金がない状況を変えるつもりがないということです。
だから、お金がない状況に人生を決められてしまうわけです。そのため、お金がないとか、お金ができたら、と言っている人は、そのまま何年もお金がない状態を続けます。それは自分で変える気がないからです。
家族が理由だと思うなら、家族を説得するか、自分で勝手にやったりすればできます。
しかし、他人が決めると思っている人は、他人の人生を生きているので、諦めてしまうのです。
このマインドでは、稼げるようになることは不可能です。
家族が悪いので
家庭環境が悪かったので
景気が悪いので
お客様が悪いので
というふうに外からの理由で、何もできなくなるからです。これではビジネスは進みません。
稼げるようになるには、自己責任を取り戻すことが必要です。
自分自身の責任で諦めるか、続けるかを決めなければいけません。それはどちらの選択でも構わないのです。
大事なのは自分で決めることです。
稼げるようになるなら、売れるまで続けるしかありません。自分が売れるように変わり続けることです。
お客様が悪いなら、一生売れないですよね。それなら、別のターゲットにするか、自分のセールスを変えるか、といった選択を変える必要があります。
それを変えないで、人のせいにしていたら、いつまでたっても稼げません。
自分で選択する、という自己責任のマインドになってくださいね。
一人でやっていても成功しない
自己責任でよくある間違いは、「自己責任なので一人でやる」ということです。これも成功しない考え方です。
自己責任というのは、自分が選ぶということです。なので、人の力を借りるのも、自分の選択です。一人でやる、というのは、稼げない選択をしていることに気づくことです。
稼げているコーチも、他のビジネスで稼いでいる人でも、メンターやコーチなどをつけています。なぜなら、稼ぐために必要だからです。
困ったことがあったら、どんどん相談すれば、素早く解決していきます。
ホームページが作れなくても、お金を払ってプロに任せれば、短期間で良いものを作ってくれるわけです。そんなふうに投資しながら、他人の力を使っていくから稼げるようになります。
労働者が自分の力で頑張って、半年かけてホームページを学んでいる間に、1か月でずっと良い品質のものが手にはいるわけです。
そうした一つ一つの選択が、何十倍の差になります。それが稼げない人と稼げる人の大きな違いです。
稼げないコーチが5年頑張っても収入が得られなくても、メンターに投資して稼げるようにしてもらえば、半年や1年で高額商品を売れるようになります。
労働者は、間違った自己責任の考え方をしています。
労働者の世界では、自分の仕事をお金を払って他人に任せることは基本できません。また投資の考え方ができません。だから、自分でやろうとするのです。
また、それがいいことだと思っているので、他人に頼ることができません。
そうではなく、誰かにやってもらったり、誰かに考えてもらうことも、すべて自己責任で選択可能だということを理解することが必要です。
困ったら助けてもらうことも、困っている人を助けてあげることも自己責任です。
今世の中で言われるような自己責任は、人間の力を弱くしようとするものです。誰かが仕掛けているかもしれませんが、助けたり、助けられたりすることを否定しています。
コーチという仕事は、ようは自分で解決できないことを助けてあげる仕事です。
そのように、他人の助けたり、助けられたりすることが広まれば、もっと豊かな世の中になるでしょう。
ビジネスでは他人の力を使えなければ成功しません。自己投資をして、稼いでいる人の時間や頭を使うことが最短で稼げるようになる方法です。
可能性を狭める自己責任はやめて、どんなことでも選べるという正しい自己責任を身につけてくださいね。
そして、あなたも稼げるコーチになって、人を助けられるようになってください。
今回は、成功するのも自己責任というお話をしました。自分で人生を選択できるという自己責任の考え方をしっかりと理解してくださいね。
他人が決めるのではなく、自分が選択することです。そして、他人の力を使うことで最短で稼げるようになります。
自己責任の正しい理解をすることであなたも稼げるコーチになってくださいね。