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稼ぐ自信がない人へ

稼ぐ自信がない人へ

稼ぐために、自信がない、と考えていませんか?また、自信があったら稼げる、と思っている人もいるかもしれません。

「まずは自信をつけてから」と言って、勉強をしたり、新しい資格を取ったり、準備をいつまでもしている人は多いです。

実は、自信をつけてから稼ぐ、というのは間違いです。また自信がない、というのも間違っています。自信についてどう考えたら成功するでしょうか。

★動画でも解説しています。
『今の自分を肯定すればゴールが近づく』

自信のなさと、未来への不安を分ける

まず、自信がない、という人は、「未来への不安」があります。未来への不安のことを「自信がない」と言っているのです。

しかし、未来への不安と、自信がないことは違います。未来が不安なのは、当たり前だからです。なぜなら、未来はまだ来ていないからです。

来ていないので、実際はどうなるかわかりません。人間であれば、未来に不安を感じる人がほとんどです。でも、未来に不安を感じるからと言って自信がないわけではありません。

明日の天気に自信がない、と言っても、その人に自信がないことにはなりません。天気はどうなるかわからないのに、自信もなにもないからです。

そのため、自信がないのではなく、売れるかどうか不安だ、と正しく認識することが大切です。

稼げないコーチや、ビジネスを始められない人は、この不安に対処しようとします。

不安は準備をしたり、安心できるために生まれる感情です。なので、不安を消そうとすると、準備がずっと続いたり、絶対安心のところまで何もできなくなります。

未来のことは未確定で、あらゆる可能性があります。そのため、未来の不安要素を事前に消そうとすると、無限の準備が必要になるのです。

ビジネスも失敗しないためのスキルや知識の勉強を、いつまでも続けることになります。また、コーチングセッションも、誰が来ても完璧にできるまで、できなくなります。

もちろん、完璧などこの世にはありませんので、不安を消すための勉強は終わりません。

本人は「勉強したら自信がついて稼げる」と思っているのですが、不安を埋めるための勉強なので、自信にはなりません。

コンフォートゾーンの中に、どんどん問題をこしらえて、それを解くというループを繰り返すだけなのです。

不安に感じていることを認める

この考えを変えるには、まず不安を感じていることを認識することが大切です。将来のあらゆる失敗に対処しようとしていることを、自分で気づく必要があります。

気づかない人は、不安に振り回されて、もっともらしい理由をつけて、自分の気持ちがわからなくなります。なので、本当の自分の気持ちに気づいて、振り回されるのをやめるのです。

そして、未来は誰にもわからないので、不安を感じることは仕方がない、と思いましょう。

不安を感じるのが、異常だと思って、それを消そうとするので、わけがわからなくなるのです。まずは、こういうことも人間だからあるよね、と思ってください。

未来が稼げるかどうかわからないなら、悩んでいる暇に、稼げる確率を上げていくしかありません。それが本当に必要なことです。

そのためには、稼げることをすることが大切です。勉強はいくらしても、稼げることには直結しません。

稼げることというのは、稼ぎ方を教えてくれるメンターやコーチについたり、マーケティング活動をしてお客さんを呼ぶことです。

また商品を見直したり、ウェブを改善したり、といったことがあります。これらに時間を使うようにしましょう。

稼げない人は、稼ぐために必要なこと以外のことに気持ちがいってしまうので、稼げないのです。稼ぐための行動に集中すれば、ビジネスは確実に進んでいきます。

現状を肯定する

コーチングや、自己啓発などでは、「現状を否定しましょう」ということが言われることがあります。これは、現状を否定しないと、成長が止まってしまうから、という理由があるからです。

しかし、現状を否定すると、自信をなくしてしまいます。自分を否定すれば、自分を信じられなくなるのは当たり前のです。

それが不足感や、欠乏感となって、自分を高めなければいけないとか、ダメな自分は頑張らないと成功できない、という考えになります。

コーチングでは、ゴール設定をします。ゴール設定をすると、コンフォートゾーンがずれて、現状の居心地が悪くなるのです。

ただ、この仕組みを間違った捉え方をすると、自分を否定すればいい、という考えになる場合があります。その結果、自分を下げるので、欠点探しや、足りないもの探しになってしますのです。

人間には、現状維持機能があります。例えば、体温はだいたい一定に保たれていますが、それも脳の機能のおかげなのです。この働きをホメオスタシスといいます。

寒かったら、体が震えたり、暖かいところに行こうとします。暑ければ汗をかいて、涼しいところに行こうとします。

これが情報空間にも働いているので、コンフォートゾーンが変わると、現実もそれに合わせて変わっていくのです。

しかし、汗をかくときに、自己否定をする人はいません。

年収300万円の人が年収1000万円のコンフォートゾーンになったら、1000万円が普通なので、むしろ、より稼げているのが普通な状態になっています。

赤ちゃんは、自分を否定しなくてもどんどん成長しています。親が歩いていたら、歩きたい、と思って、真似したりしながら、覚えてしまいますよね。

ところが、大人になると、スキルが足りないので勉強してからとか、自分は高い商品を売るほどの価値がない、と思って、「成長」をしようとするわけです。

Yes I’m goodの本当の使い方

今の自分が価値がある、これでいい、と思うことは、過去も未来も肯定することになります。

今がどんな状況でも、未来がよくなると思えれば、今は未来への必要な通過点になるのです。また、今がいいということは、過去に起こったことがすべてよかったことになります。

良い未来から見たら、今は良い現在になり、良い現在から見たら、過去は良い過去になります。

私たちは、いつもその時の最善の行動をしてきているのです。だから、今という通過点は、最善の結果になります。今の自分を肯定できない人は、未来も過去も肯定できないのです。

自分を肯定すれば、自分に価値があると感じることができ、欠乏を埋めようとすることがなくなります。

その上で、理想の未来をイメージして、ゴールを設定してください。自信がないから何かをする、というのは、want-toではありません。

今は今で満足して、感謝してください。そして、その地点から、「これから何をしたいか」を考えるのです。

稼ぎたいなら、ぜひ稼ぎましょう。どんな楽しいことがあるか、想像してみてください。

私は、自由で豊かな稼げるコーチを育成したいと思っています。

豊かなコーチになる、というのは、お金の話だけではなく、自己肯定をすることも含まれています。自分を肯定できなければ、1000万円稼いでも、10億円稼いでも、本当の自信にはなりません。

稼いだ額が自信になるなら、稼げなくなることが怖くなって、自由ではなくなります。もっと稼がないといけない、という、強迫観念になるでしょう。

これでは、お金があっても豊かさを手に入れたとは言えないのです。

コーチングの言葉で、Yes I’m good!というものがあります。これは、何か成功した時に言う言葉とされています。もちろん、成功した時に言うのもいいです。

しかし、本当は成功した時も、失敗した時もYes I’m good!なのです。稼ごうとして、稼げなくても、goodです。成果が出なくても、よくやった、と思いましょう。

こんな風に自分を認められるようになれば、うまくいきますよ。

あなたが、自信を持って、豊かなコーチになることを願っています。

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