なぜ自信がつかないのか
起業や、ビジネスを成功させるのに、自信がない、と思っていませんか?自信がないのには、理由があります。その原因を変えていけば、自信をつけることができるのです。
しかし、自信がない人は、「自信がついてからやろう」と考えてしまいます。それでは、自信がつくこともないし、ビジネスも成功しません。
あなたが、稼げるコーチになりたいなら、今回の記事をよく読んで、問題点を認識し、マインドを変えてください。そうすれば、自信がない、という考えを変え、起業やビジネスを成功させることができるようになります。
ビジネスをしないから
なぜ自信がつかないかというと、まず行動しないから、ということがあります。自信の一つに、エフィカシーがあります。エフィカシーは、「ゴールを達成する能力の自己評価」のことです。
エフィカシーを上げるには、いろいろな方法がありますが、成功体験をするという方法があります。何かに成功するということを、繰り返すことで、エフィカシーが高まるのです。
何かの成功体験をするということは、何らかのアクションを起こす、ということです。何かをしなければ、成功はしないからです。なので、ビジネスの自信をつけたいなら、ビジネスの行動することが1番早いです。
なぜ、行動ができないかっていうと、失敗を恐れているからです。失敗するのが嫌なので、何もしない、もしくは無意識に、何もしたくない、と思っているかもしれません。
人の心理には、学習性無力感というものがあります。これは、犬をケージに閉じ込めて、逃げられないようにして、電気ショックを与え続けると、犬は逃げることをやめる、という実験から、導き出された法則です。
ケージを開けて、逃げられるようにしても、電気ショックを悲しい顔をしながら、受け続けるということになります。
なので、できないという無力感があることで、何も行動ができない、ということが起こります。
ビジネスで、始めたばかりの人や、稼げてない人の場合、行動してもすぐに成果が出ないので、何回かやると失敗をして、無力感を感じてしまいます。
本当は、やり続けると、そのたびに成功に近づいているのですが、そこで継続できないので、そこから進歩ができないのです。
そうすると、失敗しないように行動しなかったり、失敗の心配がない、学びや、インプットの方ばかりやるようになってしまいます。
これだと、ビジネスで成功も失敗もしないので、自信もいつまでもつきません。
勉強すれば、とか、スキルが上がれば自信がつく、と思っている人も多いです。そのため、稼げない人同士で勉強会をしたりとか、模擬コーチング会をして、いつまでも稼げない状態を維持してしまいます。
そういった行動をとっても自信はつかないので、ビジネスのことを少しずつでもやっていく、ということが大切です。
例えば、ブログを書いたり、セミナーを開催したり、体験セッションをしたり、といったことがあります。これらは必ずお金になるわけでも、断られないわけでもありません。
ただ、正しいやり方で継続していけばい、ずれは稼げるようになります。というのも、ビジネスで収入を得るというのはそれほど難しくないからです。
難しく思うのは、あんまりやってないからというのと、心理的なハードルが高いから、ということがあります。
しかしこれらは、自分の問題であって、自分が変われば前に進むことができる問題です。
欠点を見るから
次に、自信がつかない理由として、「欠点を見るから」ということがあります。いつも、自分ができないことや、自分の苦手なことを見るので、ネガティブ思考になって、自信がなくなっていくのです。
自分にはコーチングスキルが足りない、ウェブのスキルが足りない、セールススキルが足りない、経験が少ない、資格がない、だから自分は稼げない、などなど欠点を探してしまいます。
しかし、欠点というのは、探そうと思えばいくらでも探すことができます。そして、それを埋めようとして、欠点を埋めるためのインプットも、いくらでもすることができます。
例えば、ウェブをうまく作れない、という欠点を見つけたとします。ウェブはコーチの仕事ではありません。コーチの仕事は、1番はコーチングです。なので、コーチングをやることを、第一に考える必要があります。
しかし、ウェブがうまくできないから売れないと思って、ウェブのスクールに通ったり、自作でプロみたいなもの作ろうとしても、素人のやることなので、たいしたものはできないのです。
なので、それは、お金を出してプロにやってもらったり、ある程度の普通のものができれば良いのです。
ウェブがきれいだからと言って、売れるわけではありません。ウェブきれいだと、見た目は綺麗で儲かりそうですが、内容が良くなかったら、お客さんは来ないんです。
こうしたものを、一つ一つ埋めていこうとすると、膨大な時間と、お金がかかってしまいます。
ビジネスの本質は、お客さんのニーズがある商品を、お客さんに売るということです。なので、大事なことは自分の欠点を見ることではなく、お客さんのニーズを見ることです。後は、それに必要なことをやればいいのです。
実際には、欠点と思っていることは、欠点ではありません。欠点だと思っているのは、稼げないコンフォートゾーンから考えているからです。
あなたが欠点だと思ってるところも、私から見たら、欠点じゃないということは、たくさんあると思います。自分のことは、自分ではわからないので、もう稼げるのに、稼げないと思っている人も多いのです。
欠点を修正してる時間があったら、さっさと成功してしまったほうが早いのです。
比較するから
比較すると、自信がなくなります。比較自体は、そんなに問題では無いのですが、比較して、できないところを探して、落ち込むというのがよくないのです。
よくあるのが、それぞれの分野で、自分より優れている人とか、成功してる人を引き合いに出して、〇〇さんよりできないと思うことです。
〇〇さんよりできないことは、事実であるかもしれませんが、だからといって、稼げないとか、必要とされていないということにはなりません。
