稼げるプロコーチになる条件

稼げるプロコーチになる条件

稼げるプロのコーチと、稼げないコーチの違いは何だと思いますか?

その条件の一つが、「ビジネスの計画を立てられること」です。稼げないコーチは、計画が立てられないですが、プロコーチは、計画を立てて、結果を検証することができます。

そのため、継続してクライアントが来るため、プロとして活動を続けられるのです。

稼げないコーチは、今月はクライアントが取れるか、取れないか、という次元でしか判断できないので、ビジネスが安定しません。

するとビジネスの継続が難しくなります。プロのコーチとして、ビジネスを続けたいなら、計画を立てて、数字で管理できるようになる必要があります。

セールスファネルを理解する

計画を立てる上で、セールスファネルを理解することが必要です。これは、稼げる仕組みの基本となる考え方です。

ファネルとは、ジョウゴのことです。入り口が広く、下に行くに従って狭くなっていく形をしています。

セールスファネルは、入り口の集客から、下に行くほど濃い見込み客になり、人数が絞られていきます。そして、最終的に契約まで行くのです。

具体的な仕組みでいうと、

ワードプレス
メルマガ・ステップメール
体験セッション
契約

という流れになります。

ブログでアクセスを集めて、その中の一部の人が、メルマガに登録します。そして、メルマガに登録した中から、体験セッションに来る人がいます。

体験セッションに来た人の何割かが、契約する、というふうに、ジョウゴのようになっているのです。

稼げない人は、この中の、集客部分と、成約部分しか見えていません。そのため、たくさん集客をして、そこに売り込めば成約がある、と思っています。

しかし、これは一番難易度が高いことです。また、集客も、とにかく人が集まればいい、と思ってしまっています。

商品が要らない人が、いくら集まっても誰も買いません。稼げない人ほど、人を集めたら、誰かが買ってくれるだろう、と甘く考えているのですが、そうはならないのです。

プロのコーチとして稼ぎたいなら、セールスファネルを理解して、一つ一つのパーツの精度を上げていくことが必要です。

ファネルは、上から下まで、スムーズに流れるようにします。だから、すべてのポジションを統一します。

そのためには、「契約」から考えましょう。どんな人がどんな商品を契約するのか、から逆算して、それに合わせて仕組みを作っていくのです。

これがずれると、ファネルの途中でつっかえたり、漏れたりしてしまいます。

ポジショニングを統一することは、大したことではない、と思うかも知れません。しかし、ポジショニングは、少しずれただけでも売れなくなります。

例えば、コーチングのブログなのに、メルマガがサプリメントの話だったら売れません。これは極端な例ですが、売る側にとってわずかな違いでも、買う側にとっては、大きな違いになります。

もちろん、コーチングに関することで、少しポジショニングがずれても、興味がある人はいるでしょう。しかし、興味があることと、高額でもコーチングを受けたい、という間には、大きなギャップがあります。

なので、ブログとメルマガは同じ内容を発信します。こうすることで、ポジションがずれることは無くなります。

ステップメールも、同じポジションで統一して書きましょう。すべてが、売れる商品に統一されるようにファネルを作るのです。

ビジネスプランを立てる

ファネルを作ることで、計画を立てられるようになります。

ファネルがないと、集客をとにかく頑張ろうとか、セールスを学ぼう、となるのですが、ファネルがあると、数字で管理して、どこを修正したらいいかがわかるようになるのです。

数字を使って、計画を立てることをビジネスプランと言います。事業計画のことですね。

コーチングで使うビジネスプランは、シンプルなものです。

アクセス数
メルマガ登録者数
体験セッション数
成約数
売り上げ

の数字を考えます。例えば、売り上げが月に60万円欲しいなら、30万円か、60万円の商品を作ります。

30万円の商品の場合、成約数は2人で60万円の売り上げになります。

2人成約するには、成約率が50%として、4人体験に来てもらいます。

体験に4人来る場合、メルマガ登録者は20人、そのために必要なブログのアクセスは2000、というふうに計算していくのです。

このようにすると、売れた売れなかった、の次元ではなくて、何が原因で売れたのか、売れなかったのかまでわかります。

計画を立てて、仕組みを作り、それを実行してみて、最後に検証をするのです。よくPDCAと言われるものです。計画通りにいかなかったところは、計画を変えたり、仕組みを改善したりします。

