コンフォートゾーンを出る人、出ない人
もし大きく成長したいなら、自分のコンフォートゾーンから抜け出しましょう。コンフォートゾーンというのは、自分が居心地がいい範囲のことです。
今稼げない、というコンフォートゾーンにいる人は、それを延長して言っても稼げるようにはなりません。コーチでも稼げない人が多いのは、稼げないゾーンから、出ないからなのです。
出ない、といったのは、出るか出ないかは、自分で決められるからです。
うまくいかない人は、今の延長上で、物事を考えてしまいます。そのため、今の状況をキープしながら、インプットをしたり、スキルアップをしていけば、成功できる、と思っているのです。
成功できると思っていないかもしれないですが、それしかできない、と思い込んでいます。
しかし、本当に稼げるコーチになりたいなら、稼げない現状とは、連続していないところに行かなければなりません。
コンフォートゾーンを抜け出す
私は、以前あるコーチング団体に関わっていました。そこは、ある意味自分のコンフォートゾーンでもありました。しかし、金儲け主義や、契約違反、もっとやばい問題を黙殺するなど、不祥事がありました。
その時、私は、それを告発する立場に周り、その団体と関わることをやめたのです。いろいろな圧力や批判を受けたりもしました。
これはあまり言っていないですが、その団体の上層部で、独立する、と言っていた人がいたのですが、結局その人は独立しませんでした。
そして、「改革しましょう!」と言ってきた人もいました。結局その人は、改革どころか、何もしませんでした。
その時私は、抜け出す人と、抜け出さない人がいることに気がつきました。口では現状を出ると言いながらも、いざとなったら抜け出さない人もいるのです。
抜け出さない人は、そのコンフォートゾーンの中で、最適な地位を取ろうとします。ある団体があれば、その中で、トップから2番目くらいの位置が最適です。
トップを取るということは、クーデターみたいなものなので、なかなかできません。なので、2番くらいが一番良いのです。
コーチングの用語では、「現状の最適化」と言われています。
私も、団体の中で、お金をたくさん積んで、権益をもらったり、称号をもらったりしたら、それだけ有利になることは知っていました。
だから、それを目標にして、せっせとお金を貢いでいたら、いろいろメリットがあったのです。
しかし、それは面白くないし、コーチとして変だと思ったので、やりませんでした。そして、不祥事が出てきたタイミングで、完全に見切りをつけたのです。
その結果、新しい出会いや情報がどんどん入ってきて、コーチとして、一気に成長できました。もし私が、ブラック企業の労働者のように、同じところに止まっていたら、こうはならなかったでしょう。
これは、組織とは関係なく、個人の心の問題でもあります。自分の現状の、外を目指すことで、一気に成長していくことができます。
今不満を感じているコンフォートゾーンも、ガラッと違うものに変わるのです。
それができるのは、コンフォートゾーンの外に出る人だけです。今の状況を維持しながら、ちまちまやっていても、現状を打ち破ることはできません。
今稼げていないとしたら、その行動や思考を続けている限り、絶対に稼げません。
・稼げない仲間とつるんでいる
・ビジネスに時間を使わない
・インプットしたら稼げると考える
・労働者マインド
・集客セミナーにお金を払う
・無料で得したいと考える
こうした状況で、あなたが成功することはありません。
コンフォートゾーンは、それがうまくいっているか、いっていないかに関係なく、決まっています。お金が稼げなくて嫌だな、と思っていても、コンフォートゾーンになっているので、抜けられません。
いくらスキルを買っても、同じことです。なぜなら、誰の役にも立たないし、同じことができる人はたくさんいるからです。
ビジネスは、誰かの役に立つからお金がもらえます。だから、自分だから解決できる悩みを、解決していくことで稼げるようになるのです。
ビジネスでいう、ポジショニングをするということです。
ビジネスはオープンエンドの問い
コーチングスクールに行っても稼げるようにならないのは、スキルを学んでも、あとは自分でお客さんを見つけないといけないからです。
スキルは、もう誰かが解いた問題です。しかし、あなたのビジネスの答えは、あなたが主体になって見つける必要があります。
決まった答えがない問題のことを、オープンエンドと言います。ビジネスでは、オープンエンドの問いを考えていく必要があります。