これも、欠点を探してしまうのと同じで、他人を使って、自分ができないことにしてしまう、ということです。
すべての分野で、1番優れている人はいないので、比較して落ち込むのは、ずっと止めることができません。比較したところが少し良くなっても、また比較したり、もっと優れた人と、比較するようになるからです。
参考にするのは良いとしても、それで自信をなくす必要はありません。なぜなら、あなたと〇〇さんは違うので、まず、同じことをしなくて良いからです。
そして、成功してたり優秀な人であっても、最初は、しょぼいことから始めています。しょぼいことから始めてだんだんよくしていけた人だけが、成功するんです。
なので、最初からすごいことをやろうとして、そういうことはできないとか、しょぼいことは意味がないと思っていると、そこから進歩しなくなります。
同じ資格を取ったとしても、ホームページをきれいにしたとしても、同じようには売れません。というのも、それを売り上げにつなげるための経験やスキルもないからです。
結局、表に見えてるとこよりも、1番重要なのは、見えてない部分です。目に付くところというのは、自分で分かる範囲のことです。なので、その範囲のことを直したからといって、コンフォートゾーンから出られるわけではありません
もし、あなたが、今稼げてないなら、稼げてる人と比べてできてないのは、当たり前です。なので、同じようにやろうとして、比べて落ち込むことはありません。
自分に優しくする
自信を持ちたいからと言って、自分に厳しくしていても、逆に自信を失う結果になります。例えば、うまくいかないときに、何でこんなこともできないんだ、とか、なんてダメなんだ、とネガティブな言葉で、責めてしまう人がいます。
これは、成長できるようですが、自分がダメであるということを、潜在意識に教えることになります。そのため、これまで行ってきたような、欠点探しや、人との比較でわざわざ弱点を見つけてくる、ということをしやすくなります。
そこを埋めることで、確かにその部分は成長するのですが、稼げるようになるわけではありません。なぜなら稼げる世界とは、レールが違うからです。
そして、自分がダメだということで、自信をなくすと、ますます行動ができなくなります。行動ができなくなれば、成功もしないので、ずっと自信もつきません。
だから、ほんとに成長したいのであれば、自分に優しくする、ということが大事です。これは、心理学では、
「セルフコンパッション」といいます。
セルフコンパッションがである人は、つまずいたり、失敗したりすることがあっても、自分を責めずに、前向きに進むことができるのです。
あなたも、何をしても怒られる環境と、何をしても励ましてもらえる環境だとしたら、どちらが行動しやすいですか?
優しくするというのは、必要なことをしない、ということでありません。自分ができなかったり、うまくいかなかったりしても、それをネガティブに評価せず、自分自信を認めることができるか、ということです。
例えば、セールスをして断られたときなどに、まず、自分が行動できていること自体を、認めてあげるということです。そして、自分を他人にするように優しく接してあげることが大事なのです。
ビジネスをしていて、なんでもかんでも、スムーズに全部うまくいくということは、あり得ません。スムーズにうまくいってるように見えている人でも、必ず何らかの失敗や問題、トラブル等を経験しています。
もともと、それらはビジネスに含まれているので、それはもう失敗というよりも、成功するために必要なステップです。
何かあるたびに、いちいち自分を責めて、だめだと思ったり、落ち込んだりして感情的になると、ビジネスで成功することができません。
むしろ、うまくいく人ほど、早く失敗を経験しておきたいと考えます。なぜならそれが、成功するためのステップなので、早く改善した方が良いからです。
何があったとしても、セルフコンパッションを大事にして、感情的にならない。そして、そこからどうしたらいいのかということを、建設的に考えられるようになれば、あなたも稼げるようになります。
稼げない人は、ある程度うまくいかないと、そこでダメだと思って、他の方法にしてみたり、スキルアップやインプットが必要だと考えます。ところが、ビジネスは、稼げる所に近づけば近づくほど、難しい問題が出てきます。
ブログを書くことは誰でもできます。しかし、ブログを続けることは、1割以下の人しかできません。さらに、ブログから集客をすることは、少数の人しかできません。そこから、高額商品を売るのにも、またハードルがあります。
このように、成功に近づくほど、できないことが出てきます。なので、できないという所で止めていると、また別のルートをとったとしても、同じ問題に突き当たってしまうのです。
これが結局、集客術やビジネススキルをいくら学んでも、稼げない人が稼げない原因なのです。
稼ぐためには、稼げるところまで進み続ける、そして、さらにその先にも進み続ける、ということが大事です。
一時的に勢いで稼ぐことができる人はいます。しかし、フェードアウトする人も多いです。なぜなら継続して稼ぐことができないからです。
稼ぎ続けるためには、自分に対して厳しくするのではなく、優しくして、自分を認めましょう。
今回は、自信をつけることについて、お話ししました。自信がないから、自信がついてから何かをしようというのは、うまくいかない考え方です。
ただ自分ができないとか、自信がないと思っているだけで、今からでも成功に向かうことができます。
自分の欠点を探したり、人と比較して劣等感を持ったり、自分を責めて理性をなくしたりするのは、稼げない人の考え方です。
思考は今日から変えることができます。自信を持って、あなたを必要としているクライアントに、あなたの商品を届けてください。それが、あなたが稼げるコーチになるための最短の方法です。