イメージするだけでは目標は達成できない、と良く言われます。僕もそれは無理だと思います。イメージするだけでそれが現実になる、というのはオカルト話のようです。
「えっでもイメージが大事って言ってたはずじゃ・・・・・・」
そう、確かにイメージは大事なんですが、それだけでは全然足りません。
では僕がお伝えしている「認知科学の方法」は、イメージするだけで夢が叶うという話とどう違うのでしょうか。それは「リアリティ自体を取り替える」という点です。
これだけでは良くわからないですね。言い換えると、「自分が見ている世界自体を変えてしまう」ということです。
たとえば、ダイエットをしたいと思ったとき、「やせたいなー」と思ってやせている自分のイメージを思い浮かべるのではなく、「今まさに私はやせている」と本気で思うということなんです。
本気で思う、というのは思い込むのではなく、現実自体が「やせている自分」に変わってしまうことです。そうすると、「私はやせているはずなのに、なぜか太っている、おかしい」と無意識が判断して、勝手にやせてしまうのです。
このように、「なんとなく夢を持っている」というレベルではなく、「夢の世界のほうが現実で、そうじゃないのはおかしい」というレベルまで持っていくことで、あなたがゴールに向かうエネルギーが湧いてきます。
そして、そのために必要なのが五感を使ってイメージすることと、イメージと情動を結びつけることです。
まず五感を使ってイメージするというのはどういうことでしょうか。普通イメージというと、視覚のことだと思いますが、私がお伝えしている方法では、視覚だけでなく味覚、嗅覚、触覚、聴覚を全て含めてイメージなのです。
そしてそれに対して情動を結びつけることで、イメージのリアリティを強くします。具体的には気持ちいいとか、嬉しい、と言ったプラスの情動を結びつけることで、脳に「イメージの世界にいたい!」と強く思わせるのです。
このように、イメージと情動がそろって初めて脳がリアリティを感じて、ゴールの世界に向かうエネルギーを生み出してくれるようになります。
なんとなくではなく、科学的な方法でしっかりイメージを作っていくことで、効果を出すことができるのです。なんとなくイメージするだけではないという点、注意してくださいね☆
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