コンプレックスをやめて成功する
コンプレックスや、劣等感が原因になって、行動ができなかったり、余計な行動をしてしまうと稼げなくなります。コーチングビジネスで稼ぎたいなら、これらを捨てることが大切です。
劣等感のせいで稼げない人
コンプレックスの一つに、「あの人のようにできない」「あの人より劣っている」という考えがあります。
例えば、自分の先生よりもできないとか、周りのコーチの方が優れている、と思うことがあります。そうすると、劣等感を持って、「自分には価値がない」と感じるのです。
価値がないと思うので、「売るにはまだ早い」「お金をもらうのに値しない」と、お金を受け取ることができなくなります。
悪いパターンでは、ここから「あの人のようにできたら」「あの人に追いついたら」という言い訳が出てきます。それによって、稼ぐ行動が取れなくなります。
そして、コンプレックスを埋めるために、「知識が必要」「スキルが必要」と考えて、それらにお金と時間を使ってしまうのです。
しかし、今活躍している人は、それぞれの得意なことをやって稼いでいます。先生も、得意分野で、進歩しているので、簡単に真似できるわけではありません。
勉強しても、やはりコンプレックスは消えないわけです。
稼ぐことから逃げていると、勉強の方が目的になっていきます。勉強をするために、劣等感をわざわざ自分で感じる、というふうになってしまうのです。
コーチングスキルも、ビジネススキルも、いきなりハイレベルなことを真似しようとしてもできません。
ビジネスなら、稼いでいる人は、お金を使ったり、何度もテストして失敗したり、修正したりした結果、稼げています。だから、いきなりその成果の部分だけやろうとしても無理です。
お金が十分あったとしても、お金を使って稼ぐ能力がなければ、お金をドブに捨てる結果になります。広告も、やみくもに打ってみても、売れるわけではありません。
お金がないので、稼げない、ビジネスができない、という言い訳はよく聞きますが、お金があったら、稼げるでしょうか。稼げると思えないから、「お金が減る」と思って、「お金がない」と言うのです。
ビジネスが上手な人を見て、「自分にはできない」と劣等感を持つ意味はありません。
できないのは、当たり前だからです。理解もできないでしょう。できるなら、稼いでいるはずです。その知識を全部学んだところで、余計に無理だと思うだけです。
ビジネスに必要なパーツは、
マインドセット
ポジショニング
ビジネスプラン
マーケティング
セールス
があります。
これらができるようになれば、稼げるようになります。これは、どのビジネスでも共通です。大成功している起業家も、これらが揃っています。
人と比べてどうこうではなく、必要なことができれば稼げるのです。
強迫観念からの無駄な行動をやめる
コンプレックスがあると、それを埋めようとするので、無駄な行動が多くなります。
知識コンプレックスがあると、楽しくもないのに、知識を集めようとしたり、セミナーに行ったりします。本好きでもないのに、本が多くなったりします。
スキルにコンプレックスがあると、スキルアップをするとか、資格を取るという行動から抜けられなくなります。
これらは、「強迫観念」から来る行動です。
「知識がなければいけない」
「スキルがなければいけない」
という、「しなければならないこと」=have-toの思考なのです。
have-toなので、これらを集めることで、実は不安は増加して、余計に自信がなくなっていきます。
これらは、学校や、親の教育の影響もあります。世の中では、その人のやりたいこととは関係のない、「しなければないらないこと」がたくさん言われています。
「勉強しなければいけない」
「会社に勤めなければならない」
「迷惑をかけてはいけない」
「友達は多くなければいけない」
「本を読まなければいけない」
「痩せていなければいけない」
などなど、ものすごく溢れているのです。
そして、これらができないことで、コンプレックスを抱く人が多いわけです。これらは頭のゴミです。あればあるだけ、頭が曇り、息苦しくなります。
勉強が好きでもないのに、超難しい学術書に囲まれて生活したら、鬱になります。会社に行きたくもないのに、行っていれば、気力がなくなっていくでしょう。
このブログも、稼ぎたい人に向けて書いているので、稼ぎたくない人は、ビジネスのパーツとかは知らなくていいですよ。
あなたが本当に稼ぎたいのか、プロコーチになりたいのか、よく考えてください。稼ぎたくない人は、ビジネスではなく、普通に好きなことや、楽しいことに、時間とお金を使った方がいいと思います。
稼ぎたい人は、稼げる行動を、ストレートにすればいいのです。自分が月100万円稼ぎたいなら、誰と比べなくても、それに集中すればよくないですか?
しかし、他人と比べたり、しなければならないこととかを考えているので、コンプレックスになるのです。
稼ぐ金額も、いくらでないといけない、ということはありません。だから、100万でも1億でもいいのです。比べる必要はありません。どちらが優れているということもありません。
稼げないコーチでも、ボランティアでも、全く構わないのです。
Have-toではなく、あなたが何をやりたいのか、から考えましょう。
自分で自分に許可を出す
コンプレックスや劣等感を捨てるには、まず気づくことが必要です。気づくことだけでも、改善されていきます。
他人と比べていたら、それに気づいてください。また、自分に欠乏感を感じたら、気づきましょう。
知識とかスキルなどは、物じゃないので、散らかっているように見えませんが、情報空間では負担になっています。
ちょうどパソコンに余計なデータが入りすぎて、動きが遅くなり、大切なファイルがどこにあるかわからないような状態です。
脳も情報処理をしているので、余計な劣等感とかがあったり、覚えなければいけない知識とかがあったりすると、動きが遅くなります。
私の知り合いに、何を聞いても解説してくれる人がいます。今日の天気を聞くと、天気図とか気圧から全部解説したり、地名を聞くと、歴史から地理から何でも解説します。
グーグルよりすごいくらいですが、こういう人は、それが大好きなのでいいのです。
しかし、稼ぎたい人が、ノウハウコレクターになっても、稼げません。これらは、必要のないことなので、頭の動きが重くなって不安が増えるだけです。
脳だけではなく、時間や、労力、お金の面でも、余計なことをすると容量がなくなっていきます。
ブログを1時間でも書いたらいいのに、集客セミナーに行っていたら、時間が使えませんね。こうした余計なことをする前に、まずコンプレックスや劣等感に気づいてください。
そして、「もう稼いでいい」「お金を受け取っていい」という許可を自分に出しましょう。許可が出せると、劣等感を埋める必要がないことに気づきます。
自分に対して、
またダメだ
お金を受け取る価値がない
と、許可が出ない人は、稼げないのです。
しかし、許可をするのは、自分しかいません。自分が許可を出せばもう稼げるようになるのです。自分の価値を下げているのは、自分だということに気づきましょう。
あなたは、もう理想の未来を実現していいのです。