どうしてもコーチングで稼ぎたいか
あなたは、コーチングで稼ぐ理由を持っていますか?
コーチングで稼ぎたいなら、本気になって稼ぐだけの理由が必要です。強い理由がないと、稼げないコンフォートゾーンにとどまることになります。
人間を動かす2つの動機
人間が一番力を発揮出来るときは、2つあります。それは、
・どうしてもやりたいこと
・どうしても必要なこと
です。
どうしてもやりたいことは、面白いことだったり、嬉しいことだったり、進んでやりたいと思うことです。なんとなく、やってもやんなくてもいい、ということではなく、はっきりやりたいと思うことです。
どうしても必要なことは、喉が渇いて水が必要とか、怪我をして病院に行く、というふうに、やらないと困る、という必要性が高いことです。
人は、これらのどちらも、他のことを後回しにしてでもやります。やらないための言い訳を考えません。なんとかできるようにします。
ビジネスで稼ぎたい人も、どうしてもやりたいか、どうしても必要、という理由がないと、他のことに優先してできません。
コーチングで稼いでいない、ということは、他の仕事を持っていたり、主婦とか、何かの収入源があるので、生活できています。
稼げるようになりたいなら、2つのうちのどちらかの理由がある必要があります。
なぜ、稼げない人が多かったり、ビジネスが進まなかったりするか、というと、やってもやらなくてもどっちでもいいことだからです。
稼がなくても、まあまあ労働者として平均くらいの生活ができていると、優先順位が下がって、行動が起きなくなります。
この状態で、無理に何かやろうとしても、できなくても困らないので、続かなかったり、中途半端に終わるのです。
これは、幸せなことです。社会の中で、うまく生きているということなので、それで満足であれば、そうした方がいいでしょう。
コーチングビジネスも、しなければならないことではないので、やりたくない人は、きっぱり諦めた方が幸せです。お小遣いが欲しいなら、コーチングじゃなくても他にいくらでも稼ぐ手段はあります。
あなたは、なぜコーチングビジネスをやりたいと思っているのですか?その理由がない限り、ダラダラやっていても、インプットばかりしていても、稼げません。
本当に稼ぐつもりになってやらないと、時間の無駄になります。
コーチングをする理念はありますか?
コーチングをやる動機として、お金儲けがしたいとか、会社を辞めたいとかだったら、コーチングである必要はありません。
それに、お客さんも、お金儲けがしたいだけの人に、頼みたいと思わないでしょう。
コーチングをやる理由がない人が、コーチングで稼ぐのは、かなり難しいです。即金が欲しいなら、他にいい手段がいくらでもあります。
もっと確実に、効率よく稼ぎたいなら、トレンドの職種とか、業種があるので、そちらに行った方がはるかに効率的です。そういうところは、金回りが良いからです。
だから、私は、ただ稼ぎたい人に情報を出しているわけではなく、コーチングで稼ぎたい人に向けて情報を出しています。ただ稼ぎたい人に対してなら、全然違う発信になります。
それは、私が、「自分の理想もクライアントの理想も実現できる豊かなコーチを増やす」という理念を持っているからです。単純にお金持ちを増やしたいわけではないですよ。
コーチングスクールで資格を取っても、稼げないコーチが多いのが実情です。プロのコーチとして、活躍したいと思ってコーチングを学んでも、そうした理想が実現できないコーチが多いのです。
私は、コーチが自分の希望を叶えて、活躍できるようになることで、コーチングが必要な人にもコーチングが届くようになる、と思います。
いろいろなポジショニングで、まだ十分に届いていない人たちが、コーチングを知って、より良い人生になると思っているのです。
コーチでも、技術や人間性が優れているのに、稼げていない人はいます。お金やビジネスに対する思い込みだったり、間違った知識などが原因で、うまくいっていないのです。
だから、私は、それらの勘違いを修正して、稼げるようにしてあげます。
自分一人では、自分の得意分野しかできないし、見られるクライアントも限られていますが、10人活躍するコーチがいれば、10倍の人が助かります。
100人活躍するコーチがいたら、100倍です。相乗効果で、もっと大きな力になるでしょう。
あなたは、コーチングをやる動機は、どんなものですか?そうした理念を持ってください。そして、その理念を発信していきましょう。
理念を発信することで、共感してくれる人が出てきます。あなたのクライアントや仲間になる人が、増えていくのです。
コンフォートゾーンを変える
稼げない人は、稼げない理由がわかっていません。多くの人が、スキルや経験値、知識の不足だと思っています。しかし、それらは見当はずれです。
一番大事なのは、あなたが、どうしてもコーチングで稼ぐ、と決めることです。
稼げない状態とか、給料があって居心地が良い状態というのは、コンフォートゾーンになっています。コンフォートゾーンを抜けるのは、ものすごい意志力が必要になります。
どうしたら、コンフォートゾーンを抜け出せるかというと、ゴールを持つことです。
どうしても、達成したいゴールがあれば、コンフォートゾーンを難なく抜けることができます。
脳は、すごいエネルギーで、コンフォートゾーンを守っています。冗談じゃなく、コンフォートゾーンを出たら死ぬ、と思っているのです。
それは、46億年という歴史の中で生命が作り出したシステムです。実際に、安全な現状から出たら死んでいたわけです。
原始人も、村から出たり、サバンナに出たらライオンに食われていたでしょう。それが現代人にも受け継がれています。
ブラック企業に勤めても、やめられない人が多いのは、やはり死ぬと思っているからです。
それを打ち破るには、別のコンフォートゾーンに移動しなければいけません。それには、やりたいことか、どうしても必要なことという、理由が必要です。
コンフォートゾーンの村にいたら食料がなくて死ぬとか、どうしてもあの山に行きたい、という動機付けです。
ほとんどの人は、努力しているつもりで、コンフォートゾーンの中をウロウロしています。
稼ぎたいと思いながら、死ぬんじゃないか、という原始時代に恐怖に囚われて、稼げないコーチ仲間と、コーチングごっこやビジネスごっこをしています。
そんな風に、稼げない村で何をしていても、稼ぐ理由がなければいつまでも現状は変わりません。
コーチであれば、マインドが大事なことは、知っていると思います。そうであるなら、自分自身も実践をしましょう。
スキルアップとか、経験の問題ではありません。やることは、ゴールを設定して、コンフォートゾーンを変えることです。あなたが稼ぐ理由をもって、稼ぐと決めたら、すべてが変わります。
たったそれだけのことです。
それをしない限り、半年後も、1年後も3年後も現状は変わらないでしょう。
そうならないためにも、
・なぜコーチングをやりたいのか
・コーチングが必要な理由は何か
という、やりたい理由と、どうしてもやらないと困る理由を考えてみてくださいね。もし無いなら、コーチング以外のことをやった方がいいですよ。
ただ、この記事を読んだり、コーチであるなら、何か理由があるはずです。他でもない、コーチングに取り組もうと思った動機を明確にしてみてください。