やる気が出ないのはなぜか
儲けたいのに、ビジネスにやる気が出なくて行動できないという人もいます。
やる気さえ出れば、稼げると思っている人が多いですが、本当の問題はそこにはありません。やる気さえ出れば、と思っている人は、ずっとやる気に困り続けます。
セミナーとか、自己啓発本を読んで、興奮して、少しやって、またやる気がなくなるというループにはまるのです。そうやってやる気を補充し続けないといけなくなります。
それでは、やる気がない時間と、やる気を出す時間がほとんどになり、やる気を出すためのお金が出ていくので、貧乏になってしまうのです。
本当にやる気を出して、ビジネスを成功させるにはどうしたらいいのかお話しします。
意味のないことにやる気は出ない
やる気が出ないのはなぜか、というと、人は意味のないことにやる気は出せないからです。
私は、大学生の頃に、1日だけ、コーヒーにおまけをつける、というバイトをしたことがあります。その時、それがものすごく無意味なことに思えて、かなり苦痛でした。
もう絶対にやらないと思ったし、そういうことにやる気は出ないのです。コーヒーにおまけをつけるのは、意味がないわけではないですが、自分が意味を見いだせない限り、やりたいとは思えません。
ビジネスで必要な行動ができないとか、ブログが書けない、というのも、意味がないと思っているから書けないのです。
ブログなら、書いてすぐに何十万稼げる、というものではありません。だから、短期的に見たら、意味がないと思われてしまいます。
それよりも、「楽してすぐに、無料で稼げます!」と言われる方が、意味がありそうなので、そっちに行く人はたくさんいます。
宝くじも、本当はただの税金なのですが、買ったら当たると思い込んでいる人が買いに行きます。貧乏な人は、こうやってお金をなくしていくのです。
意味がある、と自分が思っていることにはやる気が出るけど、意味がないと思ったら、それが本当は意味があることでも、やる気は出ないのです。
もし、ブログを書くことが、意味のあることだと思ったら、忙しくても書くでしょう。
海外に旅行に行くのは、手間のかかることですが、アメリカに行きたい人は、それを乗り越えてアメリカに行くのです。
しかし、同じ人であっても、用がなければ、隣の部屋に行くやる気さえ出ません。
いくら、やる気が出るセミナーで、アゲアゲになっても、ただ興奮しているだけで、無意味なことを続けることはできません。これが人間の性質なのです。
何が意味があることなのか
やる気が出るためには、意味があると思う必要があるのですが、何が意味があることなのか、正しく判断しないと、稼ぐことはできません。
やる気があっても、SNSでコメントしまくるとか、異業種交流会に出るとかやっても、稼げません。しかし、自分が意味があると勘違いしたら、それをやってしまいます。
宝くじも、意味がないのに、やってしまうのです。
つまり、やる気があることが、稼げる本質ではありません。意味のあることに、やる気があれば、稼げるということです。
稼げない人は、やる気がないのではなく、意味のないことにやる気と労力をかけています。反対に稼げる人は、稼げる行動がわかっているので、そっちの方にやる気が出ます。
商品を作りましょう
ステップメールを作りましょう
と私は言っていますが、これは売れるために、意味があるから言っているのです。
ただ、これらは、それなりに労力がかかるし、頭も使う必要があります。だから、避ける人が多いのです。やる気がありません。
それより、日記ブログを書いたり、SNSで日常生活をアップする方がやる気があるので、そればかりやる人もいます。
日記とかSNSが悪いのではありません。それは、楽しいかもしれません。しかし、それで稼げると思っていたら、方向が間違っています。
SNSは、楽しくなるように作られています。巨大企業が、中毒するように作っているので、はまる人が多いです。しかし、そこに時間をかけると、稼げなくなります。
稼げないコーチは、本当に意味のあることと、意味のないことが区別できないので、ただ目先の楽なこととか、できることしかやらないわけです。
しかし、稼ぐには、稼げないコーチが意味がないと思っていることを、やる必要があります。稼げる領域に近づくほど、嫌なことが増えるのです。
セールスで断られたり、ブログを更新したり、ビジネスプランを改善したり、といったことが起こります。稼げる人は、それに意味があると気づいているのでできますが、稼げない人は、そこで諦めます。
諦めて、楽して儲かる方法はないか、また探し始めるのです。しかし、稼げる領域になるほどまた面倒なことが出てくるので、そこから先には進めないのです。
どんな集客法であっても、結局本質は同じなので、同じところでつっかえます。
自分の中の意味あることを変えないと、稼ぐことはできないということです。
やる気が向く先を変えるには
どうしたら、意味あることができるかいうと、意味あることがわかっている人に教えてもらうのです。分からなければ、何度でも教えてもらい、修正してもらいます。
スポーツでも、自己流で無茶苦茶なフォームでやっていたら、うまくはなれません。コーチから、正しいやり方を何度も教えてもらい、修正してもらって、初めて上達するのです。
だから、世界のトップ選手でも、必ずコーチがついています。意味あることを身につけたら、成功することがわかっているから、トップ選手であってもそうするのです。
オリンピックでも、選手とコーチの関係が話題になります。大阪なおみ選手のコーチとか、羽生結弦選手のコーチとか、トップになるほど注目されます。コーチの存在がいかに重要かわかるでしょう。
伸びない選手は、自己流で、努力すればいいと思っています。
ビジネスでも、稼げない人ほど一人でやろうとします。お金を出すのが怖いので、人に頼めないのです。人に頼むのは、悪いこととか、ずるいとか、甘えだ、とか考えていることもあります。
それで、稼げたらコーチやコンサルをつけるとか思っています。稼げないからこそ、コーチが必要なのに、発想が逆なのです。
稼げる起業家になるほど、優秀なアドバイザーがいます。これが現実です。
やる気を正しい方向に向けてもらうことで、うまくいきます。ほんの少しずれるだけでも、稼げたり、稼げなかったりするので、その部分を教えてもらうのです。
自分にとっては、大したことがなくても、稼げている人から見たら、大きな違いに見えます。
メルマガをやっていないで、日記ブログを書いている人は、自分では、なかなかいいと思っているのですが、稼げている人からしたら、これでは無理、と思うのです。
集客法の勉強にばかり行っている人も、自分では稼げるようになったつもりですが、稼げる人から見たら、無意味なことをしているようにしか見えません。
もし、その判断が自分でできるなら、もうすでに稼げているはずです。半年も1年も稼げていないなら、意味あることと、意味ないことの区別がついていないということです。
だから、先にお金を用意して、教えてもらうことを優先してみてください。
本当に意味あることにやる気を向ける
今回は、やる気が出ない原因や、稼ぐためのやる気の出し方についてお話ししてきました。
人間は、無意味なことにはやる気が出ません。一時的に興奮したらできますが、それは続きません。稼ぐために必要なことは何なのか理解して、本当のやる気を出しましょう。
稼げない方向であっても、意味があると勘違いすると、そっちに一生懸命になります。宝くじを一生懸命買ったりします。
稼げるためには、稼げる行動に意味を見出して、やる気を向ける必要があるのです。
何が意味があるかは、稼げる人から教えてもらい、直接修正してもらってください。それが最短で稼げる方法です。