あなたの家にルンバ君はいますか?ルンバ君はお掃除ロボットです。自動で部屋の中をお掃除してくれます。僕の家にはルンバ君はいませんが、知り合いのマダムに聞いたところ「私の家には3台ルンバ君がいる」と言っていました笑。ルンバ君は家猫に攻撃されているそうです・・・・・・
ルンバ君はとっても便利なやつですが、ルンバ君式ではあなたのゴールを達成できません。今回は多くの人がおちいりがちな「ルンバ君式」をやめて「認知科学式」になる方法をお教えします。
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ルンバ君式になってませんか?
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ルンバ君は部屋をどうやってお掃除しているか知っていますか?実はルンバ君はとりあえず壁にぶつかるまでまっすぐ移動しているのです。壁にぶつかると、方向転換してまた次の壁にぶつかるまでまっすぐ移動します。そうやってだんだん部屋の地図を覚えて、効率よく掃除ができるようになっていきます。
この動き、何かに似ていると思ったら、「とりあえずやってみよう」「とにかく行動しよう」という人に似ているんですね。とりあえずやってみる、がむしゃらにやればきっと効率よく何かができるようになるでしょう。
でも、よく考えてみてください。いくら動き回ったところで、見えるのは「部屋の中」だけですよね。「部屋の中」は効率よく掃除できるようになっても、「ルンバ君」は自分が何をやっているのかわかっていません。
実はこれは笑えない話です笑。
「目の前の仕事をがむしゃらにやりなさい」
「行動力が大事だ」
と言う言葉を真に受けて頑張っても、”誰かが作った「部屋」”の中でわけもわからずぐるぐる回るだけなのです。「部屋」の存在に気づかないまま一生を終える人もいるでしょう。
これは自己啓発やコーチング、目標達成だけの話ではありません。たとえば、ヨーガや瞑想などをかじった人たちが、「目の前のことだけに集中しよう」「今ここに生きよう」と言って、ルンバ君式をおすすめしていることがよくあります。
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ルンバ君式から認知科学式へ!
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もちろんルンバ君式でも幸せになることはできると思います。ですから、無理に認知科学式にしなくても、それでいいならまったく問題ありません。でも、きっとあなたはそれでは満足できないはずです。
だとしたら、あなたのやることは、「抽象度を上げてゴールを設定する」ことです。
抽象度を上げれば、自分がいる「部屋」(現状)から抜け出すことができます。さらに上げていけば、「他人の意図」から自由になることができます。そして、本当に自分が望むものが見えてくるのです。
ルンバ君は、「自分が部屋を掃除している」ことに気づいていません。ただ動くことしかできないのです。でも1つ抽象度を上げれば「この部屋を綺麗にしよう」というゴールを作ることができます。
さらに抽象度を上げれば「この部屋だけじゃなくて、となりの部屋や他の家も掃除しよう」と考えることができます。また、そもそも「部屋を掃除する必要ってあるの?」と気づくかもしれません。
ルンバ君が抽象度を上げることを覚えたら、マダムの家から家出するかもしれませんね^^
あなたも認知科学式で、誰かの作った枠ではなく、自分の本当のゴールを目指してください!
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