近頃「コミュニケーション能力」が重視されていますよね。たとえば空気を読んだり、雑談をしたり、上手に会話したりなどなど。
そんな風潮のなかで、「自分はコミュニケーションが苦手だ」「人付き合いが大変」と悩みを抱えている人も多いでしょう。コミュニケーション講座とか研修も良くやられていますね。
今回は抽象度を使ってコミュニケーションの問題解決します!ポイントは「抽象度の高いところから考える」です。
さて、まずお話しておきたいのですが、一般的に言われる「コミュニケーション能力」は必ずしも必要ありません。
「え、でもコミュニケーション能力がないと困ります」
本当にそうでしょうか?例えば仕事上で必要なのは、仕事の話だけです。だらだらと雑談する必要はないですよね。仕事だったら、「少ない労力で最大の成果を上げる」ことが大事なのであって、いわゆる「コミュニケーション」している暇はありません。
「コミュニケーション」が大事だと思う人は、「コミュニケーション」自体に価値があると思っていますが、そうではないのです。「ゴールに必要なコミュニケーション」に価値があるのです。
というわけで僕は会社員だったとき、飲み会は全部断ってましたよ。だって必要ないしつまんない話しかしないですからね笑。
ちなみに本当に面白い話はお笑い芸人の話じゃなくて宗教家とか思想家の話だと思います。だって、多くの人が熱狂して人生をささげるのは、お笑い芸人じゃなくて宗教家や思想家ですからね^^
コミュニケーションの抽象度を上げる
★コミュニケーションは「情報のやりとり」である
★ゴールに必要な「情報のやりとり」を考える
コミュニケーションはおしゃべりや愛想笑いのことではありません。抽象度を上げれば、コミュニケーションは「情報のやりとり」ですよね。そして「ゴールに必要な情報のやりとりが何なのか」を考えれば、おのずと答えは見えるのです。
たとえば、ビジネスでのコミュニケーションは、「お金のやりとり」です。商品を仕入れ先からいくらで買って、お客さんにいくらで売るか、これがビジネスで最も必要なコミュニケーションです。
お金のやりとりがなければ、ビジネスになりません。いくら上手にお話できても、利益が出なければ意味がないのです。お金のやりとりをしないで、上手にお話できるだけの「コミュニケーション能力」は奴隷のコミュニケーションだと思います。
また、ビジネスだけでなく、さまざまなコミュニケーションがあります。「情報のやりとり」で考えると、「音楽」や「数学」や「論文」などもコミュニケーションです。
音楽を聴くと楽しい気分になったり、悲しい気分になったりしますよね。音楽は情報を伝えているのです。
少ない情報で大きな影響を起こせ
誰かが新しい発見をして論文を発表すると、それだけで世界が変わってしまうこともあります。アインシュタインの発見のおかげで、原子力が生まれたり。アインシュタインの数式は、E=MC2という短い式ですが、世界に多大な影響がありました。
より抽象度の高いコミュニケーションをすれば、少ない情報で世界を変えることだってできるのです。圧倒的に高いゴールを目指す私たちが身に付けるべきなのは、日常会話を上手くやる能力ではなく、ゴールに必要な抽象度の高いコミュニケーション能力ですよね^^
モテるためのコミュニケーションとは
「え、でもモテたいんだけど・・・・・・」
うーん、ではモテるためのコミュニケーションを考えてみましょう!
抽象度を上げて考えてください。人類レベルで見てみましょう。人類レベルで一番モテるやつってだれでしょうか?芸能人?いやいや。
「イエス・キリスト」ですよ!
だって、男も女も彼の前では素直になってしまうんですから。イエス・キリストみたいになれば絶対にモテます。
じゃあ何でキリストがモテるのか、というと、「人間が欲しいものをあげているから」なんです。キリストの場合は「救い」「絶対の愛」なので最強ですよね。つまりモテる人は「人間がほしいものをあげる人」となります。
抽象度を上げて人間レベルで考えてください。共通して欲しいものがあるはずです。それを満たしてあげる人がモテますし、お金を稼ぐこともできます。会話が上手い必要はないんですよ。人間にモテるってことは、異性にも当然モテますね。
このようにゴールに必要なコミュニケーションが何なのか、と抽象度の高いところから考えてください☆そうすれば、少ない労力で大きな成果を得ることができるようになりますよ。
ちなみに僕はやたらと人と話しません。だって高いゴールから見たら、みんながしている話って暇つぶしにしか思えないですからね笑。意味もなく集会しているとしか思えない・・・・・・^^;
結果、僕は古い友人とはほとんど会ってません^^;でもいいんですよ。お互いに必要になったらまた会えますからね!あなたも無駄なコミュニケーションはしないでいいですよ。
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