成功するエフィカシーの作り方

成功するエフィカシーの作り方

稼げるようになるには、まず自分が稼げるということを信じることです。

コーチングではこのことは「エフィカシー」と呼ばれています。エフィカシーとは、ゴールを達成する能力の自己評価のことをいいます。簡単に言えば、どれくらい自信があるかということです。

エフィカシーが高いという事は、自分には能力があると信じているということです。それは他人が見て「ない」と言っていても、自己評価なので関係ありません。

自己評価なのでいつでも自分で変えることができます。

エフィカシーが低い状態は、自分の能力が低いと思っているということです。これも自己評価なので、人から見て能力が高いと思われてるかは関係ありません。

ビジネスでも、エフィカシーが高ければ、「稼げる」と思っているということです。そうすると、実際に稼げるようになります。

稼ぎたいと思っているのに稼げないと思っていれば、その現実が続くことになります。なので稼げるようになるためにまず確信を持つことです。

エフィカシーとは何か

自信をつけるというと、何を思い浮かべますか?自信というと、多くの人は「自信になる何かをつけたそう」と考えます。その何かには、能力や、スキルや、資格などがあります。

しかし、そうしてもなかなか自信はつきません。何かを付け足しても、また足りないことが見つかるからです。

まずは自信がついてからビジネスをやろうと思う人もいますが、自信をつけるための努力をしても、いつまでも成功しません。

エフィカシーは自己評価なので、どんな状況でも、周りがなんと言っていても、自分が信じれば上がります。よく言われる根拠のない自信と同じようなものです。

根拠があるとかないというのは、客観的に見た基準です。しかしエフィカシーは自分で評価するだけなので、根拠は必要ありません。

ビジネスで成功したいなら、まず成功できるという根拠のない自信を持つことです。そうするとそれに合わせて現実を動かすことができます。

稼げるという前提で世の中を見るので、稼げる根拠が見つかるのです。

例えばビジネス初心者でも、稼げないと思っている人は、初心者なので勉強しないといけないと思うわけです。稼げると思ってる人は、初心者だから稼ぎやすいと考えます。

お金をいただく時も、稼げないと思っていると、「まだ駆け出しだからお金がもらえない」と思いますが、エフィカシーが高ければ「駆け出しなのでお金をたくさんいただきます」と考えることができます。

資格がない時も、資格がないので資格を取ってからスタートします、と思うか、資格がないので差別化できると考えることができます。

先に根拠のない自信があれば、後から稼げる理由はいくらでもつけられるのです。

このように、エフィカシーによって自分や世界の認識が変わります。そしてそれに合わせた現実が引き寄せられるということです。

エフィカシーが高ければ、稼げるんだから稼げると考えられます。それはもう自分に能力が十分に備わっていると思っているからです。

しかしエフィカシーが低いと、能力が低いと思っているので、能力を高めなければいけないと考えます。

そのため、さっさと稼いげばいいのに、先に能力を上げてからとか、まだ勉強することがあるのでちょっと、と考えてしまいます。これが稼げないコーチがインプットにばかりお金や時間を使ってしまう原因です。

もう十分成功できるのに、まだ足りないと思って頑張っている、稼げてないコーチがたくさんいます。

売れそうなものでは売れない

コーチングの資格を取るとかスキルアップをするといったことも、外の売れそうなものを取り入れようという考えです。しかし稼げると思っていないので、何を取り入れてもコンフォートゾーンは動きません。

コーチングでもエフィカシーという言葉は広く使われるようになっていますが、まだ能力を高めないといけないと思っている人も多いです。

なので筋トレをしなきゃとか、本を読めなければとか、NLPをとるとか、集客術を学ばないといけない、と思って苦しんでいる人がたくさんいます。

コーチでさえそうなので、間違った考え方が伝わっていると思います。私は今、「豊かなコーチを養成する」ために、コーチングをしています。

「豊か」というのは、お金があればいい、という話ではありません。まずエフィカシーが高めることが大切です。そうすると、クライアントにも、それを伝えることができるわけです。

しかし自分が頑張らないと成功できない、と思っていたら、クライアントにもそれを伝えることになるでしょう。お金を稼げたとしても、苦しみが連鎖していくことになります。

だからそうしたコーチたちも、頑張って欠点を埋めるという世界観から抜け出てほしいと思っています。残念ながら、頑張らせるコーチングが多いのが実情です。

エフィカシーが低い状態で見えている欠点を埋めるために頑張っても、コンフォートゾーンが変わるわけではありません。必要だと思っているものは、現状維持に必要なものだからです。

本当に必要なものは、エフィカシーが上がらないとわかりません。なので、自分は稼げるとか、理想の未来を実現する能力がすでにある、と思ってください。

本当に必要な事はさっさと稼ぐことです。稼ぎたいなら自分のコーチングの商品をお客さんに買ってもらえばいいだけです。なので自分はもう充分稼げるコーチングができると思って、お金をいただいてください。

それで100万円いただけばいいのです。ところがエフィカシーが低いと、100万円もらってもそんなに受け取れないとか、自分にそれほど価値はないと思ってしまいます。

それは変わらない理由を作っているだけなのです。

成功する根拠は後から見つける

エフィカシーを上げたければ、ゴールのイメージを強めてください。そのためには、まず稼ぐと決めることです。ゴールは本当に達成するものだと思いましょう。

なんとなくやっているので、稼げないのです。なんとなくアメブロやSNSをやって、なんとなくセールスして、勉強したりしていれば、成功することはできません。

それは、「適当にやっているから稼げなくて当然だよね」という逃げ道を作っているだけだからです。なので稼ぐことを決めて、自分がどうなるのかゴール設定をしましょう。

それが、稼げているのが当たり前とか、稼げないとすごく困るというレベルになったら、稼げるようになります。勉強しているといつか稼げるというものではありません。

あなたが稼ぐと決めたら、それを確信に変えましょう。確信に変えるには、稼いだ後の自分の姿を想像してください。それを何度も繰り返して脳に覚えこませるのです。

そうすると、イメージしている世界が、だんだん現実だと脳が認識するようになります。つまり当たり前になるのです。これがエフィカシーを上げる方法です。

この時、遠い未来に達成すると思ってはいけません。今達成していると思ってください。

いつか達成するというのは、今の自分は変わらなくて良いことになります。だから現状でやっていることをやり続ければ良いことになってしまうのです。

よく自分でできるとか、稼げると言って何も変わらない人がいますが、それはゴールと自分が別々になっているからです。なので適当にやってしまったり、モチベーションが、と悩んでしまいます。

あなたが稼げるようになりたければ、現状の自分を守ることを手放してください。そして、もう稼げる、と確信しましょう。

それが根拠のない自信になります。根拠がないと成功できないのではなく、根拠は後から見つかります。エフィカシーを高めて、あなたも成功してくださいね。

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