マーケティング

無料メディアと、有料集客の正しい使い方

無料メディアと、有料集客の正しい使い方

コーチングの集客をするとき、多くの人は無料の媒体を始めます。集客の方法には有料と、無料の方法があります。無料の方法は例えば、Twitter、Facebook、アメブロなどです。

有料の方法は、Facebook広告やインスタ広告、PPC広告などの広告や、ワードプレスなどの有料ブログがあります。

無料の方法で始めると、リスクもないので良いのですが、無料の方法は、そのメディアの規約に制限を受けたり、最悪の場合、凍結されることもあります。

私自身も、アメブロを昔やっていたのですが、アメブロから突然記事を非表示にされてしまったことがあります。そのため、アメブロは続けられなくなってしまいました。

ワードプレスを並行してやっていて、バックアップをしたので良かったのですが、無料のメディアでは、こうしたリスクがあるのです。

これは無料のメディアなら、どこでも起こりうることです。このリスクに怯えながらビジネスをしなければならないのです。

無料のメディアはスタート時やテストに使う

ビジネスをスタートしたばかりで、お金がなかったり、まだ集客できるかわからないような時には、無料のメディアを使うのはありです。

というのも、最初からお金をかけてしまうと、全く集客できなかった時に、お金がなくなってしまう可能性があります。無料である程度集客ができてから、有料にシフトするのが良い場合もあります。

無料サービスは、コミュニケーション機能があったり、コミュニティを作れたりするので、最初の集客に使うことができます。Google検索で上位に来るのは、時間がかかるので、無料メディアの方がスピードは早いです。

また、自分が作った商品のテストに使うこともできます。有料で広告を出して売り出してもいいのですが、無料でアクセスを集めておいて、それがどれくらいの集客になるか、テストするのです。

それで全く申し込みがないようだと、有料にしても申し込みは来ないでしょう。何かターゲットや、商品作りが間違っていると考えられるのです。

無料の集客で売れることがわかってから、有料にシフトすれば、リスクを減らすことができます。

ただ、ずっと無料のメディアに依存してしまうと、いつそれが使えなくなるかわかりません。例えば、サービス自体が終了となる可能性もあります。また、商用利用ができなくなる可能性もあるのです。

どのサービスでも、最初のうちは利用者を増やすために、ゆるく運用されています。それで、利用者が増えてきたら、規約を厳しくしていくのです。

今ビジネス用に使えているSNSなどでも、時間が経つといろんな制限が出てきます。そうした時に、そのメディアだけに依存していると、一気にビジネスが危うくなるのです。

また、メディアからメディアに渡り歩いている人などもいますが、何度もそういうことをしなければならず、かなり手間がかかります。

やたらフォローとか、友達申請を繰り返す、というような手法もありますが、これをやったからといって集客できるわけでもなく、アカウント停止されるリスクもあります。第一、スパム行為なので、やっている方も嫌でしょう。

無料のメディアは、このように安定しないので、有料のメディアや広告などにシフトするほうが安定します。無料のメディアは持っていてもいいですが、それだけに頼っていてはいけません。

無料を使うなら、有料のブログや広告を持っておいて、Twitterやインスタを使う、というふうにしたほうがリスクが少なくなります。

どこかの時点で、無料ブログやSNSなどから、ワードプレスやメルマガスタンドを使った集客や、広告での集客に移行したほうがいいのです。

ビジネスでお金を回す投資のサイクル

ビジネスをするということは、投資と回収のサイクルを回していくということです。このビジネスマインドがないと、ビジネスが安定していきません。

例えば、あなたは稼いだお金を何に使いたいでしょうか?旅行に行ったり、買い物をしたり、ブランド物を買う、というのもいいですが、それではビジネスになりません。

なぜなら、それらは浪費になるからです。買い物をすると、お金は出て行きますが、それが売り上げになって戻って来る訳ではありません。

ではビジネスがうまくいくにはどうしたらいいか、というと、稼いだお金は投資に回すのです。それは有料のメディアだったり、広告、ホームページを改善するなどに回していきます。

そうすると、そのお金がさらに次のもっと大きなお金を生むようになります。

労働者マインドいると、給料で生活しているので、その給料は生活費や貯金に回してしまいます。事業家のマインドでは、収入は投資に回していきます。だから、ビジネスが安定したり、大きくすることができるのです。

