稼げない思考で考えない
今回は、稼げない思考で考えない、というお話をします。
稼げないコーチでも、「正しい判断をしている」と思って、ビジネスをしています。しかしそれで稼げないなら、判断が間違っているということです。
成功しないのは、「何が間違っているかわからない」からです。それ以前に、正しいと思っているので、直そうともしません。自分が考えた範囲で、頑張り続けるわけです。
間違ったことをしていれば、稼げないまま3年や5年は簡単に過ぎてしまいます。
皮膚科のお医者さんが本で書いていたのですが、大人になっても何十年とアトピーで苦しむ人がいます。その原因は、治療方法が間違っているからです。
本当は半年1年もあれば治るのに、間違ったことを続ければ、悪化したり、治らなかったりします。正しい判断に変えられなければ、いつまでも問題はそのままです。
コーチングビジネスも、稼げない思考で判断していたら、いつまでも稼げません。そのうちお金がなくなって、やめてしまうでしょう。
正しい判断ができない
稼げない思考で考えても、正しい判断ができません。今はネットで無料でなんでも情報が手に入ります。ビジネスの情報もいくらでもあるわけです。
しかしその中でも正しい情報はあまりありません。ほとんどが間違った情報です。しかし、実際に稼げるかどうかは、稼いだことがある人でなければ判断できないのです。
正しい判断ができるなら、稼げないことはありません。稼げない頭で考えても、間違った答えになっているということです。
10年くらい前なら、mixiでビジネスができましたが、今mixiをやっている人はほとんどいませんよね。情報があっても、使えるとは限りません。
今はFacebookが稼げるとかinstagramが稼げるとか、いろんな集客法が宣伝されていますが、1年前に稼げたとしても今使える保証はありません。
情報に対して、使えるのか使えないのかは、稼げないコーチには判断できません。
こうした情報を発信しているのは、ビジネスをしている人です。マーケティングのために情報を出しているわけです。
集客法を知りたい人が、集客法を検索したらホームページやブログにたどり着きます。だから集客法を発信しているのです。
情報を得ても、それを信用する人と、しない人がいます。それは情報の受け手の判断に任されています。
私のブログやメルマガも、マーケティングの一つとして発信しています。情報発信をすることで、まず知ってもらい、信頼関係を築いて、クライアントになった人だけを助けています。それが集客の仕組みになっているわけです。
私の出す情報も、「これでは稼げない」と考える人もいるし、「稼げる」と考えてくれる人もいるでしょう。
それも受け手が判断していることに違いありません。
しかし、どちらにしても、正しい判断はできていないのです。
稼げると思っても、稼げないと思っても、稼げていない人は推測しているだけだからです。稼げそうだと思っているだけです。
それがいろいろな情報に対して、稼げそうとか、稼げなさそう、と考えているだけで、あくまで自分の経験の中でしかわかりません。
この判断自体が、稼げない根本の原因です。このことに気づかない限り、何年たっても成功はしないのです。
コーチングを売ろうとしない
コーチングビジネスは、コーチだというだけで珍しがられて売れたこともあります。しかし、今はコーチが溢れているので、コーチだから売れるということはありません。
情報発信もたくさんの人がしているので、どんどん量が増えて、内容も濃くなっています。なのでなんとなく、誰でも言えるようなことやできるようなことをしていても、売れなくなっています。
今後は、自分ができることを売っていても売れない時代です。そのため、自分ができることではなく、お客様のニーズをビジネスにすることです。
コーチも、コーチングができます、では売れません。お客様は自分の望む未来が欲しいのであって、コーチングができますと言われても興味がないからです。
それがYoutubeでも、お医者さんでも、どこかのサロンでも、理想が叶えばいいということです。
コーチは、コーチングを使って理想の未来に連れていくだけの話です。なのでコーチングを売ろうとしても稼げません。
ビジネスは、お客様の理想と現実のギャップが埋められれば、商品が売れます。なのでお客様の悩みと、どうなりたいのかを話してもらって、提案をすれば売れるのです。
なぜなら、お客様はギャップの埋め方がわかりません。だから、コーチがそのギャップを埋められればコーチングの契約はできます。
しかし、稼げないコーチは必死で、コーチングは科学的ですとか、コーチング論や、コーチングはすごい、という話をします。
胡散臭くありません、まともな商品です、と一生懸命説明して、コーチングを売ろうと説得をするわけです。
しかし、怪しくないと言われれば、怪しいのかな?とお客様は考えます。
それで売れないと、コーチングは理解されてないとか、胡散臭いと思われてるから売れないと考えます。
何度も言うように、お客様は悩みを解決したり、目標を達成したいのです。コーチングの説明をされても、あまり興味はありません。
大事なのは現状と理想のギャップがどうやって埋まるのか、どうしたら悩みを解決できるのか、という部分です。これに気づけば、どうやったら売れるのかわかるでしょう。
ストレートに、お客様が持っている悩みが解決したり、理想の未来が実現できることをお伝えすればいいだけです。
それがわからないのは、判断が間違って居るからです。コーチングを売っても、コーチングは売れません。この判断を正しくできなければ、5年後もちゃんと、売れないコーチであり続けるのです。
しかし5年も売れないコーチを続けられる人はなかなかいません。その前にお金がなくなったりして諦めるからです。なのでお金があるうちに成功しなければいけません。
自分で自分を直せない
自分では間違いを見つけられません。間違った判断を続けてしまうのは、自分で自分のことがわからないからです。正しい判断に変えられなければ成功しないのですが、自分でそれを判断することはできません。
マイケル・ジャクソンは超一流の歌手ですが、マイケル・ジャクソンにも歌のコーチがいました。なぜなら、マイケル・ジャクソンくらい歌がうまくても、自分で自分を直せないためです。
コーチが、マイケルより優れた歌手というわけではないでしょうが、コーチに見てもらわないと自分のことがわからないから、コーチが必要とされたということです。
コーチがいないということは、何が間違っているのかも気づけないし、修正もできません。
稼げないコーチで、コーチをつけていない人も多いですが、それではいつまでも稼げない間違いに気づくことも直すこともできません。
コーチングビジネスでも、稼げているコーチほどコーチをつけています。
ところが、稼げないコーチほど、お金がないからとか、稼げるようになってからコーチをつけると考えます。そんな言い訳をしている限り、稼げるようにはなりません。
稼げないコーチほど、コーチをつけないといけません。稼いだこともないのに、自分の判断でできるわけがないからです。
コーチングスクールで資格を取ったとしても、ビジネスの成功の仕方までは教えてもらえません。稼ぎたいなら、稼ぎ方を教えてもらわなければいけないのです。
それがわからないと、コーチングスキルを学びに行ってしまいます。しかしそれではビジネスは成功しません。それが稼げないコーチがたくさんいる理由です。
稼げない思考で考えていても、稼げるようにはなりません。稼げないコーチは、稼げない判断をしているからお金が入ってこないわけです。
しかし稼げない結果が出ていても、正しい判断をしていると思っています。なぜなら、わざわざ間違っていると思う判断をする人がいないからです。
そのため修正できずに何年も稼げないコーチがたくさんいます。このことに気づいて正しい判断ができるようになってくださいね。
正しい判断がわからないなら教えてもらうしかありません。自分で自分の間違いを直すことは難しいからです。
私もコーチをつけていますが、稼げない人ほどコーチをつけてくださいね。そして、稼げるようになっても、コーチをつけてくださいね。それが成功する方法です。