言い訳しても成長できない
あなたは、ビジネスをしたり、何かにチャレンジする時、言い訳をしていませんか?例えば
お金がない
時間がない
自信がない
といった言い訳です。
こうした言い訳をしている限り、あなたは成長できないし、ビジネスを成功させることもできません。というのも、そこから逃げたい、辞めたいために、理由をつけて正当化しているだけだからです。
この状態では、その先には進むことができないので、変われないのです。
成長できる人や、ビジネスで稼げる人は、言い訳が出てきた時は、前に進むチャンスだと考えることができます。言い訳が出てきたときというのは、自分の限界やブレーキが現れているときだからです。
言い訳をやめて、そこを乗り越えれば、成長したり、変われたりします。だから、むしろ言い訳したくなることに、積極的に取り組むのです。
上手くいかない人は、言い訳をして止めてしまいます。止まるのか、そこから進むのか、によって成長できるかどうか、稼げるかどうかも変わるのです。
自分の言い訳と、向き合えるかどうかにかかっています。
自信がないは、自信がある
自信がない、という言い訳をする人がいます。本人は、できないと思っているつもりですが、実は、できるかもしれないと思っているから「自信がない」という言葉が出てくるのです。
例えばあなたは、ボクシングのヘビー級世界チャンピオンと、戦ってください、と言われたら、「そんなの絶対ムリ!」というでしょう。一目散に逃げるはずです。
この時、「自信がない」とは言いません。自信がない、というのは、勝てるかもしれないから、そう思うのです。
つまり、自信がないという言い訳には、2つの意味があります。
⒈人と比べて、劣っているかもしれない、と思うから言い訳をする
⒉自分にはできるかもしれないけど、不安だから言い訳をする
ビジネスで稼ぐことも、自信がない、というのは、他の人と比べたり、自分の先生や、いろんなコーチなどと比べたりして、劣等感を感じた、ということなのです。
このことに気づいて、それを受け止めてください。そして、人と比べなくてもいい、と考え方を変えましょう。あなたより先にビジネスで稼いでいる人は、あなたよりビジネスの稼ぎ方を知っているのは当たり前です。
そして、自分にもできるかもしれない、と思っているのですから、人と比べずに、自分でやってみればいいのです。
自信がない、という言い訳が出てきた時には、まずこのことに向き合って人と比べるのをやめましょう。そうすることで、自信がない、と感じなくなっていきます。
また、不安に思うということは、できる自信があるということです。自分にはそれだけの、能力や自信があることを、認識してください。
そこから逃げてしまえば、もう成長はしません。できそうだ、という方に進んだ方がいいのです。
時間がないは嘘
時間がない、と言っている人は、本当に時間がないわけではありません。時間がないと言っている人でも、テレビを見たり、スマホを見たり、といったことをしています。
つまり、優先順位が低い、ということなのです。ビジネスで稼ぎたい、とは思っているけど、実際には、会社で給料をもらえたり、それなりに生活できていたりするので、現状維持になっているのです。
ビジネスをするよりも、仕事が忙しいとか、ネットサーフィンをしたりする方が居心地がいいから、ビジネスの時間がなくなります。
自分が成長して、新しいステージに行くよりも、現状の優先度が高いのです。それでは変わることができませんね。まずはこのことを理解してください。
本来時間は自分で作るものです。もし、稼ぎたい、成長したい、というのであれば、その優先順位を高くして、時間を確保しなければいけません。
仕事とか、日常のこともダラダラやっていると、時間がなくなります。また、人からいろんな誘いが来たり、中断したり、といったことも起こります。
優先順位が低い状態だと、そちらの方に流されてしまうのです。優先するというのは、例えば、ブログを書く時間がなかったら、他のことを早く終わらせて、時間を作ります。
また、朝早く起きて、誰にも邪魔されない時間に、ブログを書けばいいのです。1時間なら、1時間絶対に集中できる時間を作るということです。
こうするためには、成長したり、ビジネスをしたりすることに対して、楽しいとか、夢中になったりすることが大切です。
人は夢中になれることなら、時間を忘れてしまいます。楽しいことができるなら、他のことを後回しにしたり、時間を削っても優先できるのです。
もし、時間がない、と思ってしまうなら、それは楽しくなかったり、意義を感じていないからです。プロのコーチとして稼ぐこと、クライアントを幸せにすること、などが、本当に楽しいことなのか、見つめなおしてください。
そして、その先の未来のワクワクするイメージを、思い浮かべてください。未来が楽しくなければ、優先することができなくなります。
あなたも、旅行に行ったり、恋人とデートしたり、好きなことをする時には、時間を作れるはずです。会社勤めでも有給をとって休むでしょう。
嫌々やっていたら、時間を取りたくないのは当たり前だし、それだと何事もうまくいかないのです。
だから、あなたがコーチングや、ビジネスの成功に対して、どう思っているのか、どんなイメージを持っているのかを、もう一度見直してみてください。
お金がない、はビジネス思考の欠如
お金がない、という言い訳も、時間がないのと同じことです。お金がない、と言っている人でも、スマホの料金や食費などを払っています。
お金がないと思っている人ほど、スマホ代とかネット代が高かったりします。つまり、本当はお金があるのです。自分が優先していることにはお金を使います。
そして、お金がないというのは、好きなものや、買いたいものを、思ったように買えないからそう思うのです。余分なお金がないということです。
お金がないからビジネスができない、という人は、お金がないのではなく、ビジネスに使うお金がないということです。
しかし、ビジネスは、お金がない、と言っていられるほど甘いものではありません。というのも、ビジネスにお金をかけられる人はどんどん進んでいってしまうからです。
お金がないから、広告ができない、と言っている間に、広告をどんどん出している人がいます。同じ分野で稼ごうとしたら、お金がない、とは言ってられません。
ビジネスは投資なので、お金をかけることで回収する、という流れがあります。それは、広告だけでなく、人を雇ったり、コンサルやコーチを頼むことなどもあります。
このことが理解できなければ、ビジネスで成功することはできないのです。
お金がないからできないのではなくて、お金を作るしかありません。お金は誰でも作れるはずです。例えば、生活を切り詰めて、土日に副業をしたり、残業を増やしたり、お金を借りてくることもできます。
そうやって、100万円なり200万円なりを作ることは、大人だったら誰もができることです。それができない、というのは、まだビジネス思考になっていないということです。
自分のマインドができていないことを、理解してください。ビジネスの優先度が低いのに、稼ぎたい、というのは、おかしな話なのです。
プロコーチになるのなら、なおさらお金がない、と言ってられません。あなたは、お金がない、と言っているコーチに、コーチングを頼みたいでしょうか。
ビジネスをしたいなら、まずビジネスに使うだけのお金がある状態を作ってください。これはそんなに時間がかかることではないはずです。
自信がない、時間がない、お金がない、という言い訳についてお話ししました。あなたはどう思ったでしょうか?もしこれらの言い訳があるなら、成長できるチャンスですので、自分と向き合って、前に進んでください。