あなたは普段よく電車に乗りますか?僕はなるべく乗らないようにしています。電車に乗ると、特に混んでいるときは疲れますからね^^;
田舎から東京のほうに出てきたときには、その混雑っぷりに最初ほんとにびっくりしました。大体東京の毎日のラッシュの混み具合って、僕の地元だと花火大会の帰りくらいでしかないですからね笑。(それでももうちょっとマシ笑。)年に一度の奇跡レベルですよ。。
さて今回は、よく電車を使って通勤や移動をしている方のために、電車の中でできる抽象度を上げる練習をお教えしましょう!
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電車の中でできる抽象度アップ法
・目の前の人を観察する
・目の前の人の背景をたどっていく
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まず、電車で目の前に座った人や、近くにいる人を良く見てみましょう。もちろんあんまりじろじろ見るのもあれなんで、ほどほどにしてくださいね笑。
次に、その人の背景について観察してみましょう。たとえば、サラリーマン風の年配の男性が座っていたら、
「仕事の帰りかな」
「今日は飲んできたのかな」
「家族は何人いるかな?」
「会社ではどんなキャラかな?」
など、その人の背景を考えていくのです。
もちろん知らない人に対してやるので、単なる予想です。いろんなことを想像して大丈夫ですよ。
目の前の人を観察しながら、その背後に広がるつながりを見ていきます。目の前の人の調子が良くなさそうだったら、
「どうして調子がよくないのだろう。会社で何かあったのかな、それとも奥さんとうまくいってないのかな」
「奥さんとうまくいってなくて、お酒を飲みすぎたに違いない」
とどんどん広げていきましょう。
このようにして「時間」と「空間」を超えた思考を練習していくことで、抽象度がどんどん上がっていきます。
また、これは自分自身の思い込みや、感情にとらわれない練習にもなります。たとえば、目の前に好きじゃない人がいたとしましょう。普段だったら、「あんまり好きじゃないな」で終わりかもしれません。
しかし、「何でそう感じるのだろう」と、考えることで、一瞬の無意識の判断による思い込みや感情から離れて思考することができます。
背景を見ていけば、あまり好きじゃない人でも、その人がそんな風になった原因や、あまり好きじゃない人も家族や友人に愛されていることなどに気付き、その人のことが好きになるかもしれません。
そして、できれば目の前の人の観察からはじめて、社会とか世界という抽象度まで思考を高めていってください。
たとえば、目の前の疲れている人を見て「何で疲れているのだろう」→「やりたくない仕事をやっているからかもしれない」→「みんながやりたい仕事をできるにはどうしたらいいんだろう」
と、どんどん抽象度を高めていきます。
普段から高いレベルの抽象度から考えることを練習しておけば、目の前のことにいちいち感情的にならず、「どんな社会環境がこの人をそうさせているのか」という風に生産的に考えることができるようになります。IQも劇的にアップします。
社会レベルの視点に立てば、自分のゴールが見つかるかもしれませんよ☆そうしたら、目の前の好きじゃない人に「ありがとう!」と言いたくなるかもしれません笑。毎日電車に乗るたびに抽象度が上がるので、ぜひやってみてください!
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