コーチ歴は売れる理由にならないというお話をします。
コーチやってる方で、「コーチ歴何年」とか「コーチング歴何年」とか、そういう風にプロフィールに書いてる人はたくさんいますね。
しかしコーチ歴ってのいうは売れる理由にはならないですよ、という話をしますね。なんでかというとまず、お客様はコーチ歴に興味ないからです。
コーチ10年やってます、5年やってます。
僕は10年ぐらいになりますけど、「だから何なんですか」ってお客様思うんですね。
例えば結婚したいです、というお客様がいたとしますよね。
「半年間ぐらいで結婚したいんです」というお客様に対して「私はコーチ歴10年」ですと言っても「だから何ですか」って言われちゃいますよね。
コーチ歴よりかは、「結婚できますよ」「半年で結婚するための方法を僕は持ってますよ。だからあなたに半年間で結婚することをお約束します」
こういう風に言った方が興味持たれますよね。
もちろん全く意味ないと言いませんよ。コーチ歴ぐらいしか書くことないんだったらコーチ歴ぐらい書いてもいいかもしれないですね。
でもお客様にとっては本質的にはどうでもいいことですね。
別にコーチ歴がない人でもコーチじゃなくても商品買うんですよ。お客様はね。コーチじゃない人からも商品買うわけだから、問題はそこではないんですよ。
問題はそのお客様が欲しいものが手に入るかどうかで、コーチ歴0年でもセッション受けたいって思ってもらえるって事ですよ。
コーチ歴0年どころかコーチングやってない人だって商品売ってるわけですからね。
次にコーチ歴=成功してない歴のコーチの人は逆にマイナスですね。
強いて言うならプロの講師として今10年やってますとか、会社設立して何年目ですとかだったらまだ実績としてはまあ強いかなと思うんですけれども、そこもやっぱ本質的ではないですよね。
強いて言えばそれもいいかもしれないですが、コーチ歴何年って書いてる人って稼いでなくてコーチしてて何年って人がめちゃ多いわけですよ。
てなると、「コーチ5年やってます」「10年やってます」って書いた時に「5年やっててこの程度か」という風に思われちゃう可能性があるってことです。
で、成功してない人、稼げてない人ってお客様から見たら結構分かるんですよね。明確にわかんないかもしれないけど、なんとなくやっぱりそういう雰囲気出ちゃうんですよ。
だからそうすると、コーチというのはこの人みたいになりたいとか、この人がやってるようなことができるようになりたいとか、そういうことで選ばれるんですね。
コーチがたくさんいるんだったら、自分がなりたい理想の未来に近い人にコーチングって頼みたいですよね。
料理人になりたい人だったら誰の所に教えてもらいに行くかって言ったら、どっかの料亭の料理長のとこに教えてもらいたいじゃないですか。
いくらコーチが理屈で
「コーチングは科学的だから誰がやっても同じですよ」
とか
「コーチングというのはその分野を経験していなくてもできますよ」
「知識は要りませんよ何故ならティーチングをしないからですよ」
とかね、こんなこといくら言ってもお客様からしたら
「いやあなた理想の未来達成してないでしょ」
って思われちゃうわけですよ。
お金稼ぎたいお客様からしたら、お金稼いでるコーチの人に絶対頼みたいわけですよね。
貧乏なコーチに頼んでも「この人からお金稼ぐ方法出てこないな」って思われちゃいますよ。
だからお客様はなるべく成功している人に頼みたいという風に思いますし、やっぱりちゃんと選んでるんですね。
受けるコーチングが何で、このコーチがどういう人かってのはかなりの時間をかけて判断されてるという風に思った方がいいですね。
てなった時に、「コーチ5年」って書いてあって、稼げてなかったりすると「5年たっても稼げないんだ」という風に判断されちゃうんですね。
「10年」とか書いてあっても、それはコーチの間では「10年やってるすごい」とか「10年勉強してますよ」って言ってマウンティングが取れるかもしれないけど、お客様には「10年やってこれなんですか」って思われますよ。
だからコーチ歴ってそんなに売れる理由にならないし、ヘタに出すとマイナスにもなりかねないものです。
なのでコーチ歴と同じで、資格数とかもそうだし、全部そうですよ。
こんないっぱい資格とってんのに成功しないじゃないですかって思われちゃうんですよ。
ヘタするとそういうことになるんで、一番大事なのはやっぱり「お客様のニーズに応える欲しい商品を提供してますよ」ということをしっかりと伝えることですね。
このことは注意して下さい。
「コーチ歴は何年」って書くのはまあいいとしても、コーチ歴を売りにするみたいな考え方はいけないですね。
コーチ歴は売りにはならないです
プロフィールに何年って書いても自由ですけど、売りにはならないのでそこを前面に出すようなことはしない方がいいですね。
ということでコーチ歴が売れる理由にならないということでした。
キラキラしてる人たくさんいますので気をつけてみてください。
稼げてる人とか何か実績がある人はまあ書いといてもそんなに損にも得にもならないと思うんですけど、稼げてない人はコーチ歴を売りにするよりかは、もっとお客様のことちゃんと考えた方がいいですね。
稼げてない人に限ってやっぱりコーチングを売りにしようとしてたりするんで。
でもコーチングは全然売りにならないし、なぜか言うとコーチがいっぱいいるので。
ましてコーチ歴なんてお客様からしたらなんでもないですよ、何の魅力にもなりません、ということです。