プロのコーチと稼げないコーチの違い

プロのコーチと稼げないコーチの違い

今回は、プロのコーチと稼げないコーチの違いについてお話しします。

あなたはコーチとして、プロで稼げるようになりたいですか?プロで稼げるということは、それだけで生活できるレベルということです。

それが継続してできるのが本業になります。少し売れたらいいとか、たまたま売れないかな、というのは、稼げないレベルです。

稼げるようになるには、それだけのことをしなければいけません。売れるか、売れないかという、アマチュアで考えているのとは違う要素が入ります。

コーチングができればいいとか、スキルを高くすればいいというのは、アマチュアの話です。

それは、人によってやりたいことが違うので、どっちがいいというわけではありませんが、稼ぎたいなら、アマチュア思考ではやっていけません。

今回はそんなお話をします。

プロとアマチュアの違い

プロのコーチと、稼げないコーチの違いは、「売れるか、売れないか」です。プロというのは、お金をもらって生活をしている人のことです。

なので、ビジネスとしてお金をもらい続けているかどうか、という点が違います。私はあまり、プロとかアマチュアとか分けるのは好きではないですが、あえて違いがわかるように明確にしておきます。

プロは売れる人で、アマチュアは売れない人か、売る気がない人のことです。売る気がない人はいいですが、売れない人は、「稼ぎたい」と考えています。

しかしなぜ稼げないか、というと、考え方がプロになっていないからです。

それは、人が物を買うということはどういうことか、という理解がないということです。自分自身がどんな時に物を買うのか考えて下さい。

例えば、私はマンガが好きです。マンガを選ぶ基準は「読んでて面白いかどうか」です。面白くなかったら買わないし、続きを読みたいとも思いません。

しかし面白かったら全部買いたいと思います。その違いは、「絵がうまいか、下手か」ではありません。

絵が上手くても、面白くないマンガはたくさんあります。逆に下手でも面白いマンガはあるわけです。もちろん、この人うまいなとか、下手だな、と思うことはありますが、だからといって、上手いから買うわけではありません。

というのも、絵が上手いというのは、要素の一つでしかないからです。

問題は、「お金を払ってでも買いたいほど面白いかどうか」です。それは、お金を払って「楽しい時間」を得たいというニーズです。

「ハンターハンター」というマンガを読んでいた時、一時期作者が下書きを掲載するようになったことがあります。それは本当にひどくて、落書きみたいな絵です。

でもそれでも面白いので、私は読んでいました。

マンガの場合は、楽しい時間ですが、コーチングの場合はどうなりますか?

コーチのスキルが上手いとか、下手とかいう意見は、いろいろあるでしょう。私がマンガ家が上手いとか下手とか勝手に品評しているのと同じです。

アマチュアなら、「コーチングのスキルが高い」というのが基準になるかもしれません。そして、「スキルが高いから売れる」と考えるわけです。

しかし、お客さんはスキルが高いから買うのではなく、お金を払ってでも何か自分にとって良いことがないと、買うことはありません。

すごいとか、うまいとか、言われることはあっても、だからといってお金を払うわけではないわけです。さらにいうと、売れないコーチは、お金を払ってでも買うほどのものではない、と判断されているということです。

コーチがコーチングをできるのは、当たり前です。

スクールに行って資格を取ったら、普通の人よりはコーチングができたり、コーチングを知っているのは当然の話。

しかしそれは、コーチたちの中では、入り口に立っただけの話です。そこから売れるレベルまでいけばプロだし、売れなければアマチュアになります。

なので、自分が上手いとか、資格を持っている、という以上に、ビジネスに対して真剣にならなければいけません。それを非難する人もいますが、自分がどうしたいかです。

お客さんのニーズは何か?

