好き嫌いはすぐに決めない方が良いです。
なぜなら、嫌いなものの方に、
自分が知らない大きな可能性が
あるからです。
私は、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
好き嫌いを決めるなら、
本物を味わった後でいい!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と思います。
嫌いなものは、
過去に自分が避けてきたものです。
例えば、梅干しが嫌いな人は、
梅干しを味わうこともないし、
梅干しに関する情報を
いろいろ調べたりすることも
ありません。
梅干しに色々な種類があって、
味も随分違うことも知らないのです。
ここには
巨大なスコトーマがあります。
スコトーマは、
「心理的な盲点」
のことで、
自分が見えていない情報のことです。
自分が嫌いなことでも、
他人のとっては好きなことです。
梅干しなら、
それが好きで楽しんだり
仕事にしたりしている
たくさんの人がいます。
それらがほとんど
見えなくなってしまっているのです。
ゴールの世界は、スコトーマの中、
つまり自分が今見えていないことの
中にあります。
だから、スコトーマは
どんどん外していく方がいいのです。
嫌いなものでも、
そこにスコトーマがあると思って、
排除してしまわない方が
可能性が広がります。
私がオススメするのは、
「好き嫌いを決めるのは、
本物を味わってから」
という考え方です。
というのも、本物を味わうことで、
嫌いなものが
好きになることがあるからです。
また、嫌いになった理由が、
あまり良くないものを
経験したためであることが
多いからです。
例えば、
食べ物の好き嫌いを
作ってしまうものに、
給食があります。
給食はおいしいものもありますが、
まずいものも結構あります。
私も、給食が食べられなくて、
何度も居残りさせられた
記憶があります笑。
そんなことをすれば
余計に嫌いになってしまいますよね。
しかし、給食で食べたものを、
大人になって料理屋で食べると、
「これって、
こんなに美味しかったんだ」
と思うことが多々あります。
素材と調理法が良ければおいしいのに
給食で食べたから
「まずい」
と思い込んでいたのです。
他にも、私は昔、
ビールが嫌いでした。
ビールと言えば、
キリンとかアサヒとかの缶ビール、
瓶ビールしか飲んだことが
なかったからです。
しかし、会社員時代に、
先輩にドイツビール祭に
連れて行ってもらってから、
考えが変わりました。
そこでは、ドイツの本場のビールが
たくさん出店されていました。
そこで飲んだビールが、
今まで味わったものと全然違い、
とてもおいしかったのです。
場所や雰囲気も良かったので、
「ビールっておいしいんだ!」
と感動しました。
それ以来、
缶ビールや瓶ビールを飲んでも、
そのおいしさがわかるように
なりました。
今は
ビールを飲む機会はありませんが、
ビールが嫌いという感覚は
なくなりました。
こんな風に、嫌いなのは、
良いものを知らなかっただけ
ということがあります。
本当に良いものは、
スコトーマを外して、
コンフォートゾーンを変える力が
あるのです。
だから、今嫌いなものがあったら、
「ただ知らないだけなんじゃないか?」
「本物を経験してないからじゃないか?」
と考えて、
判断を保留してみてください。
そして、本物に触れる機会を
作ってみてください。
そうすることで、
新しいゴールが見つかることが
あるかもしれません。
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