稼ぎたいなら今の自分を認める
あなたは、今の自分を認められているでしょうか。自分の持っているものや、本音を認めて、肯定することで、ビジネスは成功に向かっていきます。
自分の持っているものに気づく
コーチングビジネスで成功するには、まず今自分が持っているものを認めることです。認める、というのは、十分だと気づくということです。
例えば、今自分が持っているスキルがあったとして、それが十分だと認めます。そして、自分は持っている、と認識するのです。
持っていない、と思っていると、
「このスキルでは稼げない」
「勉強しないと稼げない」
と思ってしまいます。
もちろん、何も知らない人は、ある程度勉強した方がいいのですが、コーチングを学んでいるなら、すでに持っているはずです。
良いコンテンツを持っているにも関わらず、持ってない、と思っていたら、ずっと稼ぐことができません。スキルをいくら身につけても、やはり「持っていない」と思うでしょう。
「◯◯先生と比べて劣っている」
「◯◯のスキルができない」
こうしたことは、いくらでも探すことができます。スキルがうまい人とか、知識がある人、というのは、いくらでもいるものです。
先生とか、有名な人は、自分の得意分野でずっとやってきている人です。その人たちと、同じ基準で比べたら、ほぼ確実に負けるでしょう。それは、その人たちが作った基準だからです。
コーチングで稼ぎたい、と思ったら、どこかの時点で、稼ぎ始めないといけません。そうしないと、ずっとお金を払い続けるだけの人になります。
だから、自分が持っているものを、しっかりと認めて、自分に稼いでいいというOKを出すことが大切です。OKを出せない人は、いつまでも自己否定を続けるのです。
コーチングの資格を何個も取ったりしても、稼げるようにはなりません。
基本を学んだなら、あとは自分で実践して応用していくしかないのです。そのためには、お金をもらって、真剣なコーチングをする必要があります。
そして、クライアントを見る中で、自分なりのスキルや知識をつけ、応用方法を見つけていくのです。
認めた上でどうしたいか考える
あなたは自分自身のことを認めているでしょうか。いろんなことを認めてください。そして、その上で、「どうしたいのか」を考えてみましょう。
「足りない足りない」という、欠乏マインドから考えると、
「準備が整ってから」
「スキルが身についてから」
「いいタイミングになったら」
というふうになります。そうすると、不安を埋めるための行動になります。セミナーに行ったり、講座を受けたりして、できた気になるのです。
しかし、本当は、実践しない限りは、できないし、不安は消えません。自信もつかないままです。だから、悪循環になってしまいます。
認めた上でどうしたいかを考えると、プラス思考になります。
・自分にはスキルも知識もあるが、誰を助けたいのか
・生活に十分なお金はあるが、理想はいくら儲けたいか
と、前向きに考えることができるのです。
人間、本当に切羽詰まっている時は、必死でなんとかします。水道の停止通知が来たら、なんとかして払うでしょう。しかし、欠乏マインドでなんとなく不安になっていても、解決のための行動は起こせないのです。
ビジネスでうまくいくのは、切羽詰まって必死にやる人か、情熱を持ってやる人です。
たいていの人は、切羽詰まっていません。なんとなく、割といい生活をしています。
別にビジネスをやらなくても、生きていけるので、モチベーションはそこまでありません。ただ周りの友達とか、有名な人と自分を比べて、劣等感を持って不安になっている、くらいのポジションなのです。
そのため、欠乏マインドから抜け出した上で、「どうしたいか」というゴールを設定する必要があります。
人に見せたり、周りの人に褒められるゴールでなくていいので、ぶっちゃけどうなりたいのか、というところからスタートします。そうしないと、本当のモチベーションにはならないからです。
無理に高くしたり、立派にする必要がありません。
ぶっちゃけ、会社を辞めて、時間が自由になって、年収600万円くらいが理想、と思ったら、まずはそこをゴールにしてください。ここで、本心でもないのに、1億とか、10億とか言っていても、全然効果はありません。
これも、自分を認めるということです。自分がどんなふうに思っていても、それでいいとしてください。欲しいものは欲しい、やりたいことはやりたい、それでいいのです。
自分に優しくする
周りと比較したり、良いとされていることと比べたりして、自分を責めないようにしましょう。自分に対して優しく接するようにするのです。
子供のことを考えてみると、よくわかります。あれはダメ、これはダメ、こうしなさい、君はお父さんみたいな公務員になりたいんだよね?とやっていたら、どんどん萎縮してしまうでしょう。
その上、人格否定までしていたら、何もできなくなってしまいます。
もちろん、大切なことはあります。ビジネスでも、成功するマインドセットはあるので、稼ぎたいならそれらを身につける必要はあります。
しかし、何をやりたいかは、本音じゃないと、どこかでつまづくのです。
プロコーチになりたいけど、コーチングはボランティアじゃないといけないとか、社会貢献じゃないといけない、と思っていると、うまくいかなくなります。
本音では、お金をたくさんもらいたい、自分が助けたい人だけ助けたい、と思っているのに、嘘をついてもしょうがないのです。
助けたい人のために、有料の商品を作って、時間もお金の余裕も欲しい、と思うなら、そこに対して、自分に許可をしてください。
「時間がたくさんあっても良い」
「月に10日のセッションで良い」
「お金をたくさんもらって良い」
というふうに、自分がなりたいものへの、許可の言葉を言ってみましょう。
私も、いつも言っていますが、自分が助けたい人で、お金を払ってくれる人以外は、助ける気持ちがありません。それ以外のことをやってもうまくいかないし、興味があまりないのです。
無料の人を相手にしても、良い話を聞いた、と言って何も変わらないので時間の無駄です。
発信内容も、言いたいことしか言っていません。それを良いと思ってくれる人を相手にしたいからです。
こういうことを言ったら、否定したくなる人もいると思います。コーチングをやっていると、「コーチはこうあるべきだ」とか、お金も払っていないのに、言ってくる人もいます。
そういう考えの人がいても良いですが、市役所に面倒を見てもらえば良いのです。私が相手にする必要はありません。
あなたも、自分のゴールを達成しても良いと、許可を出してみましょう。自分の本音に対して、優しく肯定するようにしてください。
そうしたら、欠乏マインドから解放されて、ビジネスもうまく行きはじめます。
自分を認めればビジネスも成功する
今回は、自分のことを認める大切さについてお話ししました。
あなたは、自分のことを認められているでしょうか。すでにあるスキルや、知識を無視して、「ないない」と言っていませんか?
今からでも、あなたは持っているものを与える側になってください。不足を補う時間を、与える時間に変えれば、自ずと稼げるようになります。
自分には、与えられる、商品にできるだけのものがあると、認めるのです。そして、その上で、これからどうしたいか考えてください。
あなたがやりたいことや、理想の姿は、誰にも言う必要はないので、本音で考えてみましょう。自分の気持ちを否定しないで、優しく肯定するようにしてください。
必ず、ビジネスは前に進んでいきますよ。