アマチュアのコーチは、「お客さんが買ってくれる」という視点がないので、「能力やスキルを高めたい」と考えてしまいます。

能力やスキルをが上がれば売れると思っているのです。なので、いろんな講座を受けたり、スクールに行ったり、NLPを勉強したりするわけです。

視点が、「能力を上げたい」となっているので、能力を上げることばかり知りたいと考えます。

しかし、稼ぎたいならプロの視点を持たなければなりません。

それは、お客さんのニーズに応える商品を売る、ということです。お客さんはお金を払うからには、自分が何かを得たいと思ってます。

マンガなら楽しい時間、歯医者なら虫歯が治ること、レストランなら美味しい料理と空間、というニーズがあるわけです。

そのニーズに合わない限りは売れません。

コーチングのニーズは、「人生を大きく変えたい」「成功したい」ということです。そのニーズに応えることで、高額のコーチングフィーをいただけます。

しかし、稼げないコーチは、安い値段でスキルの高いコーチングをしたら、いいことをした、と考えています。

稼ぎたいなら、「お客さんを成功させる」「お客さんの人生が大きく変わる」というニーズにまず答えることです。そういうお客さんじゃなければ、コーチに頼みたいとは思いません。

でも、セッションをやって喜んでもらえたとか、一時的に良くなった、というのでは、アマチュアでは良くても、なんちゃってコーチングです。

100万円を投資するとしたら、100万円以上は成功しないと、ニーズにはかないません。

そんなことに、100万円以上投資すると思いますか?

コーチングを受けるのは投資です。カウンセリングは治療だったり、お話していい気分になるのは、エンターテイメントです。しかし、コーチングを高い価格でも受けたい人は、リターンがほしいと思っています。

なので、投資してそれ以上や、何倍も得られると思ってもらわない限り売れないということです。

そのニーズに応えるための商品を作って、実際に売るのがプロのやることです。

自分が頑張ったとか、自分が能力が高まったというのは、ほんの一部分でしかありません。ぶっちゃけコーチングが下手でも、結果が出ればいいということです。

下手でも、お客さんのニーズさえ満たすことができれば、誰が文句を言おうと、お客さんの役には立っています。下手なマンガでも、面白ければ売れるわけです。

資格がいくらあっても、ニーズに合わなければゴミと同じです。

その意識を変えられるかどうかが、成功するかどうかになります。なので、稼げるようになりたければ、本当のコーチングをしてください。

ビジネスをしているふり、なんちゃってコーチングは誰でもできます。

しかし本気で稼ごうと思っているでしょうか?

スキルや能力は価値にならない

稼ぐということは、お客さんに貢献するということです。それは、お客さんがほしいものを、実現させるということです。

スキルがあるというのは、価値にはなりません。

あなたも、カラオケで歌がうまい人がいたら、すごいと思いますよね。でもカラオケで歌がうまい人の歌を、わざわざお金を払ってでも買いたいと思いますか?

声が大きいとか、高い声が出るとか、そんな人は腐るほどいるわけです。しかし「お金を払うほどではない」ということです。

コーチング資格を持っている人なんて、腐るほどいます。コーチは供給の方が圧倒的に多いわけです。コーチングをできることは価値にはなりません。

お客さんが価値を感じるものが、商品になるのです。そこまでして稼ぎたくないなら、やらなくてもいいでしょう。

コーチングをやったら、必ず稼がないといけないわけではありません。趣味のカラオケと同じで、売れることなんて考える必要はないわけです。

しかし、稼げるコーチになりたければ、本気でビジネスをしてください。

その際、アマチュアの延長では成功しません。スキルや能力は価値になりません。なので、意識を変えることです。

今回はプロとアマチュアの違いについてお話ししました。私はあまりプロとかアマチュアという区分は好きではないですが、やはり同じものではありません。

なので今日はあえて、明確に分けてお話ししました。これを読んでいる人は、稼ぎたいと思っている人でしょう。

稼げても稼げなくてもいい、と思ってたら、成功することはできません。そんな甘い考えでは捨てることです。給料をもらって片手間で売れたらいいなと思ってるから稼げないのです。

稼げるようになりたい、と思っているコーチはたくさんいます。

だったら、稼げるようになりませんか?

せっかくコーチングを学んで頑張っているのに、稼げないレベルで諦める人が多いです。それはビジネスのマインドややり方がわからないからです。

コーチングを学んだなら、プロで稼ぎたくないですか?

私のメルマガやブログを読んでいるのに、私のところに来ないのでは意味がありません。本気で稼ぎたい人には、稼げるところまでサポートをします。

あなたが豊かなコーチになれることを祈っています。

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