売れる差別化の仕方
今回は、売れる差別化の仕方についてお話しします。
コーチングビジネスで成功するには、お客さんから選ばれる必要があります。選ばれると言う事は選ばれる理由があると言うことです。
コーチはたくさんいるので、人と同じことをしても売れません。なので差別化して、自分の独自の売りを作る必要があります。
しかし差別化のコンサルとかを受けてキャッチコピーを作っても売れないと言う人はよくいます。なので差別化をすると言っても、ただ人と違うだけでは意味がないわけです。
成功しやすい差別化と成功しにくい差別化があります。今回は稼げる差別化の考え方についてお話しします。
なぜ差別化をするのか
なぜ差別化が必要かと言うと、お客さんがあなたにコーチングを受けたいと思ってもらうためです。
今はコーチングができるとか資格があるとかで売れるわけではありません。資格を持っている人やコーチングができる人はたくさんいるからです。
コーチングビジネスでは資格発行が盛んなので、お客さんのニーズにかかわりなくコーチが量産されているわけです。そのため圧倒的に供給過多になっています。
そしてお客さんは、ネットで検索していくらでもコーチを比べることができるわけです。そうした中で
「コーチングができます」
「何とかの資格を持っています」
「なになにの技術があります」
と言ってもほとんど意味がありません。
そういう人がたくさんいるので、大勢の中に埋もれるだけです。
売れるためには、あなたのところに行かないと手に入らないことや、ぜひ買いたいと思われるような商品が必要になります。
そのために差別化をして他の人と違う売りを作っていくわけです。
差別化をしない人は、同じようなコーチングメニューや、同じような情報発信をします。それが正しい情報であったとしても、他にも同じ人がいるわけです。
何でも悩みに答えます、〇〇認定コーチのコーチングします、というホームページを作るだけでお客さんは来ません。
売れる差別化の方法
差別化をするためには、まず自分がやりたいポジションを決めます。例えばビジネスコーチングや子育てコーチングと言うふうにジャンルを決めていきます。
そして自分と同じようなポジションで売れている人を探してください。同じジャンルで成功している人を見つけたらまずはその人の商品をモデリングします。
しかし全く同じ内容では売れないので、そこから自分なりの差別化をします。
例えばサポート内容を変えたり、セッション回数を増やしたり、お客さんの悩みを絞ったりといったことを行います。
こうすると違う内容のコーチングができます。
大事なのは売れている人を参考にすることです。なぜなら売れていると言う事はその商品にニーズがあるからです。
ニーズがあるところで差別化できれば売れる可能性は高くなります。
売れないのは、売れてない人を基準にしてしまうパターンです。売れてない人の中で差別化をしても、もともとニーズがないので稼げるようにはなりません。
だから稼げない仲間同士でつるんで差別化をしても意味がないと言うことです。
稼げるようになりたいなら、売れている人を基準にしてください。
そして差別化と言っても、全く新しいものを作るわけではありません。差別化は売れるためにやることです。
なのでモデリングをしないとニーズがないところに入りやすくなります。ニーズがなければ、がんばっても売れるようにはなりません。
差別化と言うと難しく考えすぎる人も多いですが、まずは成功してる人を基準に考えましょう。
差別化だけでは成功しない
ビジネスコンサルなどでキャッチコピーや差別化をしている人もよくいます。高額塾で教えていることもあります。
ところがそのポジションでやっても、売れるようにならない人が多いです。それはさっきも言ったようにニーズがないところでは差別化しても意味がないと言うことです。
そして差別化ができたとしても、それ以外のビジネスの仕組みを全て揃えなければ売れません。
せっかくいいと思ってお客さんが体験セッションまで来たとしても、セールスのところでつまずけば、いくら人が来ても売れません。
また情報発信が足りなかったり、マインドセットが間違っていても、稼げるようにはなれません。
なので差別化をしたら、そこから売れる仕組みを完成させることです。あなたも自分が商品を選ぶときにキャッチコピーがいいからとか、良さそうだからと言うだけでは買わないでしょう。
まして高額商品を買うときにはかなり信用がないと買えません。差別化しても、うまくいかない人はビジネスの本質がわかっていないと言うことです。
まずはあなたを知ってもらうことから始まります。立派なホームページをお金を出して作っただけではお客さんは来ません。なぜなら認識すらしてもらってないからです。
なのであなたを知ってもらうためにワードプレスのブログを作って情報を発信してください。これが入り口になるので、コンスタントに続けることが重要です。
そして信頼関係をさらに深めるために、有益な情報をステップメールやメルマガで発信し続けることです。そうするとあなたの商品を必要としている見込み客にのリストを作ることができます。
見込み客リストができれば、商品に興味がある人に商品の提案ができるようになります。そうすることで成約率が高くなります。
稼げないコーチは、誰でもいいから売ろうと思うのでなかなか売れないわけです。
さらにあなたのサポートが欲しいと言う人は、お金を払って商品を買ったり、体験セッションに来たりします。 最後にクロージングが成功すれば、あなたのクライアントになるわけです。
これがビジネスの全体の流れです。
差別化をしてそれを実現させるには、こうした売れる仕組みが必要になります。後はあなたが稼げるようになるために本気でビジネスを続けることです。
なので差別化したら売れるとかキャッチコピーが良いから売れると言うことは勘違いです。
差別化を売っている人は、差別化をすると売れると思っている人に自分のスキルを売っているだけです。しかし差別化したからといって、それで成功できるわけではありません。
それは集客術とか、セールス術などでも同じことです。こうしたビジネスのスキルばかり見ていても稼げるコーチにはなりませんよ。
ビジネスは1つで売れるわけではなくて、全体の流れが全てうまくいかなければ成功しません。
もちろん差別化はその1つなので、今回お話ししたような成功しやすい差別化をしてくださいね。
差別化は難しく考える必要がありません。まずは売れている人を見つけることです。そして売れている人をモデリングしてください。
売れてない人と違いを作っても意味がありません。売れている人のからずらすことで、あなたが独自の差別化をすることができます。