あなたは、いつもどのくらいの時間単位で考えていますか?1年単位、10年単位、100年単位・・・・・・などいろいろな長さでものごとを考えていると思います。実はこの時間単位を長くしていくことで抽象度の高い視点を身につけることができるのです。
だから、長い時間単位で考えるクセをつけてみましょう。そうすれば、大きなゴールを設定して、圧倒的に生産性の高い人間になることができます。
多くの人は、あまり長いスパンでものごとを考えていないように思います。特に、サラリーマンの方は時間単位が短くなりがちに思います。たとえば、給料日から給料日を渡り歩くことしか考えていなかったり、ひどい場合には、毎週の土日に何をするかとか、明日の仕事をどうこなすかしか考えていない人もいるでしょう。
そうするとどうしても、低い抽象度で、小さなことしか発想できなくなってきます。というのも、今月いかに上手くやるか、とか今週いかに上手くやるかという、短い期間での最適化に走ってしまうからです。そのため、やたら節約とか、手軽な副業やちょろっとFXをやろうくらいのことしか思いつくことができません。これでは現状を変えることはできません。
またよくネットビジネスの方々が「月収○○万円!」と言っていますが、もしかしたら月単位でしか考えていないのかもしれません。あるいは、彼らがターゲットにしている人たちは、「月収」のことしか考えていないと推測できます。
でもビジネスだったら最低でも1年、つまり「年収」単位で考える必要があるし、5年10年先を見越していかなければ淘汰されてしまうでしょう。
抽象度を上げて大きなゴールを目指すためには、今週とか今月の単位で考えていてはだめなのです。では具体的にどうしたら長い時間で考えられる視点を手に入れることができるでしょうか?その方法をお教えしましょう!
まずは30年くらいのスパンで考えてみてください。30年くらいのスパンで見ると抽象度が上がり、かなり大きなことを考えることができるようになります。今週とか今月単位では見えなかったものが見えてくるでしょう。
趣味だったら、30年も続けたら相当なことができますし、30年もビジネスをやっていたら卓越した経営者になることもできます。知識量も30年あればかなり蓄えられそうです。大きな社会貢献も成し遂げられそうではないですか?
こんな風に、今週や今月の単位を離れて、30年単位で考えてみてください。
それでは次に、30年単位で考えたことを「5年で実現する!」と考えてみましょう。
この時点でおそらく現状を大きく超えてくると思います。「30年だったらこのくらいできるかな」ということを6分の1の期間でやろうと思ったら、現状考えられるやり方では実現できなくなるからです。この現状を超えた5年後の自分を仮にゴールとしてください。
では次にもっとゴールのリアリティを上げてみましょう^^
5年後のゴールから逆算して、今あるべき自分の姿をイメージしてみてください。たとえば、5年後に東証に上場しようと思ったら、今頃企業して年商1億くらいは上げていなければいけないな、と考えるのです。こうすることで、現状の外側のリアリティが強まり、現状の世界が崩れていきます。
そして、5年後の自分の姿と、現在あるべき姿自分の姿を毎日イメージしていくことで、現状を超えた思考ができるようになっていきます。さらに5年後のゴールを実現した自分から見た30年後のゴールを発想するとなおいいですね^^
もちろん30年というのは時間の制約がありますので、もっと抽象度を上げて「時間や空間を越えたゴール」を設定してもいいですよ^^ただしそのときにも、中間のゴールを設定してリアリティを高めると上手くいくと思います。
今回ご紹介した方法を使って常に抽象度の高い状態を保ってみてください。スコトーマが外れて、今まで考えられなかった大胆なことも考えられるようになっていくでしょう!