稼げるイメージを作る
稼げるようになるにはまず稼げるイメージを作ることです。
稼げないコーチは自分が稼げないと思っているので、その延長で考えてしまいます。そうすると稼げない思考や行動になってしまうので、実際にそういう現実が現れてしまうのです。
例えば稼げない人は「お金は減る」と考えています。お金は減るのでなるべく使わない方が得だ、という考え方です。
なのでお金を投資できなくなります。投資するとお金が手元から減ってしまいます。「お金は減る」と考えているのでそれは損になるわけです。
しかし稼げる人は、お金を投資したら何倍にもして回収できると考えます。
つまりお金は増えると思っているのです。お金は増えるので投資した方が良いとなります。もちろん回収できなければ投資ではないので、ちゃんと収入を得ます。
このように未来のイメージが違うので、結果も変わってくるのです。
お金が入ってくるイメージがあるか
ビジネスはお金を使ってやるものです。お金を用意してそれを何倍にもしていくのですが、この感覚がない人は「お金がないからビジネスで儲けよう」と考えます。
たいていの人がお金を使わない範囲で儲かったらいいな、と考えているわけです。しかし本気で稼ごうとは思っていないので、稼げるところまでいけなかったり、途中でやめてしまいます。
成功する人は、お金を先に投資して本気でビジネスを成功させようとするからうまくいくのです。
今はネットが発達しているので、誰でもビジネスを始めることができます。しかし誰でも参入できることと、誰でも成功できることは違います。
ただ楽して無料で儲かりますとか、この集客術があれば稼げます、と宣伝されているので、誰もが簡単に稼げるものだという幻想があるのです。
すでにビジネスで成功している人たちはそんなことは考えていません。最初から一握りの人しか稼げないことがわかっていて、スキルを売っています。
稼げないと思っている人ほど、そういった商品を買ったり、スキルアップにお金を使ってしまうのです。
なので投資をすることでお金が入ってくるというイメージを持つことです。
ビジネスはお金を増やす行為です。稼げないコーチがやっているのは投資ではありません。なぜなら回収できないからです。
本当に稼げるイメージがあれば稼げるまでやり続けることができます。しかし多くの稼げないコーチが稼げないイメージしかないので、
もっといい方法があるのではないか
モチベーションが上がらない
行動ができない
という悩みを持っています。
その違いが、稼げるか稼げないかの違いになるのです。
未来を見てみれば、稼げないかもしれないし、明日お客さんが来てもおかしくありません。それなら明日来るというイメージを持っていた方が良いのです。
お金を稼ぐほど大変になる?
ビジネスを成功させるブレーキになるのが、労働者思考です。労働者思考では大変なことをしないと稼げないと考えます。
そして大変なことをしないととか、しっかりやらないと、お金を稼いではいけない、と考えるのです。
あなたの通っていた小学校に二宮金次郎の像がありましたか?なぜ二宮金次郎の像があるかというと、「苦労して勉強して働いて国に奉仕しなさい」ということを教えるためです。
だから柴を背負って本を読んでいる像がどこの小学校にもあります。そしてそれが正しい姿であり美徳であると教えられているわけです。
もちろんそうした生き方が悪いわけではありません。しかしそれが労働者の考え方を生み出しています。
この考えだと、稼ぐためには大変苦労して働いて、すごく勉強しないといけないという感じです。
もちろん労働者の場合は大抵、年収が上がるほど大変になっていきます。この感覚をビジネスに持ってくると、ブロックになります。
ビジネスは簡単ではないのですが、自分でコントロールすることができます。なので売れる仕組みを作っておけば1日1時間ブログやメルマガを書くだけにすることができます。
もちろん、いろいろ苦労してお金を稼ぐ方法もあります。どんな道を選ぶのかはその人次第です。
一回5千円のセッションを月に200回行うでもいいし、月に20回にするのでも結果は変わりません。
私が教えているのは時間とお金を両立する方法です。労働者でも頑張ればお金のパーツを手に入れることはできますが、時間のパーツがなくなります。
時間のパーツを取ろうとすると、今度はお金のパーツが成り立たなくなります。
一方で1日1時間マーケティングをして、高単価で少数のクライアントを見るやり方は、時間のパーツもお金のパーツも両立できるのです。
しかし労働者思考だと、それはずるいとか、しっかりやっていない、ということになります。意識的にはそう思ってなくても、無意識でブレーキを踏んでしまうわけです。
だから多くの稼げないコーチは、勉強やスキルを上げることで収入を増やそうとしたり、単価を低くしてしまいます。
その理由の1つが、罪悪感を感じたくないからです。
先生の単価が1万円なら、頑張ってスキルや知識を身につけて、経験を積むことで8千円にできるという考えです。
コーチングの流派の中では、価格を低くしないといけない、儲けてはいけないというようなことを教えている人たちもいます。
しかし先生が1万円でやっていても、自分はいきなり10万円にしてもなんの問題もありません。ようはお客さんが買ってくれて、10万円以上の価値を受け取ってくれればいいからです。
逆にこのように考えないと、収入を上げることも、時間の余裕を得ることも難しくなります。
余計なことをすれば効率はどんどん落ちてしまいます。だから労働者マインドで成功することはできません。
もちろん最初からクリック3回で大儲けしたいとかだと論外ですが、楽に稼いでいいというイメージを作ることが大切です。
仕組みを完成させれば楽になっていきます。そのイメージを持って労働者思考のブレーキをはずしてください。
楽に稼げるイメージをする
今回は稼げるイメージを持つという話をしました。
稼げない前提で行動するのか、稼げる前提に立つのかで結果は変わります。稼げないと思っていると、そういう思考や行動になり、余計なことが増えていきます。
お金も入ってくるというイメージと、減るというイメージでは行動が変わってしまうのです。
減るというイメージの人は、コンフォートゾーンを守ろうとします。お金が入ってくるイメージの人はお金を投資して回収することができるのです。
多くの稼げないコーチは、稼げないと、勉強が足りないと考えてしまいます。それは稼げない前提での話です。
明日稼げないかもしれませんが、明日稼げるかもしれません。だから稼げる行動を続ける方が良いのです。
あなたの理想の未来のイメージは何でしょうか?本当に得たい未来を想像してみてください。
たくさんコーチングして、勉強してスキルアップしたいと言ってくる人はよくいます。しかし本当にそう思っているでしょうか?
それは労働者思考の延長ではないですか?
稼ぐためには、勉強して、スキルアップして、修行して、大変なことをするという二宮金次郎像の呪いかもしれません。
このことに気づけた人は変わることができます。もちろん価値観が合わない人は私のところに来なくて良いですよ。
楽に稼げるようになる未来のイメージを持って欲しいと思います。
コンフォートゾーンの外に出て、新しい世界を見てくださいね。