今日は、「中学生でもできる世界視点の作り方」をお話します。秘密は「社会科」にありました。
僕は最近あることに気づいたのです。
僕は人と話していても、生存権とか、差別とか社会的な問題などについて話すと、何だそれはという顔をされます。さらに、キレ出す人もいます。縁を切られたり、変なやつだと思われたりすることもあります。
でも僕は当たり前のことしか言っていなかったので、何でそんなことになるんだろう、と疑問に思っていたのです。そうしたらこないだ、その原因が1つわかりました。意外と中学生レベルの公民の知識が無い人が多いのです。
中学校の公民の教科書には、現代人が持っておくべき基本の知識がのっています。こないだたまたま教科書を見ることがあり、中学でもけっこうしっかりしたことが書いてあるなと感じました。とりあえずみんなこのくらいのことを知っていてくれたら、友達を無くさないで済むな、と思いました笑。
公民の授業のこと覚えてますか?ためしに公民の教科書や参考書を本屋でパラパラめくってみてください。意外と知らないことや、重要なことなのに忘れていたことがあるかもしれません。
しかも、昔と今とでは掲載されている内容が変わっています。単純に新しい社会問題などが載っていたり、法律が変わったりしているからです。たぶんみなさん中学を卒業してから年数が経っていると思うので、新鮮な気持ちで教科書を見れるはずです。
もし、「けっこう忘れてるな」とか「知らないことが多いな」と思うようでしたら、それはそれでよいことです。公民の教科書を復習するだけでかなり視野を広げることができるからです。お手軽な方法ですよね!
中学の公民の教科書は、わかりやすくて面白いです。昔、公民が苦手だったという方でも、大人になっているので難なく読めることでしょう。人生経験を積んでいる分、知識が血肉となりやすいことは間違いありません。中学生のときには、全然臨場感を持てなかったことでも、今はよくわかるはずです。
また、「中学の公民なんて簡単だよ」と思う方は、高校の公民を見てもいいですね。
高校の公民は、「倫理」「政治経済」「現代社会」です。いずれもそんなに時間をかけずに復習できてしまうので、手を付けてみると面白いですよ^^受験ではありませんので、点数を取ることを考えず楽しく勉強できるはずです。
公民にあるような知識を得ることで、現代の社会には考えるべきことがいろいろあるのに気が付くと思います。現代人は日々の暮らしのなかで、目の前の仕事や生活のことに追われてしまいがちですが、ちょっと視点を上げて社会を見渡してみてください。社会で起こっていることを、自分のことのように考えてみるのです。
「やりたいことが見つからない人」も、視点を上げることで自分が取り組むべきことや、解決すべき社会問題などが見つかります。そうやって問題意識をいくつも持っておくことで、どんどんスコトーマが外れて、見えなかったものが見えるようになるのです。
視点を上げるのための手段の一つとして、公民は手軽に手を出すことができますので、本屋に行って教科書をめくってみましょう!