集客の仕組み化をして売れない
今回は集客の仕組みを作っても成功できない理由を話します。
集客の仕組みを作ることで、稼げるようになると思ってないですか?しかし、集客の仕組みがあっても、売れる仕組みがないと、あなたは成功できません。
集客の仕組みがあれば稼げると思って、ブログやメルマガをやったり、集客ツールを使ってとしても、それが売れる仕組みになってない限り、お客さんは、どんどんその仕組みからこぼれていきます。
売れる仕組みを作る
まず、売れる仕組みを作るためには、ポジショニングと商品が必要です。ポジショニングと商品がずれていると、いくら宣伝をしても、ツールやテクニックで、アクセスをたくさん集めてきても、成約することありません。
特に、商品が売れる商品になっていなければ、誰も買ってくれないでしょう。集客の仕組みは、そんなに難しいものではないので、とりあえずの形を作ることができます。
なので、真似みたいなことをする人も多いですが、本当は、集客の仕組み自体に、価値があるわけではないのです。
何が価値があるのかは、お客さんが決めることです。なので、どんな集客法をとっているとか、自動化しているとかは、お客さんにとっては、どうでもいいことです。お客さんが興味があるのは、自分の問題が解決したり、自分の目標が達成したりするかどうかです。
そのため、欲しい商品がない場合、問題が解決しないので、売り上げは立ちません。SNSを使おうがYouTubeを使おうが、ワードプレスを使おうが、何をしていても、いくら人集めても、稼ぐことができません。
ビジネスの本質は、お客さんのニーズを満たすことです。お客さんのニーズにかなっていない商品は、売れない商品です。
そのため、売れる商品と、それを欲しいと思うお客さんがいないと、ビジネスにはならないのです。これがポジショニングと商品作りです。
稼げない人の多くが、この点を考えないで、ただマーケティングすればいいとか、ただメルマガを出せばいいとか、Facebookでいいねを集めればいいとか、考えています。
確かに、売れている人が、そういうことをしているかもしれません。しかし、売れている人は、商品が欲しいお客さんと、売れる商品があるから、売れているんです。
そして、Facebookで売れたら、Facebook集客を教えるとか、売れない人に向けて、集客スキルを販売します。あるいは、集客自動化で楽して稼ぐ方法、と言う感じで、スキルを売って、それによって収入を得ているのです。
ビジネスのことを知らない人は、仕組みとかシステムで、商売が成り立っていると思っているので、それらを真似して、結局稼げない、と言うことになります。
もし自動化の仕組みとか、テクニックやスキルで成功できるんだったら、もう相当の人が成功しているでしょう。しかし実際には、そういったスキルの習得をしても、稼げない人がほとんどです。
スキルとか知識の販売ビジネスは、ノーハウ難民やセミナージプシーが、メインのお客さんです。稼げない人は、結局、仕組み化とかスキルだけで稼げる、と思ってしまっているので、そのレベルから抜け出すことができません。
1番大事なのは、お客さんのニーズを満たすことを考えて、売れる商品を作ることです。仕組みやシステムは、確かに大事です。しかし、外形だけ整えても、お客さんが欲しがるものがなければ、何の意味もありません。
セールスができない
売れる商品のほかに、セールスができないと売り上げにはなりません。いくら仕組み化して、最後の契約の直前まで来てもらっても、契約できなければクライアントが増えないのです。
セールスが苦手と言う人が多いです。なぜ苦手かと言うと、罪悪感や引け目があるからです。
お金をもらう事は悪いこと
お金は汚い
ボランティアが良いこと
というふうに、お金に対する罪悪感やブレーキがあると、商品を売ってお金をもらうということが、できなくなります。特にコーチングの場合無形のものを打っています。
1,000,000円のダイヤだったら、誰でも1,000,000円で売ることができるでしょう。それは、目の前にものがあって、価値があると認識しているからです。
しかし、無形のものだと、お金と交換する実物がないので、お金を受け取りにくいと言うことがあります。そして自分の商品の価値を低く見積もっているので、5000円とか3000円で売ったりします。
