ノウハウを学んでも成功しない理由

今回はノウハウを学んでも成功しない理由という話をします。

コーチングビジネスに限らず、どんなことでも成功できない人はノウハウを学ぼうとしてしまいます。それはノウハウを学べば成功すると思っているからです。

しかしノウハウを学んでも成功するわけではありません。

ビジネスでも、集客のノウハウがあったら、ポジショニングのノウハウがあったら、というふうにノウハウの情報を集めようとする人が多いです。しかしそうするとただのノウハウコレクターになってしまいます。

テニスを始めたいと思ったら、ノウハウ本を読んでいたら上手くなると思いますか?テニスはコートに出ないと上手くならないですよね。

ノウハウ本を読んでいたら大坂なおみ選手に勝てるわけでは無いですよね。

コートに出ないと何がどうなっているのか本当にわからないからです。

ビジネスも同じで、やりながら試行錯誤していかないと、本当の稼ぎ方は分かりません。

スポーツならわかりやすいですがビジネスはなんとなくみんなできると思っているので、知識やスキルさえ学べば良いと考えている人が多いです。

ノウハウや知識を学ぶことの方が重要だと思っている人は稼げるようにはなりません。

今日はそんなノウハウを学んでも成功できない理由についてお話ししていこうと思います。

知りたいことに答えはない

ノウハウを学ぼうとする人は、自分の頭で考えて、必要だと思ったものだけ学べば稼げると思っています。しかし何が必要なのかは稼いでもいないのに分かる事はありません。

稼げない頭で考えて、セールスが必要とか、集客があったら稼げると、何かノウハウをつまんだら稼げるように錯覚しているだけです。しかしビジネスは一部のノウハウで成功するほど簡単ではありません。

簡単に出来るように見えるのは、中がどうなっているか見えていないからです。

多くの人が稼げている人のやり方を真似しようとしますが、真似したところで本質はわからないので成功はしません。大事なところは見えない部分にあるからです。

しかし稼げてない人にとって見えない部分は存在していないのと同じです。だから見えるノウハウだけ学んでいれば稼げると勘違いしてしまうわけです。

こんなふうに稼げない人のほとんどは自分がわかっている部分だけ学ぼうとします。だからいくらノウハウを学んでも成功しないのです。

しかし本当に大事なのは見えていない部分です。見えてない部分をやらないと稼げるようにはなりません。

もちろんノウハウを学んだら実践することが大切です。学んだだけでは、ハウツー本を読んだのと同じで、何も現実は変わりません。

ただ、実践しても自分が知っている範囲しかできないので、頑張っても成果が出ないということになります。

こんなふうにノウハウを学んでも、自分が知りたいことしか知ることができないのです。

稼げないコーチの多くは自分が知りたいことしか学びません。しかし稼げるようになるために大事な事は稼げないコーチが知りたいことでは無いのです。

このことを理解しないといつまでたっても無駄な努力ばかりしてしまうでしょう。

完璧主義をやめる

次に、ノウハウを学んでから稼ごうというのは、完璧にできるようになってからやりたいという思考です。

労働者は、完璧なやり方を先に準備して、一発で稼ごうとしてしまいます。だから先にいろんなノウハウを学んで、失敗しないようにしたいわけです。

しかし実際にはどんなに準備したとしても、必ずどこかで失敗をします。さっきも言ったように、稼げてない頭で知りたい事を完璧にしていても、本当に大事な要素は知りたいことの外側にあるからです。

だからビジネスをしていれば思ってもみないような失敗をすることや、対応できないようなケースに当たることも多いわけです。

だから成功する人は、どんどん失敗したいと考えます。もちろん成功させようとするわけですが、失敗するのは自分が気づかないことが起こっているということです。

そうやって初めて、コンフォートゾーンの外側が分かります。だから先に失敗してどんどん成功に近づこうと考えるのです。

10回のうち9回失敗したら9回分成功に近づきます。なので10回のうち1回成功したらビジネスがうまくいくわけです。

10回セールスで断られても、1回できるようになれば、その後売れる確率は高くなります。

しかし労働者を完璧にやろうとするので、コンフォートゾーンの外側が見えないし、1回失敗したらゲームオーバーと考えてしまいます。だから失敗しないためのノウハウコレクターが止められないのです。

こうした、先にハウツーを学んで完璧なやり方を知ってからやろうという思考を変える必要があります。

ではどうしたらいいかというと、1つはやりながら必要なことを学んでいくとようです。
ビジネスはスポーツと同じなので、実際コートに立ってみないとわかりません。

コートに立たないでセミナーだけでテニスが上手くなろうとしている人がいたら、大丈夫かなと思いますよね。

ビジネスも同じで、セミナーで学んでいるだけの人は、大丈夫かなと思われます。稼げてない人同士ではわからないと思いますが、稼げている人から見たらさっさと稼げばいいのにとしか見えません。

そしてもう一つは、コーチングの稼ぎ方を教えてくれるメンターやコーチをつけることです。

なぜなら稼げないコーチが知りたいとも思わないことが、成功するためには必要だからです。なのでそれを教えてくれる人が必要です。

大坂なおみ選手位うまいプレイヤーでも、コーチがついていますよね。むしろ優秀な人ほどコーチをつけたがるわけです。

ビジネスでも稼げている人は、必ずメンターやコーチやアドバイザーがついています。それは自分の頭ではわからないことを知る必要があるからです。

しかし稼げていないコーチほど自分が正しいと思ったことをやろうとします。だからどんどん差が開いていってしまうわけです。

稼げるようになったらコーチをつけたいという人も多いですが、稼げていないからこそ教えてもらう必要があります。

このことがとても大きな差になっていることを理解してください。

コンフォートゾーンの外側を見れるようになって、あなたも稼げるようになってくださいね。

今回はノウハウを学んでも成功しない理由についてお話ししました。

ビジネスは特に、ノウハウを学ぶと成功すると思っている人が多いので、ノウハウコレクターがとても多いです。

スポーツだったら、コートに出たり試合をしたりしないと上手くならない事は誰でも知っています。ビジネスもスポーツだと同じだと思って考え方を変えることが大切です。

自分が知りたいことを集めたとしても、成功はしません。自分が知りたいとも思わない認識の外側のことが大事だからです。

なのでさっさとコートに出て、コーチに教えてもらいながら成功してくださいね。このことを理解すればあなたもだんだん稼げるようになっていきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次