こんばんは!石切山です。
ゴールにいまいち臨場感が持てない、そんなときはどうしたらいいでしょうか?ゴールに臨場感が持てない一つの原因として、「五感の記憶が足りない」ことがあります。ゴールの世界の「五感の記憶」を強化することで、臨場感を持つのが上手になるのです。
・五感の記憶とは
「五感の記憶」というのは、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚などを強くともなった記憶のことです。もちろん、記憶にはこうした感覚が少なからず関わっているのですが、記憶の臨場感が低い人もいます。特に昔のことになると、記憶が薄れてしまったりするのです。
また、今はネット時代で、何でもネットで済ましてしまうことができるので、どうしても五感の感覚が弱くなってしまいます。ネットではほとんど視覚しか使わないからです。
記憶の資源が不足している状態では、ゴールに臨場感を持とうと思っても、記憶が薄かったりして上手くイメージができないのです。
・五感の記憶があれば、イメージが上手になる。
逆に五感の記憶があれば、イメージが上手になります。ゴールを設定したときに、ゴールの世界を五感をともなってイメージすることができるのです。五感を伴ったイメージができれば、脳がゴールにリアリティを感じてゴールを達成してくれるようになります。
・五感の記憶を手に入れる具体的方法とは?
では、五感の記憶を手に入れるには具体的にどうしたらいいでしょうか?それには2つの方法があります。
①記憶を引っ張りだす練習をする
②新しい記憶を手に入れる
それでは順番に解説していきますね!
まず「①記憶を引っ張り出す練習をする」について。よく記憶力という言葉が使われていますが、記憶力で重要なのは、「記憶を思い出すこと」です。多くの人がインプットすることに目がいきがちですが、インプットしても、思い出すことができなければ意味がありません。
思い出す力を強くするには、何回も思い出す練習をすればいいのです。過去の良かったことや、うれしかったこと、成功体験を忘れてしまっている人は、何回も思い出してみましょう。なるべくリアルに五感を伴って思い出せるように練習するのです。すると、だんだん記憶のリアリティがアップしていきます。
次に「②新しい記憶を手に入れる」についてお話ししますね。さっきも説明しましたが、現代人は使う感覚がかなり偏っています。五感を思い切り使うということがあんまりないのです。
そのため、ゴールの世界の記憶を獲得するために、五感を使ってゴールに近い世界を体験することをおすすめします。そうすれば、五感をともなった強力な記憶を手に入れることができるのです。
先日、起業を始めた友人を「築地市場」に連れていきました。市場は「マーケット」ですよね。つまり、ビジネスの基本的なことが、市場に行くと結構体験できるのです。
築地市場は、巨大なマーケットで、生産、加工、卸、小売といったビジネスの流れを一度に見ることができます。とってきた魚がその場でセリにかけられ、そのあと卸されて、市場の中や周辺にある小売店や、料理屋にいきます。そういうのが全部リアルタイムで見れるんですね。
最初はわけがわからないですが、「この魚はどこからきたのか」「あの車はどこにいくのか」「今積み降ろしている発泡スチロールのケースは、いくらで仕入れられたんだろう」と、全身を使って考えていると、だんだん仕組みが見えてきます。
市場の雰囲気を五感で感じながら、おいしい魚を食べて五感をたくさん使ってビジネスを体験できるってことですね^^まあ、僕は遊びも含めていったんですけどね笑。こんな風に、遊びながらでも、ゴールの世界の記憶を増やしていくことができるんです。
ゴールを設定したら、ぜひ「五感の記憶」を強化して、ゴールの臨場感を高めてください!すぐに上手くできるようになりますよ☆
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