このように、無形の商品であると言うことが、罪悪感の1つの原因になっています。無限のものは、自分で価値を評価しなければいけないのです。
まず売る側が、価値がないと思っていたら、売れるものでも売れないでしょう。
それは、値段の付け方に現れます。罪悪感から、なるべく安く提供しようとか、自分の商品を、そんなに高くできない、と思っていれば価格が低くなります。
そういうふうに、売ることが悪いと思っている人が、セールスでしっかりクロージングできなかったり、この商品高いですよね、と言ってしまったりします。また、クロージングまで持っていけなくて、無駄にセッションが長くなったりします。
このようにセ、ールスができないと、最後の最後で、お客さんを取りこぼしてしまうことになります。なので、ザルに向かって水を流しているのと同じことになります。
このザルを、器にしない限り、水が溜まっていきません。お金は水の流れと同じです。どこかに穴があれば流れていってしまいます。
そのため、最後の成約率が1番大事です。成約率高ければ、後の数字は低くても、稼げるようになります。なので、集客を頑張ろうとか、アクセスを集めるとか、そういったことをしなくても、実は売れるのです。
セールスにもスキルはありますが、本当に売れるには、まず、売れる商品があることが必要です。そして、お客さんとの信頼関係が必要です。セールスのスキルは、最後の確認作業です。
しかし、このことがわからないと、システムに乗せて、最後にゴミをテクニックで売ろう、と言う感じになります。自分がそう思ってなくても、目指してる方向がそうなってる人も多いです。
売れる商品があれば、セールスは楽になり、成約率が上がります。後は、罪悪感を感じないで、最後までしっかりとクロージングすることです。
ビジネスなので、良いことをして、お金を貰えなくても良い、と言う発想では稼げません。それなら、最初からボランティアをしてください。ボランティアをしたいけど、お金ももらいたい、と思うから変になるのです。
ビジネスの全体を揃える
集客や、マーケティングの仕組みと言うのは、ビジネスの一部でしかありません。ビジネスで成功するには、すべてのパーツを揃える必要があります。ビジネスのパーツとは、
マインドセット
ポジショニング
ビジネスプラン
売れる商品
マーケティング
セールス
です。集客の仕組みと言うのは、マーケティングの中の一部でしかないのです。
稼げないコーチほど、集客でなんとかしようとします。また、最初から楽して、システムで簡単に自動で稼ごう、と考えているのです。
しかし、それほど簡単に稼げるわけではありません。正しいやり方であっても、仕組みが完成するまでに半年はかかるでしょう。
情報弱者向けだと、「今すぐ簡単に自動で稼げますよ」と宣伝されているので、稼げない人は、ビジネスがそういうものだと考えています。すぐにお金になるとか、労力が要らない、と思っているのです。
しかし、本当のビジネスは、収入がない時期や、無収入で労力がかかる時期があります。本当のビジネスというのは、売れる仕組みを完成させる、ということです。目の前のお小遣いを稼ぎたい、と言うことではありません。
このマインドを持っている人は、ビジネスを継続的に成長させて、稼げるようになります。
コーチでも、最初ちょっと稼いで、売れなくなって、フェードアウトしていく人が多いです。なぜそうなるか、と言うと、継続して売れるための、ビジネスの全体像がないからです。
ビジネスは、計画して、それを達成するということの繰り返しです。そもそも、たまたま売れたらいいとか、偶然に任せている時点で、初心者のビジネスもどきになってしまいます。
それだと、あなたの持ってるような、理想の未来は実現しないでしょう。
今回は、集客の仕組みだけでは売れない、と言う事についてお話ししました。集客の仕組みよりも、大事なのはビジネスの本質です。
そして、ビジネスのパーツの全体像を、揃えることです。集客の仕組みは、ほんの一部でしかありません。なので、外形的に真似たとしても、売れるわけでは無いのです。
コーチングビジネスで成功したいなら、視点をあげて、1つ高いレベルのビジネスを構築してくださいね。
そうすることで、時間とお金をコントロールできるようになり、豊かさを手に入れることができます。あなたにもぜひ成果を出してほしいです。