ビジネス

お金は「落ちている」のに誰も気づかない

独立したいとか、副業でお金を稼げるようになりたいと思ったことはありませんか?しかし、給料以外でお金を稼いだことがないと、お金を稼ぐのは難しい、そんなことできないと思ってしまう人もいるでしょう。今回はコーチングの視点から、お金を稼ぐ方法についてお話します。

お金を稼げないのは、稼ぎ方が見えてないから

お金を稼ぎたいのに、それができないと思ってしまうのは、当たり前ですがお金の稼ぎ方が見えていないからです。もし、お金を作る方法を知っているなら、それをやればいいだけですね。しかし、それがわからないからお金を稼げないわけです。

これは当然のことのようにで、重要なことです。要は、お金を稼ぐ方法さえわかればあとはやるだけでお金を稼ぐことができるのです。つまり、お金を稼げない性質の人とか、生まれつきの才能というよりも、方法さえわかれば誰にでもできるということです。

お金を稼ぐために必要なのは、「お金は稼げない」という思い込みを外すことだけです。「稼ぎ方が見えない」というのは心理学で考えると「スコトーマ」があるということです。スコトーマとは、認識できない盲点のことです。例えば、同じ会社にいても社長には社長になる方法がわかるけど、平社員には社長になる方法がわからないのです。

お金に気づかないスコトーマの原理

お金は目の前に落ちているのに多くの人は「お金のスコトーマ」があるために見えていません。
「いやいや、お金はそんな簡単には手に入らないよ」

え、本当に落ちているんです。お金を稼ぐチャンスだけじゃなく、文字通りお金はたくさん落ちています。お金を拾うことで生活している人もいるくらいです。お金や貴金属を拾うことで、サラリーマン以上の収入を得ているホームレスもいます。

でも多くの人はお金の存在に気づきません。なぜかというと、落ちていると思っていないからです。試しに落ちていると思って街を歩いてみてください。どこかにあるはずです。

恥ずかしい話ですが、私はちょっと抜けているところがあって、自販機などで小銭を取り忘れることがあります。コンビニのコピー機でおつりを忘れることもよくあります笑。私みたいな人は世の中に一定割合いると考えると、結構お金ってそこらじゅうにあるんではないかと推測できます。一生懸命探せば、お金は必ず見つかるはずです。

もちろん今回は「落ちているお金を拾おう」という話ではないですよ笑。お金を稼ぐことを考えると、「お金拾い」はあまりに効率が悪いし、ほとんどの人にとってつまらないですからね。

お金を稼ぐ方法はありふれている

街を歩けばたくさんのビジネスに出会うことでしょう。レストランや服屋、電気屋などいくらでもあります。しかし、お金を稼ぐことがスコトーマになると、同じ街にいても「お金を稼ぐ方法なんて、給料以外ないよな」と思ってしまうのです。お金を稼ぐ方法があると思って探してみれば必ず見つかります。

街に出なくても、あなたの部屋を見渡せばすぐにお金を稼げることがわかります。あなたが持っている不要なものを売れば、まとまったお金を得ることができます。多い人で数十万くらいのお金を得られる人もいるでしょう。

ためしにお金になるものがある、という視点で部屋の中を歩きまわってみてください。次々にお金になるものが目に飛び込んでくると思います。「これも売れるんじゃないか」「あれもいける」と思うはずです。

このように、お金を稼ぐという視点を持てば、目の前にたくさんのお金を稼ぐ機会があるのがわかります。同じ物であっても、お金を稼ぐという視点があるかないかで、全く違う見え方をするのです。

お金を稼ぐことはシンプルで子供でもできる

お金を稼ぐことをあまりにも難しく考えてしまうと、「できない」とスコトーマができてしまいます。大学に行ってたくさん勉強して、経営学を学んで・・・とすごいことをしないと稼げないわけではありません。実は子供でもできることなのです。

実際私は、小学生のころあるお小遣い稼ぎをしたことがあります。近所の神社でのお祭りのときに、大人が飲み物を飲んでいるのを見ていいことを思いつきました。

「コーラの大きなペットボトルを買って、それを小さなコップに入れて売ればお金が増えるぞ!」

なんて画期的なんだと興奮しました。逆に悪いことなんじゃないかと思うくらいでした。150円くらいでペットボトルを買ってそれを小分けにして売るのはずるい気がしたのです。しかしやってみたくてしょうがなくなりました。

これを友達に話して、近所の売店に行ってコーラを買ってきて、大人からプラスチックの半透明の使い捨てコップをもらってきました。そして、周りの大人たちに声をかけ始めたのです。

コップ一杯50円と格安でした。50円でも大きなお金だと思っていたのですが、今考えてみると安いですね(笑)大人たちに声をかけて、売り歩きました。そうしたら300円くらいになった記憶があります。これはすごいと思いましたね。

結局そのお金はどこかにおいておいたら、お祭りの間になくなってしまいましたが……

目の前にあるビジネスに気づいた友人

また、私の友人で洋服が好きな女性がいます。彼女はビジネスをはじめたいと思っていました。でも彼女は「自分はビジネスをするには勉強が足りない」と言っていました。

そのとき私は、彼女が古着を安く買うのが上手なことを知っていたので、「その古着売れば?」と彼女が着ている古着を指差して言いました。そして、ほんのちょっとした仕入れ方や売り方を教えた結果、彼女は3倍4倍で売れる古着を次々販売できるようになりました。

私はすごいアドバイスをしたわけではありません。ただ、目の前に「お金が落ちている」ことを教えてあげただけなんです。お金を稼げないと思い込んでいる人も、ちょっと視点を変えてスコトーマを外すだけで、すぐに「お金が落ちている」ことに気づけるようになります。

ためしに明日、自分が実業家だと思って生活してみてください。きっとお金を稼ぐ方法がわかりますよ。

事業所得と給与所得

日本では働いている人の9割くらいが雇用されている人です。社会人といえば当たり前のように労働者のことを指すしたり、マスメディアの情報なども受け手が労働者であることが前提になっているように思います。学校の教育も、事務処理をしたり規律を守ることに偏っていて、商売を教えてくれるわけではありません。

そのため、多くの人はお金を稼ぐといったら、給料をもらうと自動的に考えてしまっているように思います。しかし、給料以外にもお金を稼ぐ方法はたくさんあります。この記事でも給料以外の収入のことを、お金を稼ぐと言っているのですが、それは誰にでもできることなのです。

ビジネスで得た収入である事業所得の方に目を向けてみてください。ビジネスで収入を得ている人は山ほどいます。

もちろん、大金持ちになるとかそういうことであれば大変だとは思いますが、単純にお金を稼げないという思い込みを外すのは難しいことではありません。考え方を少し変えるだけで、お金を稼ぐ手段がたくさんあることに気づくでしょう。さらに実際に1万円でも2万円でも稼げれば、マインドは変わってしまうでしょう。

お金を稼ぐ方法はあなたの目の前にある

お金を稼ぐ方法がわからないのは、お金のスコトーマがあることが原因です。スコトーマとは、認識できていない盲点のことです。スコトーマが外れれば、お金を稼ぐ方法がわかります。お金を稼ぐのは、方法さえわかれば特別な才能など必要なく誰にでもできることです。

難しく考えてたくさん勉強をしようと思わなくても、給料以外でお金を稼ぐこと自体は子供でもできます。学歴も関係ありません。

自分にはお金を稼ぐことができる、そして今方法が見えていないだけで本当はそこらじゅうにあるんだというマインドで生活してみてください。そうしたら、お金を稼ぐ方法が次々と発見できるでしょう。

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