夢や目標を叶えるためには、心や体の健康である、生命力を下げずに、高めていくことが大切です。生命力は、何気なくやっている習慣や、間違った考え方によって下がってしまいます。そうした部分に早く気づいて修正することで、生命力を高めることができるのです。
生命力が低下すると、やる気がなくなったり、頭が悪くなってしまします。また、心身の様々な不調や、病気の原因になり、夢の実現が妨げられます。本記事では、生命力を下げる行為について解説します。ここでお伝えしているようなことをしている場合には、今すぐ見直して、修正することをオススメします。
夢の実現を遠ざける、「生命力が下がる6つの行為」
それでは問題の行為を6つあげていきます。
睡眠不足
睡眠は全ての基本です。睡眠時間が不足すると、メンタルや健康などのあらゆる不調の原因になります。短時間の睡眠を勧める人もいますが、睡眠には心身の疲労を回復させたり、記憶を整理したりする重要な働きがあります。十分に取れないと、疲れがたまっていき、病気になったり、やる気が低下したりします。
睡眠時間は、人やその生活パターンによって違うので、他人のことをあてにせずに、自分の体に合わせた十分な時間を取りましょう。短時間でも平気な人もいるし、人より長い時間眠らないとダメな人もいます。また、疲れが強いときには、普段より余分に眠らないと、疲れが残ってしまうかもしれません。
睡眠は時間だけでなく、質も大事です。ぐっすり眠れるように、寝る前にパソコンやスマホなどを控えたり、落ち着いて眠れる環境を作りましょう。
運動不足
運動不足になると、体が硬くなったり、筋力の低下や、肥満などの体の不調の原因になります。運動不足が進んでいくと、体力が落ちるせいで活動的でなくなり、日常でもおっくうなことが多くなります。例えば、肥満と運動不足のせいで、歩いて出かけることが少なくなると、それが悪い循環になって、どんどん体が弱くなっていきます。
運動には心に対して様々なプラスの効果があります。気持ちが前向きになったり、脳が活性化したり、心の病が治ってしまうこともあるのです。もちろん、運動をすることで、体の血の巡りが良くなり、体力や筋力もつきます。適度に運動をすることで生命力を高めていきましょう。
ただし、運動のしすぎでオーバーワークになると、かえって免疫力が落ちたりします。やりすぎにならないように、自分の体と相談しながらにしましょう。
テレビを見る
テレビは、ネガティブな情報があふれているので、見ない方がいいです。見ると、余計なストレスにさらされたり、ネガティブな情報を受け取ってしまいます。テレビをボーッと見ているときは、催眠状態なので、どんどん悪いものを取り入れてしますのです。
また、テレビは頭を使わないでも見られるようになっています。小学生やお年寄りでも理解できるものなので、テレビを見ていると頭が悪くなります。特にバラエティ番組は、中身が全然ないので見ない方がいいです。テレビは捨ててしまった方がいいでしょう。
見るとしても、目的意識をしっかり持ってみたり、リラックスするための短時間の息抜きとしましょう。長時間見ていると、生命力がどんどん低下していきます。
SNSの見過ぎ
SNSも基本的に人の自慢を見るメディアです。人の生活や、自慢などをいくら見ても得られるものはありません。中の良い友達と交流するために使うのなら良いですが、SNSにはまってしまうのはよくありません。知識や技術が身についたりするわけでもないので、使わないか、距離を置いた方がいいです。
また、スマホやパソコンなどで、頻繁にメールやSNSをチェックする行為は、集中力を妨げて、頭を悪くします。頭を使わないようでいて、実は頭を使ってしまうので、知らないうちに脳が疲れてしまいます。そうすると、仕事やその他の人生に向けるエネルギーや時間が大幅に奪われます。依存症のようになると、そこから抜けられなくなり、人生に悪影響が出ます。
SNSは時間を決めて使ったり、自分の宣伝や、アウトプットのための手段として使いましょう。人の投稿をいちいち見るようなことはやめましょう。
ネガティブ思考
ネガティブ思考は、自分を破滅させていくような悪い考え方です。これは、悪い状況を想定する、といったような、客観的な見方とはまるで違います。自分の価値を貶めたり、自己評価をどんどん下げていくような考え方です。例えば、「自分はなんてダメな人間なんだ、何の価値もない、もう何をやっても上手くいかない」というような、破壊的な考え方です。
こうした思考をすると、悪いスパイラルにはまって、生命力がどんどん落ちていくことをまず認識してください。うつ病になる可能性があります。認識できれば修正できるようになります。ネガティブ思考にとらわれていると気づいたら、ストップしましょう。
ネガティブ思考を止めるためには、紙に書き出して、それに対して、客観的に反論することが有効です。紙に書くのは、合理的に頭を働かせて、適切に反論するためです。頭の中だけでやると、上手くいきません。もっとも落ち込んでいるときはそれも難しいかもしれませんので、気分が落ち着いたら、そのときの思考を思い出して書き出し、反論してみましょう。
やりたいくないことをする
やりたくないことをすると、脳はそこから逃げようとするため、心身ともに悪い影響が出ます。ストレスを感じたり、やる気の減退や、うつ病になってしまうこともあります。頭の働きも悪くなるので、仕事や私生活がうまく回らなくなっていきます。
特に、やりたくない仕事についていると、1日の大半をそのために使うことになるので危険です。人生の幸福度も下がってしまうし、せっかくやる仕事でも、良い成果が出せない可能性が高くなります。やりたくない仕事をしている人は、一度仕事について考え直した方がいいでしょう。
やりたくないことは、思い切ってやめてしまってもいいです。また、そうでなくても、生活や仕事などの中で、やりたくない部分を切り分けて減らせるように工夫しましょう。例えば、掃除をしたくない人は、掃除回数が減るようにしたり、人に任せたりします。よく分析してみると、やらなくてもいいことが見つかるので、今やっていることを見直してみましょう。
マイナスな行為をやめて生命力を高めよう
心や体の健康である、生命力が下がると、心身ともに不調になり、夢や目標の実現にとって障害になります。生命力を下げるのは、運動不足、睡眠不足などの生きる上での基本から、テレビやSNSなどの見過ぎなどの習慣、ネガティブ思考や、やりたくないことをするなどのマインド面などの悪い行為です。
これらをやめて、反対のことをすれば、生命力は上がっていきます。睡眠時間を十分にとって、適度な運動をしましょう。また、テレビやSNSなどの時間を浪費するものから離れて、自分が本当に大事にしたい活動に時間を使うようにしましょう。そして、前向きに考える癖をつけて、自分がやりたいことをやりましょう。