もちろん、最初から完璧な計画や、完璧な仕組みができるわけではありません。思ったよりアクセスが必要だったとか、思ったよりうまくいくこともあります。

稼げない考え方だと、プランを作らずに、売れなかったら価格を安くすることで対応しようとします。それで、安い値段で、人をたくさん集めよう、という方向に行くのです。

売れないのは、価格が高いからだ、と思うわけです。しかし、売れないのは、商品作りが良くなかったり、セールスファネルが良くなかったりといった原因があります。

自分の価値を、高く評価してくれる人を相手にすればいいのですが、価格を安くして、安い値段でしか買わない人を相手にしてしまいます。

ビジネスプランは、少し難しく感じるかもしれませんが、実際には、小学生の算数の式を作るだけなので、誰でもできることです。

ところが、この少しの計画を立てて、検証することができないコーチが多いので、稼げないコーチが多いのです。

やみくもに情報発信していたら、お客さんが来る、次元なので、たまたま上手くいくことはあっても、ほとんど上手くいきません。

ビジネスプランは、ビジネスの基本の部分なので、ここができないとプロコーチとして継続して稼ぎ続けることはできないのです。

稼いでいい許可を出す

私は、ブログを1日1時間書けば稼げると言っているのですが、なぜ稼げるかというと、

ポジショニング
商品作り
セールスファネル
ビジネスプラン

といった、集客以前の段階をしっかり作るからです。単純に1日1時間ブログを書いたところで、売れません。

仕組みがないのに、広告を打ってもお金の無駄になるし、集客を頑張っても売り上げにならないのです。契約から逆算して考えることで売れるようになります。

稼げる仕組み作りに、時間とお金を使えばいいのですが、売れない人は、自分を高めるとか、スキルを上げる、という方向に行くので稼げないのです。

自分を高めて、モチベーションを上げて、スキルを上げても、方向がずれていると何にもなりません。大阪から東京に行きたいのに、福岡に一生懸命走って行っても、意味がないのです。

新幹線の切符を買って、東京に行けばいいので、自分を高めるとか、スキルとかの次元ではありません。

まだ能力が足りない
稼げない

と思っているから、無駄な努力をしてしまいます。ただ新幹線に乗るだけなのに、その許可を自分に出せていないのです。

もう能力は十分ある
稼いでもいい

と、自分自身に言ってみましょう。能力がない、と考えて勉強している限り、エフィカシーは上がりません。エフィカシーというのは、ゴール達成能力の自己評価だからです。

自己評価なので、能力があると思うか、ないと思うかは自分次第です。なので、今すぐにでもエフィカシーを上げることができます。

エフィカシーを上げるのに必要なのは能力を上げることではなく、自己評価を上げることなのです。自己評価が低いと、いくらスキルアップしてもずっと不安なままになります。

この点を、多くの人が勘違いしています。

だから、今自分に、ゴール達成する能力は十分ある、と言ってください。そして、もうゴールを達成していい、稼いでいい、と許可を出しましょう。

稼いでいい
お金を受け取っていい
単価を上げてもいい

違和感がなくなるまで、言ってみましょう。

社会貢献できるコーチを増やします

あなたが、プロコーチとして、継続して稼げるようになれば、毎月毎月、助かる人が増えて行くということです。それが社会貢献になります。

人に貢献できるから、あなたも豊かになることができるのです。

私は、こんな風に、人に貢献して豊かになれるプロコーチをどんどん増やしていきたいと思っています。

私は、コーチングの価値の源泉というのは、人の人生を良くすることだと考えています。しかし、稼げるコーチがまだ少ないので、必要な人にまだまだ届いていないのが現状です。

この部分がなくなって、ただのスキル・資格販売ビジネスになったら、コーチングの価値は、どんどん下落していくでしょう。

コーチングで助かった、人生が豊かになった、という人がいるから、価値があるのです。

コーチ自身も、クライアントも豊かになることで、本当に価値のあるコーチングになると思います。

豊かなコーチを増やすためにも、これからも皆さんに役立つ情報や、本当に稼げる情報を発信していきますね。

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