お客様意識では成功できないというお話をします。
稼げるようになるには、自分がお金を払う側のお客様の意識では稼げません。
そうじゃなくて自分がお金をもらうっていう提供者側の意識にならないといけないんですよね。
コーチの人でも稼げてない人って自分がどんなスキルが覚えられるかとか、自分がどんなサービスを受けられるか、どのコーチングスクールに行ったらいいのかとか、そういうことばっかり考えてるわけですよ。
今日は自分が何を学べるのか、自分が何を受け取れるのかっていうことにしか意識が入ってないわけです。
それはお金を払う分にはいいですけど、お金をもらうためには、お客様が何を受け取れるのかとか、お客様が何を欲しがっていて何をして欲しいと思ってるのか意識しないわけですね。
そうすればお金を頂ける側になるわけです。
・評論家は成功できない
評論家が成功できないっていうことなんですが、よく教材とか本とかを買って「こんなのネットで調べれば分かることしか書いていませんでした」とかって言って悪い評価つけてる人とかっていっぱいいますよね。
Amazonとか見たらそんな人いっぱいいますよ。
でもそういう人は成功できないんですね。
なんでかって言うと、自分が欲しかった情報はなかったかもしれないですよ。
でもそれを欲しがってる人もいるって言うことも理解できないといけないからなんですね。
自分が欲しい情報じゃなかった、自分が知ってる情報だっただからこれ駄目だ、とかって完全にお客様の意識しかないわけですよ。
でも提供する側に立ったら「こういう情報を欲しがってる人がいるんだな」「こんな初心者向けの、自分だったらネットで調べてわかるようなことがニーズがあるんだ」ということを理解しないといけません。
商売をするとか、サービスを提供するっていうことは、自分が何かをして欲しいじゃないんですよ。
だから自分にとって興味がない、面白くない情報だったとしても、誰かがそれを望んでて、お金を払ってでも欲しいって思うんだったら提供してあげる。
これがサービス提供者の論理ですね。
例えばパソコン教室ってあるのですか。
おじいちゃんおばあちゃんのパソコン教室ってパソコンのスイッチを押すとか、ウィンドウを開くとか、ペイントを使ってお絵かきをするとか、そんなことを教えてるんですね。
でもそれでおじいちゃんおばあちゃんは楽しく喜んでやってるわけですね。
でお金を払ってるわけですよ。
そこに対してねスイッチ押すだけでお金取るなんておかしいでしょうとか、ペイントの使い方なんて別に使ってればわかるでしょうとか、そういう風に文句をいう人はお客様側にしかいれないですよっていうことです。
おじいちゃんおばあちゃんはそれを教えてもらうだけでもすごいありがたいって思ってるんですね。
だからお金払うんですよ。
別にぼったくりでも何でもないわけです。パソコン教室で教えてる人がスイッチを押すのが好きなのか、自分がスイッチを押すことを教えて欲しい人がおじいちゃんに教えてんのか?
あれは自分がペイントツールのなんかお絵描きすることを教えて欲しい人がサービスを提供してるのか?
全然そんなことないですよ。
パソコンが得意な人が多分教えてるわけですよね。スイッチの押し方なんてもちろん分かるし、ペイントツールなんかも自由自在に使えるような人が教室で教えてるわけですよ。
だからサービス提供するからと言って、別に自分が欲しいものを提供するわけじゃないんですね。
誰かが欲しいものを提供するんですね。でもそういうことがわかんないと、これは大したことないとか、こんなのネットで調べれば分かるとかそういう話になるわけですよね。
そういう人はビジネスわかってないので稼げるようにはならないわけですね。
いかに売る側の意識を持てるのかってことが大切です。
自分がお金を払うことを考えて、そのサービス提供者をいろいろ評価してるうちは、お金を払う側の人ですね。
そうじゃなくて、こういうのを必要としてる人がいるんだと、何がニーズが必要とされてるのか、こういうことを考えられるようにならなければいけないわけですね。
だから自分が知りたいとか、自分の好みだとかそういうこと以前に、お客様が欲しいかどうかってことを考えるようにしてください。