劣等感を克服して儲けるには
コーチングビジネスをやっていて、
ビジネスがうまくできない
自信がない
自分なんかがクライアントをとっていいのか
こんな風に思うことはありませんか?
こうした感情が生まれるのは、劣等感があるからです。周りの人と比べて、自分が劣っていると思っています。先輩や先生のようなコーチングで稼いでいる人たちと比べて、落ち込んでいるわけです。
人と比べない
劣等感を感じて、不安になると、あの先生のようなスキルが必要だとか、知識量が足りないとなって、スキルや知識で不安を埋めようと思います。
しかし、先生もあなたよりも先にやって、自分の得意分野で成功しているのですから、同じものを手に入れるには、少なくとも同じだけの経験や勉強が必要です。
しかも、仮に追いついたとしても、先生ももう先に行っているわけです。実際には、不安を埋めようとしているとビジネスができないので、クライアントがつきません。そうすると、本当に生きたスキルや知識にはならないわけです。
劣等感を埋めようとしても、ずっと持ち続けることになります。そして、ずっとビジネスが進まなくなるのです。クライアントがつかないので、スキルも上がらない、という悪循環になります。
ではどうしたらいいか、というと、比較することをやめるのです。比較することをやめて、劣等感をスルーしてください。
あなたは、一番いい車は何だと思いますか?フェラーリですとか、ポルシェです、という人もいるでしょう。しかし、マツダですとか、日産が好きです、という人もいるのです。
ヨーロッパの高速道路を走るのには、ベンツはいいかもしれませんが、日本の狭い道ではベンツより、軽自動車の方が乗りやすいでしょう。
私の祖父は、日産のシーマという車に乗っていましたが、シーマは車幅が広すぎて、そのうち不便で手放してしまいました。
こんなふうに、自動車一つとって、どれが一番と比べることはできません。比べる時は、一つの基準で比べてしまっている時です。
買う人も、フェラーリが一番早いから、フェラーリを買うわけではありません。値段とか、デザインとか、音とか、いろんな基準があります。
コーチングも同じで、見込み客は、自分の人生に合うから契約するのです。人によって、とにかく有名なコーチがいい人もいるし、コーチとのつながりが濃くてサポートが手厚い方がいい人もいます。
そのため、同じ基準で比べて劣等感を感じてもしょうがないのです。
私も、誰が一番先生のお気に入りになれるか、と、やたらと争っている団体を知っています。それもいいですが、自分がやりたいことで、得意なことを活かしたいと思いませんか?
そうしたら、その分野であなたは専門家になることができ、ビジネスもうまくいくのです。クライアントにも感謝されます。
これはポジショニングと言って、あなたの強みを活かして、独自の売りを出すことです。ポジショニングがうまくできれば、あなた独自のマーケットを作れます。
「できない」から「できる」に変える
不安になるのは、できないことや、足りないことに注目しているからです。あれができない、これができない、あの人はできるのに私はできない、などと考えています。
できない、足りないことを見る癖があると、たとえそこを克服したとしても、また新しくできないことを見つけて不安になるのです。
新しいことに挑戦するのは良いですが、これは違う動機が元になっています。それは、本当は進みたくないから、逃げているのです。
〜ができない、と思っていれば、やらなくてもいい言い訳になります。私はまだ〜ができないので、ビジネスはしません、と正当な理由になると思っているのです。
周りには正当のように言えても、心の中では不安から逃げています。そのため、「これと、これが揃ったら、ビジネスをスタートします。いつまでに準備を整えます」といった明確な目標がありません。
お金がない、時間がない、人脈がない、スキルがない、と言って、スタートしないようにしているのです。
これを克服するには、まず「できる」と思ってください。できると思わないと先に進みません。できる、と感じるのはことは、エフィカシーと言います。
コーチングでエフィカシーとか、自己効力感というは、当たり前の言葉になっているので、使っている人も多いでしょう。
じゃあコーチは、自分のビジネスで、なんでできないと思っているのでしょうか。エフィカシーを上げた方がいいですよ。
ビジネスはできる、と思ってやらない限り、進みません。そして、自分はコーチングできる、と自分を信じましょう。エフィカシーは、できると思うことから始まります。
できないと思っていたら、ずっとできません。今、実際にできていないくても、できる、と未来の自分を信じることが大切なのです。
そうやって、進んでいくことで、本当に「できている」という状態になることができます。これは、できると思って前に進んだ人しか得られません。
あなたができない、と思っているのは、なぜですか?それは、やったことがないからとか、過去からの判断ではないでしょうか。
過去から判断している限り、ずっと、過去の自分に縛られ続けます。昔数学ができなかったので、一生できません、と言っているようなものです。
前世がとか、親がというのも同じことです。それよりも、未来のゴールから考えてください。
過去にあなたがやったことがないとか、失敗したからと言って、未来も必ずできないでしょうか。もし、未来のことがわかるなら、占い師になった方がいいです。
明日できないかもしれないし、明日できるかもしれないですね。うまくいかない人は、明日も1年後もできない、という方に賭けてしまっているのです。
未来はわからないのですから、できる方に賭けた方がいいのです。そうしたら、本当にできるかもしれないのですから。
まして、ビジネスで稼ぐというのは、とんでもなく高いレベルの話ではありません。誰でもやればできることです。1年でオリンピックに出ることは無理でも、1年で稼ぐことは十分できます。
だから、もう自信がないとか言ってないで、さっさと稼げばいいのです。
信念を入れ替える
コーチングで、信念(ブリーフ)という言葉があります。これは、自分がどのように自分や世界を捉えているか、ということです。例えば、
「自分はビジネスが苦手なので、稼げない」
「スキル不足なのでクライアントをとってはいけない」
「人からお金をもらうのは悪い」
こうした考えも信念です。これは、自分が勝手に作ったルールです。稼ぎたいなら、稼げない信念を変えなければいけません。
こうした信念は事実でしょうか?自分はスキル不足と思っていても、あなたにぜひお願いしたい、というお客さんがいるかもしれません。
他の人と比べてスキルがない、と思っていても、人の人生を少しでもよくできるかもしれませんね。あなたを待っている人がいるはずです。
それなのに、自分を知ってもらうための情報発信をしなかったり、ビジネスを真剣にやらなかったら、届かないわけです。
お金をもらうのは悪いから、なるべく安い方がいいでしょう、と思っていても、それはあなたが勝手に作ったルールです。安い値段だと買いたくない人もいます。
セールスするのは悪い、と思っていても、相手は、早くセールスしてほしいとか、後押ししてほしい、と思っているかもしれません。
こうした、あなたのビジネスのブレーキになる信念は変えましょう。ブレーキが外れれば、簡単に稼げるようになります。
あなたより、スキルや経験がなくても、稼いでいる人はいますね。何にもスキルがない初心者なのに、どんどんクライアントを見つける人がいます。
私も、以前はビジネスに対してそれほど積極的になれませんでした。しかし、高い値段で他のコーチに頼んだのに、何も成果がなかった、という人たちをコーチングしていて、自分のところに来させた方がいい、と思うようになりました。
悩んでいる人は、どこかで誰かの商品を買うのだとしたら、どうせなら自分のところで買ってもらった方がいいでしょう。
稼げない信念になっていると、行動ができません。だから、私は、マインドセットが大事だと言っているのです。セッションでも、信念を書き換えています。
ビジネスの知識とか、コーチングスキルとかは関係ありません。あなたが、劣等感をやめて、できるというエフィカシーを持つことが大事なのです。
そして間違った信念を改めてください。そうしたら、売れるようになります。売れると、確信に変わります。だから、早く売ってくださいね。