例えば、月100万円稼ぐにはどうしたらいいかとか、クライアントの問題を解決するにはどうしたらいいか、今日のブログは何を書くか、などは、答えが決まっているわけではありません。
答えが決まっているのはクローズドエンドと言います。鎌倉幕府を開いた将軍は?と言ったら、源頼朝、というふうに答えが決まっているのです。
労働者の場合は、経営者がオープンエンド問題を解いて、それをマニュアル化していくれているので、仕事がたんたんとできるわけです。
日本の学校教育は、クローズドエンドの答えを暗記する、という教育でした。答えがない問題を解く教育にはなっていません。
これは、労働者を育てるには効率がいいのです。労働者は、決まった答えを暗記して、それを黙々とこなせる人が優秀だからです。
労働者マインドだと、誰かが解いた問題とマニュアルをインプットしていればいいという思考になります。これをビジネスにそのまま持ち込んでしまいます。
そうすると、インプットばかりで、アウトプットがない状態になり、稼げなくなります。
インプットは、いくらあっても、アウトプットの問題を解かない限り、絶対に稼げません。そして、インプットをいくらしても、自分のビジネスを構築できるようにはなりません。
スキルや知識は、ある程度必要ですが、ビジネスというのは、自分で問題を解いて、人の問題も解決することです。
稼げないコーチが、労働者のコンフォートゾーンにいる限り、その延長にビジネスの成功はないということです。
コンフォートゾーンを変えないと稼げない
あなたのコンフォートゾーンは、どうなっているでしょうか?客観的に見てみてください。
1年前と、今の収入が変わっているでしょうか。半年前と、今で同じようなことをして、同じ仲間とつるんでいたりしませんか?
もしそうだとしたら、自分で変える決意をしない限り、ずっと稼げない状態を続けることになります。今やっていることの延長に、ビジネスの成功はありません。
だから、早く目を覚ましてください。
あなたが、自分のビジネスの問題や、クライアントさんの問題を解いたりするようになれば、助かる人がいるのです。
では、そのためにインプットしよう、というのは、間違った発想です。やることは、問題を解き始めるということです。
・誰に何をどのように売るのか
・自分が提供できるものは何か
・お客さんが解決したい問題は
・今日のブログを何を書くのか
・ステップメールに何を書くのか
・売り上げを上げるにはどうしたらいいか
こうしたアウトプットを考えて、答えを出していくことで、あなたは稼げるコーチになることができます。このように単純なことなのです。
人間の心には、現状を維持する機能があります。今居心地がいいと思っているところに、止まろうとするのです。
あとは、あなたの判断次第です。自由で豊かなコーチになるのか、労働者や貧乏コーチを続けるのか、どちらのコンフォートゾーンを選ぶでしょうか。
貧乏コーチや、労働者のコンフォートゾーンを維持しながらビジネスで成功することはありません。稼げないコーチは、ここを勘違いしているので、ずっと稼げないのです。
コンフォートゾーンを変えない限り、半年後も1年後も、同じ状況にい続けるでしょう。
稼げるコーチのコンフォートゾーンを選べば、半年後、1年後、あなたはお金も時間も手に入ります。人助けをして、自分も他人も豊かになります。
コンフォートゾーンを出るためには、コーチのサポートが必要です。私は、あなたが自分のビジネスを作り、稼げるようになるところまで、全力でサポートします。
あなたがもしコンフォートゾーンを本気で変えたいと思ったなら、私にご連絡ください。一緒にあなたのビジネスを成功させましょう。
あなたが決めれば変われます
今回は、コンフォートゾーンを抜け出そうというお話をしました。
稼げるコーチになるには、今の居心地のいい場所から抜け出す必要があります。稼げるコンフォートゾーンに行くと決意することで、自分を変えてください。
本気で人生を変えよう、コンフォートゾーンを変えようと思ったら、変わることができます。もう稼げない苦しい思いはやめて、さっさと稼ぎませんか?
ビジネスもどきや、起業ごっこをしている人は、労働者のコンフォートゾーンにとどまってビジネスの真似をしているだけです。
それでは絶対に、ビジネスの成功はありません。労働者マインドを抜け出して、ビジネスのアウトプットをするようになりましょう。