コーチングで稼ぐには、ゴールから逆算する
コーチングで稼ぐには、ゴールから逆算することが大切です。稼げないコーチは、逆算ができないので、間違ったビジネスのやり方になります。
逆算できるようになると、コーチングビジネスが上手く行き始めます。
今回は、逆算することの重要性や、逆算のやり方について解説します。
稼げるコーチはゴールから逆算できる
コーチングビジネスを成功させるには、まずゴール設定が必要です。自分はどんなコーチになりたいのか、とか、何をしたいのか、というのを決めることです。
コーチングで何をしたいのか、がはっきりしていないと、向かう方向が決まりません。ゴールを決めることで、それに合わせてマーケティングなども決まります。
稼げない人は、ゴールが決まっていないので、何となくやってしまうのです。何となくやると、相手にも何となくしか伝わらないので、コーチングが売れないのです。
稼げない人は同じようなことを言う
稼げない人は、まず自分が何をやりたいかが、自分でよくわかっていません。お金がたくさん欲しい、月何百万とか、年1億円欲しい、と言っていても、そのお金が何に必要なのか、はっきりしないのです。
そのため、稼げない人たちは、似たようなことしか言えなくなります。これはどこかで聞きかじったことなので、似通ってしまうのです。
収入の額というのは、数字で明確に答えられます。そして、何に使うのかも答えられる問題です。それなのに、とりあえずお金があったら、人生上手くいくんじゃないか、くらいにしか考えられていません。
ゴールを達成した姿を明確にする
この曖昧な状態をやめるには、ゴールを達成した時の自分の姿を明確にすることが必要です。
コーチングで稼いだら、それを何に使うのか、どんなクライアントが来て、どんなコーチングをしているのかのイメージができていないと、ビジネスも上手くいかないので、希望額を達成することはできません。
この部分が決まらないと、コーチングの商品作りもできず、商品作りがダメだと、どんなマーケティングをしても無駄になるので、ビジネスが回らないのです。
何をしたいのか、自分自身に問いかけて、真剣に考えてみてください。聞きかじった言葉ではなく、自分の言葉で説明できるくらいにしておきましょう。
もし分からなければ、自分で自分のことはわからないので、コーチについた方がいいです。コーチの力を使って、自分のしたいことを明らかにしてください。
商品から作り、逆算する
コーチングビジネスが成功するかどうかは、商品作りにかかっています。だから、まず売れる商品を作って、そこからマーケティングを考えていきます。
ポジショニングと商品で決まる
なぜ商品が大事なのか、というと、「要らないものは誰も買わない」からです。要らない商品というのは、石ころを誰かに売ろうとするのと同じことになります。
興味ない人にとっては、石ころと、売れないコーチング商品は同じなのです。要らないのですから、お金は払いたくありません。
商品を作るためには、ポジショニングが必要です。誰に何を売るのかを明確にして、独自の売りを作りましょう。
商品が少しずれただけで売れない
ポジショニングとか、商品作りというのは、ほんのすこしずれただけでも売れなくなります。コーチングのスキルはあるけど、稼げていない、という人は、ポジションや商品がずれていることが多いです。
そのため、すこしそこを修正するだけで売れるようになります。
例えば、お金がない人たちに高額商品を売ろうとすると、すごく売れにくくなります。だから、この場合ターゲットを変えたら、売れる確率が高まるのです。
健康食品の顧客リストに、猫用品を売っても、売れません。ポジションや商品がずれる、というのはこれと同じことです。
買う人は、お金を払うのですから、自分が欲しいと思ったものしか買いません。パソコンでも、マックばかり買う人とウィンドウズばかり買う人がいます。同じようなものでも、ちょっとずれるだけで売れないのです。
商品が売れてから集客する
マーケティング、集客をするのは、売れる商品が出来てからです。売れてから集客すれば、効率よく売れていきます。しかし、稼げないコーチは、この逆をやってしまうので売れません。
売れない商品=ザルを、売れる商品=桶に変える
稼げない人は、集客をすると稼げると思っています。だから、商品が売れないうちから集客を頑張ります。
そして、売れないので、いろんな集客法を勉強します。自分の商品が売れないのは、集客数が足りないからだ、と思うわけです。ここに広告をかけたら、お金もどんどんなくなっていきます。
しかし、売れない商品はザルなので、どれだけ水を流してもただ通過していくだけです。
あなたは、ザルを持って川に水汲みに行く、という人がいたら、止めるでしょう。そんなことしても無駄だよ、と言うと思います。
それで、水がたまらない、と言って嘆いて、他の川に行ったらいいんじゃないか、とか、汲み方を変えてみようとか、水汲みセミナーに行こう、と言っているのです。あなたはアホですか、と言いたくなりますよね。
ザルを桶に変えることのほうが先です。だから、私は、桶作り=売れる商品作りを先にしてください、と言っているのです。桶を作って、穴がないことを確かめた後で、川に行けばいいのです。
売れる商品は投資しても回収できる
売れる商品が出来たら、売れる為の仕組みを作り、実際にそこに見込み客を集めていきます。ここまでくれば、あとは、必要なだけ集客をすれば済むのです。
また、広告費をかけても回収するための計算を立てることができます。売れる商品がないうちは、集客しても無駄ばかりですが、商品ができれば、集客が有効になるのです。
売れるコーチになるには逆算思考を身につけよう
今回は、稼ぐためには、ゴールから集客まで、逆算で考えることが必要だというお話をしました。先に自分がやりたいことを決めて、それに合わせてマーケティングを作ることでビジネスが上手くいきます。
売れない人は逆で、先に集客から入ろうとするので、上手くいかないのです。
ゴールから逆算し、ポジショニング、商品作り、仕組みづくり、集客という順番でビジネスを構築してみましょう。