昔友達のコーチと、「お金はおいしい!」と言い合っていたことがあります。
合宿をしていたとき、暇な時間にアイスを買いに行こうと言う話になりました。
そこで1000円札を出して、「じゃぁハーゲンダッツを買おう」と言ったんです。
その時、「1000円札はアイスに変わるよね」と言う話になりました。
「お金はおいしいね、だってアイスに変わるから!」こんな風に言っていたらお金が本当にアイスの味に感じてきました。
「お金はおいしいね」
「なんで?」
「だってアイスに変わるから!」
こんなふうに洗脳ゲームをしていました。
そのあとハーゲンダッツをおいしくいただき、やっぱり、お金はおいしいと納得しました。
お金は道具なのですが、そこに私たちが何かの評価を与えています。
この時は「お金=アイスだからおいしい」と言うイメージをお金と結びつけていたわけです。
お金が汚いとか悪いものだと思うのも、結局私たちが勝手に評価をつけているだけです。悪い評価をつけるとお金が入ってくるのが嫌になるでしょう。
これが稼げないコーチが持っている罪悪感の正体なのです。
罪悪感はもともと持っているわけではなくて、どこかの段階で学ぶものです。
例えば小さい子供にお年玉をあげたら喜びますよね。なぜなら、それでおもちゃを買うとか、アイスを買おうとか、お菓子を買おうと楽しいことをイメージしているからです。
欲しいものが手に入れられるお金は、良いものだと思うから嬉しいわけです。
しかしだんだんお金は生活のために仕方なくもらうものだとか、労働以上に余分にもらってはいけないという価値観を学んでいきます。
もちろんお金が手に入ったら、何かいいもの買えると言う事は、みんなわかっていることだと思います。しかしそれ以上に罪悪感が強くて、お金はたくさんもらってはいけないものだと思っているわけです。
稼げるようになるにはそうした罪悪感を変えて、お金を好きになることが大切です。そうしたら入ってくればくるほど、嬉しいと思います。
別に労働してもらったお金じゃなくても、お金が入ってくれば嬉しいはずです。
コーチが稼げないのは、労働で稼いだお金以外は悪いものだと思っているからです。だから5000円位のセッションしかできません。
こうした価値観を変えて、お金が入ってきたら嬉しい、ありがたいと思って、受け取れるようになると良いですね。
「そんなにもらえません」とか「まだまだです」と思っていると、お金のほうも「じゃぁやめとこう」と思うわけです。
このことを理解して、お金の正しい価値観を身に付けてください。そうすることであなたも、コーチングビジネスで稼げるようになります。