マーケティング

売れる市場で売る

売れる市場で売る

売れるコーチになるには、売れる市場を選ぶことが必要です。「誰に何をどのように売るか」というポジショニングを考えることで、努力せずに売れることができます。

売れない人は、売れない場所にいるの、頑張って努力しても売れません。そのため、苦しくなっていきます。

今回は、なるべく簡単に売るために必要なことをお話ししましょう。

人に合わせずに売る

コーチングでは、○○のスキルがあったら売れる、とか、○○の資格があったら売れる、ということはありません。そうした業界もありますが、コーチングではそうはならないのです。

というのも、供給過多になっているので、同じようなことができる人がたくさんいるからです。そして、資格を持っている人も、増え続けています。

結局、スキルとか、資格、というのは、「みんなと同じこと」をやっているにすぎないのです。

コーチングなら、だいたいお金を払えば資格を取ることができます。そのため、同じことを、他の人も簡単にできます。

しかも、お客さんも、資格やスキルを持っているからクライアントになるわけではないので、ますます供給過多になります。

資格やスキルを売りにする市場に入ると、過当競争になって、全然売れない、稼げない、ということが起こるのです。

売れるには、「みんなと違うことをする」ことが必要です。

「みんなと違うことをする」というのは、コーチングで言えば、誰も手をつけていないポジションを取る、とか、違う売り方をするということです。

違うことをすると、それをやっているのは、自分か、少数の人だけになります。そうすると、その分野でトップに立つことができるので、売れるわけです。

だから、ポジショニングが大切になります。

売れない人は、自分から売れない分野に入って、売れない努力をしてしまいます。そうすると、ものすごく大変になり、相当頑張らないといけなくなります。

頑張っても、大して売れません。それはみんなに合わせて、多くの人と競争してしまうからです。お金が出て行って、入ってこない、というパターンに入ってしまうのです。

もともと供給過多の市場で、競争までしたら、大変に決まっています。また、自分の得意なことが生かされるわけでもないので、努力が必要になるのです。

最初に売れるポジショニングをすれば、自分が得意なことで、少ない労力で売ることができます。

これは、自分から不利になる状況を作り出しているようなものです。同じように、お金を払う人が少ない市場に入っても、稼げなくなります。

恋愛や出会い、ということを考えてみてください。

多くの人は、大衆雑誌に書いてあること、恋愛指南本に書いてあること、合コンに行く、最初のデートは○○の店、プレゼントは○○がいい、料理ができた方がいい……

などの情報を当てにしています。これは、みんながやっていることで、みんなが簡単にたどり着く情報です。

コーチングで言えば、心理学を学ぶとか、資格を取る、スキルを学ぶ、ターゲットはなるべく広くする、など誰でも考えることです。特別なことではありません。

そして、○○できていない自分や、条件を合わせるのが難しい場合、劣等感を感じたり、頑張らなければいけない、と思うわけです。

そのため、予め決められたような、男子力や、女子力を上げよう、と考えます。

こうしたことが得意な人はいいでしょう。ところが、こうした型にはまる人は、少ないのです。女子みんなが、料理が好きなわけでも、男子がみんな、リードできるわけでもないですよね。

しかし、簡単に情報にたどり着けるために、みんなが参入してしまいます。

仮に、無理やり合わせたとしても、不利な状況は変わりません。どうしても、苦労して努力しなくてはなりません。

もし、自分に合わないのであれば、合わせなくてもいいのです。頭を使って、得意なことをすれば良いでしょう。お見合いが得意かもしれないし、趣味の集まりに行った方がいいかもしれません。

ところが、簡単に情報が入るがゆえに、みんなが一般的なイケメン、トレンディー業界に行くので、苦労します。

そして、そこで商売をしている人がいます。「あなたも、トレンディになりましょうね」と、ダイエット、美容、ファッションなどで、みんなの幻想に合わせることが商売になります。

コーチングで言えば、資格やスキル、集客法、など、簡単にみんながたどり着くところで、知識やスキルを販売していれば、儲かるのです。

そこで儲けている人は、そのことをわかっていて、労働者思考の人を相手に商売をしています。それらは、手に入れても稼げるわけではないので、ずっと買い続けることになります。

