なぜスピ系なのに稼げないのか
最近はスピ系のコーチングが流行ってきています。コーチング以外にもセラピーやカウンセリングのような形でスピ系セッションをしている人はたくさんです。
しかしスピ系で稼げてる人は少ないです。なぜスピ系で稼げないのかについて今日はお話しします。
もちろんスピリチュアルで稼いでる人はいます。なのでスピリチュアルが稼げないとか、稼げるという話ではありません。
スピ系の人もマインドセットを直さないとお金が入ってこないのです。
好きなことやありのままでお金が入らない理由
スピ系の人はありのままでうまくいくといった考えがあります。言葉としては心とか魂とか、いろんなバリエーションがあります。
これはセラピーやカウンセリングとして癒されるので良いのですが、ただそれだけで成功することはできません。
だから好きなことをやってお金をたくさん使ったのにお金が入ってこないとか、好きなことを発信しているのにお客さんが来ないと悩んでいる人もいるのです。
引き寄せの法則などで必要なお金は入ってくるとか、使ったらお金は入ってくるという考えもあります。だから好きなことをしてたらビジネスもうまくいくと思うのですが、そういうものに限って引き寄せが起こらないわけです。
もちろんスピ系をやっている人は、もともとそういった力がある人がいます。なのでこれまでの人生で、願ったことが叶ったり引き寄せが起きたといった経験もあるでしょう。
しかしなぜお金の引き寄せが来ないかというと、お金は来ないで欲しいと思っているからです。潜在意識ではお金の罪悪感があるので、お金が来ない方が良いので、稼げない現実を引き寄せています。
なので引き寄せは実はうまくいっているわけです。その力が強い人なら、お金がない現実がちゃんと実現します。
こうしたマインドを持っている状態でありのままに生きても、お金を受け取らない世界が続くということです。
コーチングではコンフォートゾーンと呼んでいます。コンフォートゾーンとは自分が居心地が良い領域のことをいいます。コンフォートゾーン通りに行けば居心地が良く安心なわけです。それは昨日と同じことだからです
ところがそこでありのままに生きていても、コンフォートゾーンの内側で行動しているだけなのです。
例えば羊が牧場で柵に囲まれているところにいたとしたら、羊はずっと冊の中で生き続けるでしょう。その冊は例えばお金の罪悪感だったりします。
ではどうしたら柵から出られるかというと、お金の罪悪感をなくしてコンフォートゾーンを変えることです。そうすると外の世界の引き寄せが起こり、お金が入ってくる現実が生まれます。
ビジネスで稼げる感覚がわかったりセールスが成功する感覚がわかったら、もともと引き寄せ力が強い人ならビジネスもうまくいくでしょう。
稼げない人は、お金が欲しいという気持ちよりも、稼いだら困るとか、お金が来ると怖い、売れたら怖いという気持ちの方が強いのです。
稼げないからといってビジネスのスキルを学んだりしても、お金がない世界の引き寄せ力の方が強いので、勉強すればするほど稼げなくなります。
ゴールを確信する
稼げるようになるには稼げるようにコンフォートゾーンを作ることです。そのためにはゴールを設定する必要があります。なぜならゴールがない限り、コンフォートゾーンが延長されるだけだからです。
なので昨日と同じ現実が続いていてしまいます。ゴールを設定するとコンフォートゾーンは移動するので違う現実が現れます。
そのためにゴールを達成することを確信してください。なんとなく成功したら良いというだけではコンフォートゾーンは変わりません。
なぜなら今の現状でラッキーが起こったらいいという考え方だからです。ラッキーだという事はイレギュラーということなので、元の状態に戻そうと潜在意識が働きます。
スピ系の人で、たまたまいいことがあると「引き寄せ」という人もいますが、本当の引き寄せはそれだけではありません。
なので稼ぐのが当たり前という感覚にならなければいけないのです。それが当たり前になれば、当たり前のように引き寄せが起こるようになるわけです。
あなたが稼げる世界に行きたいなら稼げると決めてください。今の居心地の良いところから変わることを決断をするのです。それだけでもコンフォートゾーンは大きく変わります。
稼げない人が多いのは、ここまで決めることができないからです。
だから起業ができなかったり、５千円とか１万円とかでコーチングセッションをしてしまいます。それは自分が変わらなくて良いからです。
そこで１００万円をもらうとすれば稼げてしまいます。コーチングはお金をもらったら終わりではありません。お金をもらったら責任が生まれるのです。
だから１００万円の価値を提供するようにすれば良いのですが、その覚悟がないからお金が入ってこないということです。
もちろん価格だけ高くしても本気でやる気がなければ売れません。このリスクを負える人じゃなければ、コーチングで成功しないのです。
クライアントと契約してあげる
あなたの目の前に来た人は、何らかの悩みを持ってきているでしょう。その時に契約しないで帰らせてしまったら、その人は半年後も変わらないです。
どのみち同じことで悩み続けるので、コーチの側が契約してあげないといけません。それが人を助ける覚悟はあるかどうかです。
あなたが契約してあげれば、その人は変わることができます。後はコーチがそのために全力でサポートしてあげれば良いということです。
コーチングを受けて変わることができたら、クライアントはあなたに感謝するでしょう。しかしそのためにはまずコーチが本当に稼ぐと決めることです。
目の前に来た人は全員助けるという気持ちでセッションをしてください。
しかし体験セッションで「自分でやります」と言われてしまう人も多いと思います。そういうお客さんはその後どうなるかというと、何も変わらないんです。
という事は自分でできると勘違いさせてしまっているということです。それはセッションの仕方が良くないことが原因です。
ただその場で満足してもらえばいいという考えでは何も変わりません。なので体験セッションで問題点や一人ではできないことに気づいてもらってください。
スピ系の人も、なんとなく引き寄せが来るのを待っているとか、好きなことをしてうまくいくのを期待しているだけでは稼げるようにはなりません。
コンフォートゾーンを変えなければ、好きなこと＝稼げないことなので、稼げない現実が続くのです。
なのでゴール設定をして、それを達成すると決めましょう。まずはそこからが第一歩です。これができなければ、スキルを勉強しても能力アップをしても稼げるようにはなりません。
スピ系のスキルなども、スキルを売りたい人がスキルをお金に変えているだけです。早くそのことに気づいてくださいね。お金を払う側からもらう側になりましょう。
そのためにゴールを確信して、売れる仕組みを作ってください。
