今回は、質問で引き出すコーチングが
稼げない理由と
引き出すコーチングの未来
と言うお話をします。
引き出すコーチングというのは、
相手の引き出しの中に答えがある
相手の価値観を変えてはいけない
という思想を持っていることが多い、
質問形式のコーチングです。
相手に質問することで、
相手の中から答えを引き出そうとします。
こうしたコーチングが
なぜ稼げないのかというと、
与える価値が小さいからです。
小さいというのは
コンフォートゾーンの中の
相手がすでに知っていることしか
引き出せないということです。
価値観を変えずに、
引き出しの中を開けていくだけなので、
まさにその理念通りの結果になります。
しかし、
コンフォートゾーンの内側の答えは、
コーチに頼まなくても気づく物です。
だからわざわざ何十万円も払ってまで
コーチングを受けたいという人が
あまりいないのです。
継続契約にならなかったり、
集客ができないというのも、
こうした原因があります。
頭が整理されました
元気になりました
というだけで、
高額のお金を払ってまで頼みたい人は
ほとんどいません。
売れないと、
スキル不足だと勘違いして
もっとスキルを学ぶ人が多いですが、
問題はスキルではないのです。
そして、
こうしたコーチングは、
低価格化していくでしょう。
今も価格が低いですが、
月2000円くらいの
コーチングアプリのサブスクリプションが
登場しているので、
そちらにお客さんを持っていかれるでしょう。
また、
引き出すコーチングは
思考をほとんど必要としません。
思考を必要としないということは、
AIで代替される可能性が高いということです。
実際に、
何十年も前に、イライザという
プログラムが作られたことがあります。
イライザは、
相手の言葉に対して、質問を投げかけていくもので、
まさに、引き出すコーチと同じようなことが
できるのです。
相手の言うことをオウム返ししたり、
要約して返したりすることは、
ロボットができることです。
近い将来、
AIカウンセラーやAIコーチが登場すると思います。
すでにあるかもしれません。
そして、テクノロジーが進化すれば
人間と話しているのと全く変わらない
AIロボットや、3Dが現れます。
だんだんこのように時代が流れていくので、
コンフォートゾーンの外側を扱えないコーチは
淘汰されていくことでしょう。
実験で証明されたスキルや、
範囲が定義された計測可能なことは、
コンピューターの得意分野です。
だから、
人間にしかできない分野でなければ
稼げなくなっていくでしょう。
コンフォートゾーンの外側の
高い価値を提供するように
していくことが大切です。
そうすれば、あなたも
稼げるようになります。
動画で詳しく解説しました。