高いゴールを設定して、いまいち臨場感が持てないときにどうしたらいいでしょうか。それにはゴールから逆算した小ゴールを設定し、そこに臨場感を持てばいいのです。
高いゴールを設定すると、イメージできないのは当然です。ゴールは抽象度が高くて、自分のコンフォートゾーンの外側にあります。逆に、想像もつかないくらいのゴールでないと、ゴールとは言えません。
しかしここで問題があります。ゴールが高すぎてそこに臨場感が持てないと、無意識の力を使うことができません。ゴールをイメージできてなおかつそこに強い情動を感じないと、無意識はそれがリアルだと思わないのです。
ではゴールを下げればいいのでしょうか。詳細にイメージできるくらいのゴールを設定すれば、無意識の力を使えるような気がします。でもそれは違うのです。
イメージが詳細に出来るようなゴールは現状の内側にあります。つまりコンフォートゾーンなので、自分自身は何も変化する必要がなく、エネルギーは生まれないんです。
ではどうすればいいでしょうか。この問題はゴールから逆算して途中経過に自分に臨場感を持つことで解決できます。言い換えると、大きなゴールに向かう過程の小さなゴールを設定し、小さなゴールのイメージを作ってリアリティを上げるということなんです。
では試しにやってみますね。
まずはゴールを設定します。ゴールは自分にとってとてつもなく高いものにしましょう。たとえば、10年後物理学の歴史を塗り替えるような大発見をする、というゴールを設定したとします。
そこから逆算して、現在の自分のあるべき姿を想像します。10年後に大発見をするなら、少なくとも現時点で物理学がバリバリできていないといけないなとか、博士号は持っていないといけないな、と想像するのです。現時点であるべき姿を小さなゴールとします。
そしてさらに、1年後にはどうあるべきか、2年後にはどうあるべきか・・・・・・というふうにゴールの途中経過を小さなゴールにして、そのイメージを作ります。
そして、小さなゴールのイメージと、現状の自分とのギャップをしっかり認識します。そうすることによって、無意識はイメージと現実とのギャップを感じて、急いで修正しようとするのです。
ただし、注意点は、小さなゴールも現状の外側にするということです。そうしないイメージと現実とのギャップが生まれません。小さなゴールと言っても、「できることからやろう」「現実的な目標を定めよう」ということとは違うので気をつけてくださいね♪
あなたもやってみましょう!
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小さなゴールを設定しよう
★期限付きのゴールを設定する(ゴールは仮のゴールでかまいません)
★そこから逆算して、今ある自分の姿をイメージする
★1年後、2年後・・・・・・の姿をイメージする
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小さなゴールに向かっていく過程や、達成したときに、また新しい世界が見えてきます。
いきなりゴールに臨場感が持てなくても、だんだんと今まで見えなかったものが見えるようになって、ゴールの世界が見えてきますよ^^
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