ゴール設定をするときに重要なのは、現状から考えずに、現状の外の望む未来から考えることです。そもそもゴールというものが、「現状の外側」にあるものですからね。でも、ゴール設定をしようと思ってもついつい現状に引きずられてしまいがちになってしまうことありませんか?
今回は、なぜ現状の外側を考えるほうが良いのかを認識してもらうために、ゴール設定の3つのメリットについてまとめたいと思います。これを読んでいただければ現実的に考えるよりも、現状の外側のゴールを目指したくなりますよ!
★メリット1 生産性が圧倒的に高まる
ゴールを設定することで、生産性が一気に高まります。なぜなら、ゴールは抽象度が高いものなので「思考の抽象度が高くなるから」です。抽象度が高くなる、というのは視点が高くなると同じような意味だと思ってください。
抽象度が高まれば、一度にたくさんのものが見えるようになり、それらに対して影響を与えることができるようになってきます。そうすると、少ないアクションで、多大な物理的変化を起こすことができるようになるのです。
これに対して、抽象度が低いとどうなるでしょうか?抽象度が低いと見えるものが少なくなり、操作できるものが少なくなっていきます。一度に操作できるものが少なくなれば、抽象度が一段違うだけで膨大な物理的な作業が必要になってしまいます。
★メリット2 スコトーマが外れる
ゴールを設定すると、スコトーマが外れて、新しい情報が次々見えるようになってきます。スコトーマとは、「心理的盲点」のことで、自分が認識できていない情報のことです。たとえば、男には女の気持ちがわからない、とよく言われますが、これは男にとって女の考えていることがスコトーマになっているということです。
ゴールは現状見えているものの外にありますから、ゴールを設定した瞬間からどんどんコンフォートゾーンの外側が見えるようになってきます。そうすることで、ゴール達成に必要な方法をみつけることができたり、もっとやりたいことや真のゴールを見つけることができるようになります。
対して、現状の内側のことだけ考えていると、今自分が見ているものしか見えなくなり、そこから抜け出すことができなくなります。そして昨日までと同じようなことをぐるぐる繰り返す日々が続きます。現実的に考えると、現実に縛られてしまうのです。
★メリット3 高いエネルギーが生まれる
ゴールは現状の外側にある、現状から考えたら無理に思えるようなものです。そのため、現実とゴールとの間には大きなギャップがうまれます。そして、ゴールの臨場感が高まると、そのギャップを埋めるために、脳は高いエネルギーを出してゴールを急いで実現しようとするのです。
高いエネルギーには、高いモチベーションも含まれています。モチベーションが上がらない大きな原因の1つは、ゴールが低すぎるためにギャップが生まれず、脳がさぼってしまっていることです。高いエネルギーを手に入れたいなら、その分ゴールを高くする必要があります。
以上3つのメリットをご紹介しました。これらのメリットは、「現実的」に目標を設定している限りは決して得ることができないものです。もう圧倒的に高いゴールを設定するしかないですね!
最後に、高いゴールを設定すると、人から「そんなの無理だ」とか「地に足をつけなさい」などと言われるかもしれません。また馬鹿にされたりすることもあるかもしれません。僕だって洗脳されているとか、宗教だとか言われることもあります笑(洗脳とか宗教について何も知らない人に!笑)
でも安心してください。そんなの気にする必要はないのです。本当に知的で情熱的な生き方は、ゴール設定をする生き方です。それは今回上げた3つメリットを見ればわかりますよね。私たちは、脳をフル回転させて、高いエネルギーでゴールを目指していきましょう^^