ゴール設定をする時、
「儲かるゴール」と
「儲からないゴール」
どちらが良いですか?
せっかくだから、
儲かるゴールの方がいいなあ、
と思いましたか?
その気持ちはわかります。
ゴールも達成して、
お金も儲かる方が良いですよね。
ただ、実は、
抽象度を上げるためには、
「儲からないゴール」
が有効なのです。
つまり、ゴール達成して、
お金も儲かる方が良いとしても、
あえて、お金と、人生のゴールは
分けて考えた方が、
抽象度が上がって、
良いゴールになるということです。
なぜなら、儲かるゴールは、
現時点ですぐに金になるくらいの
抽象度になってしまうからです。
そして、それ以外の、
お金が儲からないことは、
最初から思考から外されてしまい、
スコトーマ(心理的盲点)に
なってしまいます。
スコトーマができると、それだけ、
自分自信の可能性を
制限してしまうことになります。
例えば、
「社会貢献をしたい」
と思っても、お金が儲かる範囲で、
と考えると、どうしても、
「ビジネスを通して」となります。
もちろん、ビジネスを通して
社会貢献をすることもできます。
実際そういうモチベーションで
ビジネスをしている人も
たくさんいます。
しかし、ビジネスにならなくても、
社会貢献できることはありますよね。
困っている人を助けてあげたり、
地元のスポーツチームで
コーチをしてあげたり、
といったことも、
立派に社会の役に立ちます。
want-toなことでも、
ビジネスにならないことは
たくさんあるはずです。
私は、柔道をやっていますが、
日本で柔道は
全然お金にならない世界です笑。
日本の柔道界は、
世界でもトップレベルで、
金メダルを狙える選手が
ごろごろいます。
それだけハイレベルでも、
プロ野球選手みたいに儲かるか
というと、全然儲からないのです。
それでも、強くなりたいとか、
もっと究めたいと思って、
一生懸命みんな練習を
しているのです。
その時間他のことをしていたら、
もっと貯金が増えたりするかも
しれませんが、それよりも
価値が高いと思ってやっています。
こういうことは、
お金のことを先に考えたら、
できることではありません。
もちろん、
好きでやっていたことが、
結果的にビジネスになる
こともあります。
しかし、
最初から商売になる範囲で
考えなくても良いのです。
あえて
【儲からないゴール】
を設定しようとすると、
お金に思考を制限されることが
なくなります。
例えば、趣味のゴールは、
お金を使うばかりです。
人の役に立たないので、
自己満足するくらいのものです。
また寄付をするのも、
お金が出て行くだけです。
無償で教育を提供したり、
無料のプログラムを作って
公開したりするなどもできます。
思考の幅が一気に広がるのです。
こうしていくと、
お金になることも、
ならないことも、関係なく、
自分がやりたいと思ったことを
どんどん実行していくことが
できます。
こんな風にお金と、人生のゴールは
分けて考えてみましょう。
お金の範囲内で
want-toをするのではなく、
その枠を外して、
ゴールを決めるのです。
そうすることで抽象度が上がって、
スコトーマが外れ、
もっと色々な可能性に触れることが
できるようになります。
もちろんお金はお金で、
たくさん稼いで
何の問題もありませんよ。
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