稼げるセルフトークに変える方法
あなたは、稼げるセルフトークをしていますか?
自分に語りかける言葉をセルフトークと言います。セルフトークが間違っていると、ゴールが達成しません。セルフトークを直すことで、ゴールが近づきます。
稼げるセルフトークをすると、稼げる方向に向かいますが、稼げないセルフトークを続けていると、やはり稼げない現実に向かってしまいます。
セルフトークは、順を追って改善していくと、うまく修正できます。
何をしたいのかを決める
セルフトークを改善するとき、その目標が必要です。というのは、脳は、目標がないとうまく働かないからです。
ただ漫然と、よくなったらいいな、というのでは、変わりません。例えば、体力があったらいいな、と思っても体力はつかないですが、マラソンに出る、と決めたらどんどん体力がついていきます。
英語が喋れたらいいな、と思っても身につかないですが、英語圏の恋人ができたら、一気に上達できたりします。
このように、達成したい目標=ゴールに対して、自分が変わっていくのです。
反対に、漫然とセルフトークを変えよう、と思っていても、なかなか変わりません。なんとなく、ポジティブになっったらいいなとか、IQが上がったらいいな、と思っても、難しいわけです。
稼ぐのも同じで、なんとなく稼ぎたいとか、お金が欲しい、という人はたくさんいます。しかし、ゴールがないと、セルフトークは変わりにくいので、お金が入ってくる人は少ないのです。
つまり、自分が何がしたいのか、ということを決める必要があります。ここの理由が弱いと、アファメーションとかをしていても変われないのです。
どうしても稼ぎたい理由
稼げるセルフトークにするには、なぜ稼ぎたいのか、という理由が必要です。
あなたは、なぜ稼ぎたいですか?あなた自身のゴールをしっかり考えてみてください。お金が入ってきたとして、何がしたいでしょうか?
稼げない人は、今の給料とか、収入で、本音では変わらなくていい、と思っています。サラリーマンなら、1日10時間とか働いて、平均年収がもらえれば、それで足りてたりします。
そのため、ビジネスをしてまで、稼ぎたいとは、本音で思えないのです。時間も、あったらいいな、と思っているのですが、実際には、そこまでやりたいことがありません。
また、会社で働いて時間を使うのがそれほど嫌だと思っていないのです。嫌なら、1日で逃げ出してしまうでしょう。毎日行けている時点でコンフォートゾーンです。
時間の面でも、お金の面でも、今が一番なので、現状が動かないということです。
この状態でセルフトークを直すと言っても、なかなか変わりません。
わざわざビジネスをやって、なぜ稼ぎたいでしょうか。ビジネスをやってまで、なぜ時間が欲しいのでしょうか。
よく、お金ができたら再投資しますとか、勉強をします、と言う人もいますが、本当に、そのためにリスクを負えると思えるかが重要です。
それくらい、やりたいことがあれば、あなたは変わることができます。
ビジネスで稼げるのは、やりたいことがある人と、切羽詰まっている人です。切羽詰まっている人は、どうしても抜け出したいと思っているからです。
それほど切羽詰まってない人でも、理想の未来が素晴らしければ、今の状況の居心地が悪くなって、抜け出したくなります。
その気持ちが、セルフトークを変えるエネルギーになります。
許可を出すセルフトーク
ゴールが決まれば、本気でそこに向かうエネルギーになります。しかし、同時にブレーキをかけているセルフトークがあります。
それは、「できない」というセルフトークです。月に100万円売る、と言われても、「できない」と思ってしまいます。
ビジネスをスタートした最初の時は、契約することすら「できない」と思っていたりします。商売をしたことがない人は、商売なんかできない、と思います。
セルフトークを改善するには、まず気づくことが必要です。自分が「できない」と言っていることに気づいてください。
まず気づくことで、暴走することを止めることができます。気づいていないと、セルフトークに支配されて、逃げるという行動が自動で生まれてしまいます。
気づくことで、まずはコントロールできるニュートラル状態にするのです。
そして、「〜してもいい」と言い換えてください。ここで、無理にポジティブにしようとしても、うまくいかない場合が多いです。
無理があると、無意識が抵抗してしまうので、ストレスが生まれて、引き戻されてしまいます。なので、まずは許可することをしましょう。
「月100万円稼いでもいい」
「お金を受け取ってもいい」
「クライアントがいてもいい」
「成功していい」
と自分に語りかけます。
違和感があるとしたら、まだ許可が十分ではありません。その場合は、何度も繰り返して、毎日言ってみましょう。
自信のセルフトーク
できないから、許可が出せれば、ブレーキがはずれてきています。
次に「〜できる」と言えるようにしましょう。
「稼げる」
「契約できる」
というふうに、自信を持つということです。
自信がない、という人も多いですが、まずは許可を出してから、できる、と思ってください。
ネガティブなセルフトークが出るたびに、この流れで自分の思考を変えていきましょう。
決意するセルフトーク
そして、ビジネスを加速するには、「〜する」という言ってみましょう。
「月に100万円稼ぐ」
「クライアントを何人契約する」
というふうに、決意や、覚悟を持つということです。これによって、ビジネスにコミットできるようになります。
目標が決まっていると、「達成するにはどうしたらいいか」と考えることができます。
決めていないうちは、できない理由が出てきます。できない理由は、稼げないコンフォートゾーンを維持するためのものです。
しかし、「〜する」と決めると、コンフォートゾーンが未来の方に移動するので、思考やセルフトークも変わります。
達成のセルフトーク
ゴールのリアリティーをさらに上げるには、「〜している」というセルフトークをしましょう。これは、ゴールを達成した時の自分の姿を現在進行形で感じるためのものです。
感情を感じるくらいイメージして、言葉で脳に働きかけていきます。
例えば、稼いでいる自分が、日々していることや、住んでいる場所、持っているものなどを、想像します。この時、それらは自分が本当に気持ちが良いとか、嬉しいと思えるものであることが大切です。
イメージしてみて、自然と良い感情が浮かんでくるものにします。最初にお伝えした、やりたいことをさらに強くしていくアファメーションです。
「○○の車に乗っていて気持ちが良い」
「きれいな家に住んでいて爽快だな」
というふうに、行います。
ここで、あまり欲しくもないことをアファメーションしようとしても無理です。なので、どうしても稼がずにはいられないようなイメージにしましょう。
これを毎日毎日やっていけば、ゴールの世界がリアルになってきます。もし面倒な人は、やりたいことを想像するだけでも良いです。
セルフトークを変えて豊かになる
今回は、セルフトークの改善方法についてお伝えしました。
セルフトークを直すにも、まず目標が必要です。目標があると、脳はそこに向かって働くようになるからです。漫然とやっていても、うまくいきません。
そして、「できない」というセルフトークに気づいて、
「〜しても良い」という許可
「〜できる」という自信
「〜する」という決意
「〜している」という達成
のセルフトークに変更してください。
抵抗がある場合は、最初は気づくだけでも良いです。そこから、許可ができるようになりましょう。
セルフトークが変われば、あなたも稼げるようになりますよ。