給料というのは、能力で決まっているのではなく、生活費で決まっています。だから、働かないおじさんも、バリバリ働くビジネスマンも、そんなに給料が変わらないのです。

この仕組みにはまっていると、収入は全て生活費という頭になってしまいます。するとビジネスに使えるお金はなくなります。

投資マインドではこのように考えます。

例えば、月100万円の売り上げが入ってきたとしましょう。すると、その一部をビジネスに回します。

100万円のうち30万円を広告に入れます。すると、30万円で100万円の売り上げが上がります。合計で、月200万円の売り上げになり、利益は広告費を引いて170万円です。

このようにしていくと、どんどんビジネスが拡大していくことがわかるでしょう。また、ここでランディングページを改善すれば、申し込み率が上がります。100アクセスで1申込だったのが2申込になれば、2倍の売り上げになるのです。

これが事業をする上での、うまくいく考え方です。トマ・ピケティという人が、『21世紀の資本』という世界的ベストセラーを出しましたが、その本は、給料より資本に回るお金の方が常に多い、と言っています。

自営業をしていても、労働者の考え方でやっていると、自分の収入は増えていきません。生活で精一杯になり、いずれ、稼げなくなってしまいます。

生活費が回らなければ、いずれビジネスができなくなり、サラリーマンに戻るかもしれません。

ビジネスの投資に回すことで、収入を増やすことができるのです。

SNSなどが使えなくなる理由

SNSなどの、無料の集客法は、だんだんと使えなくなっていきます。というのも、それを使っている人がものすごく多いからです。

コーチやカウンセラーなどをしている人は、みんなこぞって無料のSNSを使っています。特にFacebookを使っている人が多いです。

そうすると、競争になってきて、売れない人もかなり出てきます。実際に、SNSを熱心にやっているけど売れない人を多く知っています。

こんなご飯を食べましたとか、旅行に行きました、ということをやって、友達申請をしていく、という方法ですが、あまりに多いので、スパム扱いになっていきます。何か売るための仕組みがある、と気づく人が多くなっているのです。

このような方法を取っていると、ずっとそういう集客法をしていかないとならなくなるのです。それよりも、ワードプレスを持ったり、広告を出したりした方が、ビジネスはうまくいきます。

いつまでも、自分の日常生活をアップしているうちに、ビジネスマインドを持っている人は、お金をかけて、自動で売れる広告の仕組みを作ったり、ブログという資産を作ったりしているのです。

事業家の考え方ができる人と、無料でやっている人では、どんどん差が開いていきます。今まではコーチングの業界はビジネスの考え方があまり入ってきていませんでしたが、今は一般的なビジネスの考え方が入ってきています。

やはり、ピケティの言ったように、事業家の方が、労働者よりも収益が多くなるのです。

コーチもビジネスなので、ビジネスマインドを身につけていきましょう。

文章を書くコツ前のページ

スコトーマをコントロールして勉強やビジネスに使う次のページ

関連記事

  1. マーケティング

    やれることで欲しい人を探す

    やれることで欲しい人を探すあなたは、コーチングの収入を増やすた…

  2. マーケティング

    ブログを続けられない理由

    ブログを続けられない理由今回は、ブログを続けられない理由につい…

  3. マーケティング

    コーチが副業で成功するには

    コーチが副業で成功するには最近コロナウィルスの影響で、経済が落…

  4. マーケティング

    言いたいことを言った方が稼げる

    言いたいことを言った方が稼げるコーチングビジネスの情報発信では…

  5. マーケティング

    コピーライティングが不要な理由

    ウェブのマーケティングといういうと、コピーライティングを学ばないといけ…

  6. マーケティング

    ブログで長文を書くには

    ブログで長文を書くには今回は、ブログやメルマガで長い文章を書く…

稼げるコーチ養成講座メルマガ登録

Amazon著者ページ(電子書籍一覧)

全記事一覧

有料記事一覧

  1. 目標設定

    「電車瞑想法」で通勤中にIQアップとゴール発見ができる!
  2. 目標設定

    意外と知られてない!「正しいゴール」設定方法とは?
  3. ビジネスマインド

    儲かるコーチと儲からないコーチの一番の違い
  4. マーケティング

    ZOOMコーチングが伸びます
  5. ビジネスマインド

    他責思考の情弱は相手にしない
PAGE TOP