なので、私は、「そういうところにいても、稼げないですよ、だから、学びはやめてくださいね」とよく言っています。

この記事を読んでいるくらいの人は、相当コーチングに興味があって、ある程度以上学んでいるはずです。それで稼げていないのだったら、それは稼げないレールなのです。

そのレールは、ずっと進んでも、稼げない未来があるだけです。どこかで、レールを乗り換えないといけません。

だから、今のレールで進むのをやめて、稼げるレールに乗り換えることを優先してください、と言っています。

コーチングをしたいかどうか

あなたは、コーチングの知識を学ぶのが好きなのか、コーチングが好きなのか、どちらでしょうか。

コーチングが学ぶのが好きなだけでは、コーチングで稼ぐことはできません。他のことで稼げるかもしれませんが、コーチングをするのが好きということが必要です。

そして、コーチングをするのが好きなだけでも、稼げません。好きなのは、前提条件です。コーチングを学ぶより、する方が、労力がかかります。

コーチングをするためには、クライアントを見つける必要があるからです。難しいことではないですが、ここでつまづく人が多いです。

その結果、コーチングを学ぶことも好きなので、お金ばかりかかってしまいます。学ぶのは、お金を払えばできるので、そっちの方が楽です。

稼ぎたいなら、コーチングをすることの方に時間をかける必要があります。もちろん、コーチングを学ぶだけでいい人であれば、そのままでいいでしょう。

わざわざ、コーチになる必要もないわけです。会社の仕事をしてれば、生活することもできます。

しかし、コーチとして活躍したい、と思うなら、ビジネスに時間を使ってください。稼ぐには、時間と労力を割く必要があります。

しかし、稼げるコーチになれば、コーチングをすることもできるし、稼いだお金を使って学ぶこともできます。時間も余裕ができて、ビジネスや、学びにもっと時間をつかうことも可能です。

学んだことから、リターンを得る方法もわかるので、もっと豊かになっていきます。そうした稼げるレールに早く乗ってくださいね。

そのためには、最初から自分が有利になる場所を選ぶという、ポジショニングの考え方が必要です。有利な分野は、

・自分が得意なことで
・お金を払ってでも必要とされること

です。

場所選びを間違えると、全然売れない、ということが起こります。3年やっても、全然売れない可能性もあります。欲しい人がいなければ、売れないのは当然です。

あなたが、同じ実力を持っていたとしても、相手にされるポジションと、相手にされないポジションがあります。

逆に言うと、自分を高めなくても、相手にさせるポジションがあるということです。そういう場所を選びましょう。

自分が得意なことは、自分では意識していなかったり、大したことじゃない、と思っていることが多いです。しかし、それに気づいて、売り続ければ、どんどん得意なことが伸びていき、誰も真似できなくなります。

自分にとって大したことがなくても、それを必要としている人がいるはずです。だから、それは外に取りに行かなくてもいいのです。

ぜひ、あなたが助けられる人の力になってあげてくださいね。そうしたら、クライアントも、コーチも、お互いに豊かになることができます。

ゴールは現状の外に設定する前のページ

コーチングビジネスをしたいか決める次のページ

関連記事

  1. マーケティング

    Facebookで売れない理由

    Facebookで売れない理由今回は、Facebookで売れな…

  2. マーケティング

    Facebook集客がうまくいかない原因

    Facebook集客がうまくいかない原因コーチでフェイスブック…

  3. マーケティング

    コーチング初心者からでも稼げるか?

    コーチング初心者からでも稼げるか?これからコーチングの勉強を始…

  4. マーケティング

    ビジネス塾に入っても稼げないのはなぜか?

    ビジネス塾に入っても稼げないのはなぜか?今回は、ビジネス塾に入…

  5. マーケティング

    コーチングスクールの3つの洗脳

    今回は、コーチングスクールの3つの洗脳というお話をします。…

  6. マーケティング

    メルマガ登録数を増やす方法

    メルマガ登録数を増やす方法コーチングビジネスで、安定して稼ぎ続…

稼げるコーチ養成講座メルマガ登録

Amazon著者ページ(電子書籍一覧)

全記事一覧

有料記事一覧

  1. 脳科学

    現状から抜け出して成功する「フレームの壊し方」
  2. 目標設定

    「はるか彼方」をイメージして抽象度を上げる
  3. ビジネスマインド

    ビジネスとしてコーチングをする
  4. お金

    お金を払ってもらえない理由
  5. お金

    起業して生活費を稼ごうとしても失敗する理由
PAGE TOP